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「今年もこの季節がやってきた」と感じさせる光景が、サンフランシスコの街中に広がっています。6月下旬の今週、市内はプライドウィーク一色。レインボーカラーの装飾が街角を彩り、多くの企業や店舗も多様性を祝うディスプレーを展開しています。さらに、今年はFIFAワールドカップの開催も重なり、世界各地から訪れる人々で街は活気にあふれています。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。
LGBTQ+の権利向上や多様性を祝い、理解を深めることを目的としたイベント週間「プライドウィーク」、サンフランシスコは世界有数のLGBTQ+コミュニティを持つ都市として知られ、毎年6月下旬に開催されるこのイベントには世界中から多くの人々が訪れます。
期間中は、レインボーフラッグで彩られた街並みの中で、ライブイベントやマーケット、コミュニティイベントなどが各地で開かれ、最終週末には数十万人規模が参加するプライドパレードが開催されます。
■ サンフランシスコ・プライド・セレブレーション
例年同様、今年も正午から午後6時まで、シビックセンタープラザでライブパフォーマンスやドラァグショー、コミュニティブース、フードベンダーなどが並ぶイベントが開催されます。家族連れでも楽しめる内容となっており、入場は無料です。なお、会場に入るには荷物検査を受け、持ち込める手荷物は透明バッグのみとなっているためご注意を。
■ ダイク・マーチ(Dyke March)
レズビアンコミュニティを中心に、多様なジェンダーやセクシュアリティの人々が参加する毎年恒例のマーチです。午後3時からドロレスパークでラリーが行われ、その後午後6時にマーチがスタートします。
■ プライド・セレブレーション(2日目)
シビックセンタープラザでは、正午から午後6時まで音楽ライブやLGBTQ+コミュニティ団体による展示、マーケットなどが引き続き開催されます。
■ 第56回 サンフランシスコ・プライド・パレード
プライドウィーク最大の見どころとなるのが、世界最大級の規模を誇るサンフランシスコ・プライド・パレード。約250の団体が参加し、数十万人の観客が沿道を埋め尽くします。
パレードは午前10時30分にBeale StreetとMarket Street付近を出発し、Market Streetを西へ進んでシビックセンターまで行進します。当日はダウンタウン一帯で大規模な交通規制が実施され、周辺道路や公共交通機関の混雑が予想されます。お出かけの際は、時間に余裕を持って行動することをおすすめします。
プライドウィーク期間中のサンフランシスコは、街全体がお祝いムードに包まれます。ダウンタウンやカストロ地区を中心にレインボーフラッグやプライドカラーの装飾が施され、企業やホテル、レストラン、カフェなどもレインボーをテーマにしたディスプレーや限定商品でイベントを盛り上げます。
街を歩く人々もレインボーカラーの衣装やアクセサリーを身に着け、ドラァグクイーンや色鮮やかなコスチューム姿の参加者を見かけることも珍しくありません。ライブミュージックやストリートパフォーマンスが各所で行われ、初めて訪れる人でも気軽に楽しめる、明るく開放的な雰囲気が広がります。
グループステージもいよいよ終了し、6月28日からは決勝トーナメント(ラウンド32)が始まります。ベイエリアでは7月1日、サンタクララのLevi’s Stadium(大会期間中の名称は「San Francisco Bay Area Stadium」)でラウンド32の試合が開催される予定です。
一方で、スタジアムの飲食価格も話題となっています。Levi’s Stadiumでは、ビール1杯が24.50ドル、500mLのボトルウォーターが7ドルと、アメリカの11開催都市の中で最も高額なスタジアム飲食価格となっています。
また、サンフランシスコ市内でもワールドカップ熱は高まっており、Thrive CityやMission Rock、サンノゼ市のSan Pedro Squareでは無料のパブリックビューイングが開催されています。特にアメリカ代表戦やメキシコ代表戦では数千人規模のサポーターが集まり、街中が歓声と熱気に包まれました。
プライドウィークとFIFAワールドカップ関連イベントが重なる今週末、夏本番を迎えたサンフランシスコは、例年以上のにぎわいを見せています。霧が出て肌寒い日が続いているものの、ホテルやレストラン、公共交通機関には多くの人が行き交い、街全体が国際色豊かな活気にあふれています。