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アルゼンチンでは、ワールドカップは“テレビで見るだけの大会”だけではなく、町全体で始まる大きなお祭りだと感じます。
スーパーへ行けば、ポテトチップス、マヨネーズ、スパゲティ、冷凍ハンバーグまで、さまざまな商品がアルゼンチン代表仕様。さらにエコバッグまで水色と白の代表デザインになっていて、買い物かごの中まで「Vamos Argentina!」状態です。
日本ではサッカー観戦というと、スポーツバーや家のテレビの前で盛り上がるイメージかもしれませんが、アルゼンチンではもう少し生活に食い込んでいる印象です。試合の日は、授業も仕事も会議も、どこかそわそわ。特にアルゼンチン代表戦となると、町の空気が一段階変わります。
今回のアルゼンチンの第2試合は6月22日(月)14時からです。私の日本語の授業が試合にかぶる時間なのですが、……おそらく誰も来ないでしょう。来たとしても、心はすでにピッチの上なのですから、これはもう無理に授業に参加させるのは諦め、大学の喫茶室のテレビや、大会議場に設置されるスクリーンのテレビの前で応援しているほうが自然かもしれません。公立の小学校と中学校ではテレビ越しに応援することになるそうです。
前回の試合の際は、午後は仕事を休みにした会社もあったそうです。スーパーのレジでは店員も上の空になっていましたし、小さい商店はさっと買い物してさっと帰って! というそっけない態度をとられるかもしれません。
サッカーを愛するアルゼンチンの人達にとってワールドカップは一種のお祭りです。家族、友人どおしが集まって、アルゼンチン代表以外の試合もよく見ます。
第1試合
6月16日(火)22時~
アルゼンチン vs アルジェリア
第2試合
6月22日(月)14時~
アルゼンチン vs オーストリア
第3試合
6月27日(土)23時
アルゼンチン vs ヨルダン
第2試合に関しては月曜日の14時という、まさに「仕事も授業もいったん止まりましょう」といわんばかりの時間帯です。アルゼンチンにいる方は、この時間の外出や移動にも少し注意したほうがよいでしょう。試合前後は、バー、カフェ、広場、公共交通機関などがいつもより混み合う可能性があります。
第1試合
6月14日(日)17時~
日本 vs オランダ
強豪オランダとの試合で2対2の引き分けは素晴らしい健闘であったとアルゼンチンメディアは讃えています。
第2試合
6月21日(日)1時~
日本 vs チュニジア
第3試合
6月25日(木)20時~
日本 vs スウェーデン
準々決勝
7月9日(木・アルゼンチン独立記念日)17時~
7月10日(金・観光休日)16時~
7月11日(土)16時~
7月9日はアルゼンチンの独立記念日で祝日。さらに10日も休日扱いとなるため、ブエノスアイレスではかなり盛り上がる週末になるでしょう。
サッカーと祝日が重なると、アルゼンチンではそれだけでひとつの社会現象です。
準決勝
7月14日(火)16時~
7月15日(水)16時~
決勝
7月19日(日)16時
上記はすべてアルゼンチン時間
ブエノスアイレスでワールドカップを体験する魅力は、単に試合を見ることではありません。
スーパーの商品棚、町角の国旗、カフェのテレビ、バスのなかの会話、試合前のそわそわした空気。そうしたすべてが、アルゼンチンのサッカー文化であり、情熱がきっとDNAに入っているのではないかと思います。
筆者が訪れたスーパーマーケットもアルゼンチン代表仕様! 日常の食パン、固形スープの素、定番クラッカー、パスタなど、アルゼンチンの人達は水色と白の商品を手に取りがちです。
ぜひこの時期ならではの熱気を現地で体験してみてください。