【島根】日本一の庭園「足立美術館の庭園」と足立全康氏
2026.7.29
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島根半島をR485で南から北へ縦断すると県道37号松江鹿島美保関線に出ます。この道は松江市内へ通じ、松江城や宍道湖に達するので観光にも便利な道ですが、車窓から見える夏の日本海は、青く透明感があり絶景ドライブを楽しめる道でもあります。
特に知酌湾から多古鼻にかけての湾岸沿いの壮大な景色には、圧倒されること間違いなしです。
県道37号松江鹿島美保関線を北浦港を目指してドライブをすると北浦海水浴場に到着します。
青い日本海と赤い石州瓦のコントラストが印象的な漁村集落です。石州瓦は島根県の西部、石見地方で生産され、日本海側の豪雪地帯や寒冷地での使用に適しています。世界遺産に指定されている石見銀山周辺の町並みをはじめ、山陰地方の暮らしの情景となっています。
北浦海水浴場は、海水の透明度が高く山陰屈指のビーチです。地元の人だけでなく、県外からも多くの人が海水浴に訪れます。私もここで、何度もシュノーケリングを楽しみました。
海中は多くの魚が泳いでいますが、ハタタテダイの稚魚など、南方の熱帯魚も見ることが出来ます。夏の間、暖かい海流にのり、はるばる日本海沿岸までやって来るのです。しかし、やがて冬が近づき水温が下がると、子孫を残すことなくなん死んでしまいます。こんな魚たちを「死滅回遊魚」と呼びます。
ビーチは中央に細長く砂が集まり、先が島になり、島には伊奈頭美神社(いなずみじんじゃ)があります。この砂州を境にビーチは西浜と東浜に分断されています。さらにビーチの奥は北浦港になっています。
ビーチの沖は知酌湾になります。いつまでも残ってほしい景色です。
北上し多古鼻へ行く途中、眼下に見えたのが小波海水浴場です。ここも見るからに透明度の高い青い海でした。きれいな砂浜が特徴で、キャンプ場も併設されていました。
多古鼻の「鼻」は「岬」のことで、山陰の岬には「○○鼻」という名前がついた岬がいくつもあります
沖泊漁港を訪れると遠くに多古の七つ穴の一部が見えました!
多古鼻岬にある海食洞穴群のことをいいます。島根半島北側の海岸線に約400mにわたって高さ50mほどの海食崖です。大小合わせて9つほどの海食洞が集中して発達し、国の天然記念物に指定されています。近くへ行き見たいのですが、定期航路が無いため行くことができません。近くの沖泊公園は高台にあるので全体がよく見えるようです。
この海食崖は、主に海底火山から噴出した玄武岩溶岩や安山岩溶岩が、海水により冷却され、粉砕された水冷自破砕溶岩(ハイアロクラスタイト)からなります。海食洞の多くは節理あるいは小断層にそって発達し、内部は崩壊の危険がある場所が多いといいます。
今回は北浦海岸以外は行き当たりばったりで風光明媚な場所を選んで写真を撮ったので、帰ってから地図と照らし合わせて島根半島・宍道湖中海ジオパークのジオサイトだったという場所がいくつかありました。
沖泊漁港の近くで海食洞穴を見つけ撮影しましたが、この洞門も「絶景!」と思って撮ったのですが、調べてみると弁慶の潮かき穴という歴史ある洞門でした。近しい人が亡くなり、四十九日の忌明けに海で身を清める「潮かき」をしていた場所だそうです。潮かきというのは海に入り身を清めることです。
また、右側の写真は弁慶の潮かき穴の奥に見える岩ですが、多古の石柱といいます。この写真は洞門を撮るときに沖の海も入れて撮ったので偶然写っていたものです。ここもジオサイトに指定されており、近くに石柱を見るための展望地もあったようで下調べをしなかったことを後悔しました。
マリンパーク多古鼻展望台からは、壮大な日本海と島根半島のリアス式海岸が見渡せます。標高が100mほどあり、日の出と日の入り、両方を見ることができます。
マリンパーク多古鼻は15棟のキャビン、20のキャンプサイトのある宿泊施設です。キャビンは全棟がオーシャンビューで、ウッドデッキのバルコニーからは果てしなく続く青い海原など素晴らしいパノラマが広がっています。
朝日が昇り、夕陽が沈み、夜になれば水平線上に美しい漁火が輝き、空は満天の星空が…
波音を聴きながらのバーベキューもいいですね。
住所:〒690-1213 島根県松江市島根町多古1050
電話:0852-85-3387
URE:絶景の天空ステイ|マリンパーク多古鼻
島根半島のドライブはいかがだったでしょうか?
車がないと不便な島根半島ですが、米子空港からレンタカーを借りると比較的手軽に楽しめる場所です。
日本海と海岸線の自然が織りなす雄大な絶景が楽しめますが中でも断崖絶壁からの眺めが魅力で、晴れた日には隠岐諸島を望むことができる場所もあり、非日常感を味わえます。