キーワードで検索
ポートランドはコンパクトな街だ。今回滞在したJupiter NEXTを拠点に歩いてみると、バーンサイド・ブリッジを渡ってダウンタウンまで無理なく散策でき、一日で十分楽しめることがわかった。ホテル周辺にはローカルグルメも多く、朝の散歩から夕食まで徒歩で楽しめる。実際に歩いて見つけた、おすすめの街歩きルートを紹介します。
近年再開発が進むセントラル・イーストサイドは、倉庫街の面影を残しながら、おしゃれなレストランやクラフトビールの店が集まる注目エリア。ポートランド空港からE Burnside StのJupiter NEXTへは、MAXライトレール・レッドラインと#70のバスで約1時間。
このホテルは、典型的なブティックホテルです。ホテル全体が植物に囲まれていて、都会なのにどこかリゾート気分。お部屋は天井から足元まで一面ガラス張りで、朝カーテンを上げる街並みと夕方になるとまた違ってまるで、時間で変化する壁画のようでした。エレベーターに面していながらも音は聞こえず、宿泊客がいるのかしらと思ったほど、静かで快適なお部屋環境でした。
*ブティックホテルって?*
概ね客室100室以下で、各部屋にテーマがあったりする独創的なデザイン。ユニークなサービスも売りのホテル。大手チェーンのホテルには属さずオーナーの個性が思い切り反映される小規模なホテル。
■ジュピターネクスト
住所:900 E Burnside St, Portland, OR 97214
電話番号:503-230-9200
朝はホテルを出て”バーンサイド・ブリッジ”の方を歩いてみた。実は昨年ダウンタウン滞在中に、渡ってみようと思ったのですができなかった橋。今年は逆方向でウィラメット川の向こうのダウンタウンの街並みを再訪しようと思った。朝の光は眩しい。それを受けてきらめく水面、車はまだ少なく、行き交う自転車、恐る恐る川面を覗き込むと川沿いをジョギングする人々。歩いてわずか数分で対岸に渡れてしまう距離にあらためてホテルが、”街歩きの基地”であることを実感した。復路は達成した清々しい気分に満たされていた(橋の隙間がちょっとあって、川の流れが見えた時は膝の後ろがムズムズした)。
*バーンサイド・ブリッジ豆知識*
1926年に完成したバーンサイド・ブリッジは、ポートランド中心部と東西を結ぶ交通の大動脈。1日約4万5,000台の車に加え、多くの歩行者や自転車、バスが利用する生活に欠かせない橋です。イタリア・ルネサンス様式の塔を備えた歴史的建造物で、地震対策も施されるなど、防災面でも地域を支える重要な役割を担っています。
バーンサイド・ブリッジを渡ると少し寂しい雰囲気になりますが、チャイナタウンの門が見え始めると、徐々にダウンタウンらしい活気がでてきます。私の目的は9thにあるパウエルズブック。ホテルから歩けることに改めてコンパクトな街なのが実感できました。ここには新書だけではなく古書もあり、文具もあったりと本が好きな人、読書が好きな人には宝の山のような場所。今回ビールに関しての古い本を見つけたので即購入。
買い物と言えば、PDXはセールスタックスがないので、その分お安く感じるのは私だけではないはず⭐︎
■パウエルズブックストア
住所:1005 W Burnside St, Portland, OR 97209
電話番号:800-878-7323
URL:https://www.powells.com/bookstore/powells-city-of-books
プライド月間って6月だと思っていたのですが、PDXは7月がプライドパレードなんですね。まだまだ知らないことがいっぱいあるアメリカです。日曜の朝橋を渡ったら虹色のグループがあちこちでパレードの準備をしていました。ホテルの方が、「プライドパレードが、橋の向こうであるわよ」当たり前ですがSEからみたらSWは、”the other side(あっち側)”。ウィラメット川を挟んだ人たちの日常の表現なのですね。
ホテルから徒歩圏内には、20ドル以下で食べられる店が意外に多い。お財布にも優しい街歩きの拠点として、申し分ない立地だった。
日中のイベントを終え、夕方にふらりと立ち寄ったのがAFURI。カウンターで、ビール(Level rice lager8ドル)、キンピラゴボウ、焼き鳥で異国の地でおっさんみたいな時間。炭火で丁寧に焼いたネギマ(一串5ドル)は、ネギの甘味とお肉のバランスが絶妙。タレかお塩かはお好みです。〆は、ホテルの方おすすめのユズ塩ラーメン(19ドル/写真失念)。さっぱりしてて、ユズもしっかり効いていました。
■AFURI
住所:923 SE 7th Ave, Portland, OR 97214
電話番号:971-386-2945
URL:https://afuri.us
湯でた鶏肉をドカッとのっけたプレート飯(15ドル)。侮るなかれ、一緒のスープはおかわりしたくなるほど後をひく。巨大キュウリの輪切りはみずみずしく、インパクト十分で食べ応えも十分で箸休めにいい塩梅。シンプルなご飯だけに鶏肉は旨さと柔らかさで勝負。ホテルから近く、軽めの夕食やランチにおすすめです。
■ノンズ・カオマンガイ
住所:609 SE Ankeny St C, Portland, OR 97214
電話番号:503-740-2907
ポートランドでは、目的地を目指すために歩きながら、思いがけない出会いがたくさん待っていた。橋を渡る朝の風景、本屋で見つけた一冊、ホテル近くで味わった一杯と一皿。思いがけない寄り道がいっぱいあった。ジュピターネクストは、そんな街の日常へ自然と入り込める拠点だった。次に訪れるときも、ここから街歩きを始めてみようか?そんな空気のあるエリアでした。