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サンディエゴ観光というとビーチや動物園が有名ですが、「カブリオ国定公園(Cabrillo National Monument)」も見逃せません。ポイントロマ半島の先端近くに位置し、サンディエゴらしい海の絶景と歴史を一度に楽しめる国定公園です。私も何度も訪れていますが、高台から広がる青い海を眺めながらゆったり過ごせるのでお気に入り。風が吹くと、水平線の彼方から海の香りを運んできてくれるサンディエゴらしいスポットです。
カブリオ国定公園はサンディエゴ湾や太平洋を見渡せる絶好の展望スポットとして知られており、観光客だけでなく、地元の人も集まる憩いの場となっています。
カブリオ国定公園に到着したら、最初に立ち寄りたいのはビジターセンター。館内にはお土産コーナーがあり、レンジャーも常駐しています。質問にも気軽に答えてくれるので、初めて訪れる方でも安心です。
ビジターセンターに隣接する展示スペースには、地域の歴史や船の構造に関する展示を見ることができます。
ビジターセンターから少し離れた屋外にはクジラに関する展示もあり、サンディエゴ沿岸に生息する海の生き物について学べる内容になっています。知識を深めながら園内を歩くと、目の前に広がる景色もまた違った表情に見えてきます。海から吹く風に包まれながら歩く時間は、心地よく感じられました。
公園のシンボルともいえるのが、探検家ロドリゲス・カブリオの白い銅像です。1542年にヨーロッパ人として初めてアメリカ西海岸に到達した人物として知られ、その功績をたたえて建てられています。
像の周辺は展望スポットになっており、サンディエゴ湾にコロナド橋、ダウンタウンの街並みや空港まで、ぐるりと見渡すことができます。晴れた日には、青い空とキラキラと輝く海が広がり、時間の流れまで穏やかになったような気分になります。海上をゆったり進むヨットやボートを眺めているだけでもリラックスした時間が過ごせます。
冬から春にかけてのクジラの回遊シーズンには、運が良ければ沖合にクジラやイルカの姿が見られることもあるそうです。
ビジターセンターから徒歩で行ける距離に、歴史ある旧ポイントロマ灯台(Old Point Loma Lighthouse)があります。1854年に建設が開始され、サンディエゴ湾へ出入りする船の目印として活躍した灯台ですが、現在は役目を終え、歴史的な建物として公開されています。こぢんまりとした灯台は、絵本に出てきそうな可愛らしさがあり、写真撮影にもぴったりです。白い灯台の向こうに広がる海と空の青さが印象的で、午後のやわらかな光が建物を優しく照らしていました。
外から眺めるだけでも魅力的ですが、実は内部も一般公開されています。館内には当時の暮らしを再現した部屋があり、暖炉のある居間や子供部屋などを見ることができます。まるで19世紀の灯台守の生活をのぞいているような感覚です。
特に印象的だったのが灯台内部の階段です。螺旋階段になっていて非常に狭く、人がすれ違うのが難しいほど。上り下りの際は譲り合いながら進みましょう。歴史ある建物ならではの造りに触れられるのも、カブリオ国定公園の魅力です。
カブリオ国定公園でもう一つ人気なのが、海岸沿いにある潮だまり(タイドプール)です。干潮時には岩場にできた潮だまりを観察でき、カニや貝、小さな海の生き物を探しながら自然と出合うことができます。
自然観察ができるため家族連れにも人気で、私が訪れた際も多くの子どもたちが夢中になって生き物を探していました。また、近くにはレンジャーが見守ってくれていたので安心でした。
アメリカはこういった自然に触れ合える場所があちこちにあり、楽しいだけではなく、学びにもつながる貴重な経験ができます。サンディエゴの豊かな海の生態系を身近に感じられる場所ですね。
カブリオ国定公園は車でのアクセスが便利です。園内には広い駐車場が整備されており、週末でも比較的駐車しやすいです。
公共交通機関を利用する場合は、MTSの84番系統のバスを利用してアクセスできます。ただし本数は限られるため、事前に運行状況を確認しておくと安心です。
また、公園は海に突き出した高台に位置しているため、風がかなり強い日があります。サンディエゴは年間を通して温暖な気候ですが、午前中や夕方は思った以上に肌寒く感じることも。特に冬や曇りの日は、薄手のジャケットやウインドブレーカーを持参するのがおすすめです。
■Cabrillo National Monument(カブリオ国定公園)
住所:1800 Cabrillo Memorial Dr, San Diego, CA 92106, USA
TEL:+1 619-523-4285
アクセス:サンディエゴ中心部から車で約20~30分。公共交通機関ならMTSバス84系統
営業時間:9:00~17:00
休業日:年中無休
(クリスマスなどは休業の場合あり。)
入場料:乗用車1台20ドル(7日間有効)、徒歩やバスでの入園の場合は1人10ドル
駐車場:あり(無料・園内各所)
URL:https://www.nps.gov/cabr/index.htm