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ゴールデンゲートブリッジを違う角度から眺めてみたいーそんな人におすすめしたいのが、サンフランシスコ最西端にある「ランズエンド・トレイル」です。都市部から一変して荒涼とした風景は、地元住民に人気のトレイルコース。ゴールデンゲート国立レクリエーションエリア内のスートロ地区からスタートして1時間45分、サンフランシスコの意外な”野性味”を味わえるトレイルコースを歩いてみました。
ユニオンスクエア(ゲーリー&パウエル)からミュニバス#38で約40分、終点まで行きます。直ぐにランズエンド・ルックアウトがあります。9時からビジターセンターとお手洗いがオープンします。
ここに立ち寄って情報収集するのもおすすめです。スートロバス側とUSSサンフランシスコ記念碑側からトレイルに入ることができます。ループ全体は往復約5.5km、獲得標高は約167m。難易度は初〜中程度。日陰はあります。太平洋からの風が冷たいので服装は重ね着で、階段の上り下りがありますから歩きやすい靴がおすすめです。半日で楽しめるコースです。
今回は、地図も持たずにおしゃべりしながら歩いたので、見どころをいくつか逃していたようで、資料を基にランズエンド・トレイルの主な見どころを書き出してみました。
・スートロバス跡:トレイル前にぜひ立ち寄りたい。巨大海水プール跡が生々しい
・ ポイントラボス:ハート形にくり抜かれた岩があることで知られるスポット
・ USSサンフランシスコ記念碑:ガダルカナル海戦を戦った軍艦の記念碑
・マイルロック灯台跡:海上にわずかに残る灯台の残骸。今では海鳥たちの憩いの場
・ランズエンド・ポイント:トレイル随一の眺望スポット
・マイルロックビーチ:ランズエンド・ポイントから少し歩いた先の浜辺
・イーグルポイント展望台:ゴールデンゲートブリッジを望める広々とした展望台
各所事前に確認しておくと間違いなく楽しさは倍増します。
写真では階段は緩やかに見える階段ですが、一段一段の幅は広く、見た目以上に手強い。「この階段を設計したのは足長おじさんよ!」半分冗談半分真剣なおしゃべりしながら登りました。他にも階段がありますが、そこも足長おじさん設計だと思います。
サンフランシスコ随一の高級住宅地のシークリフ。故ロビン・ウィリアム宅、道路挟んだ反対側に彼の名前が刻まれたベンチがあります。ベンチに腰掛けると、あの日『ミセス・ダウト』の家の前で目にしたたくさんの花束、追悼メッセージをふと思い出しました。
今歩いてきたシークリフ、まさに海の崖っぷちの豪邸。あそこを歩いてきたのです。
プレシディオまで来ると、小さかったゴールデンゲートブリッジは、大きく見えて目的地が近づいている事を実感します。いつみても感動します。プレシディオ周辺はハイカーも多く、この辺りも人気のハイキングコースです。
華やかな観光地があり世界でも有数の観光都市、サンフランシスコ。その一方で、太平洋に面したランズエンドは足がすくむような崖や地すべりの跡があったり、旧軍事施設などの歴史が残る、市内でも特に荒々しい地形を持つエリア。杉の林と開けた草地を抜けながら歩いてみると、その両面性を肌で感じることができます。ケーブルカーや坂道だけではない、有名観光地を巡るだけでは見えてこない、もう一つのサンフランシスコの顔がランズエンドにはありました。
余談:ちょうどお昼ご飯でしたので、ジョセフ・ストラウス像前でおむすびを食べました。