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落下という安全性の関係から規制を厳しくしたため香港からなくなりつつあるネオンサイン。路上に大きく飛び出す看板は100万ドルの夜景を構成する一翼を担っていました。そのネオンサインを数多く撮影した香港在住のイギリス人Keith Macgregor氏による写真展「珍藏香港霓虹歳月(City of Lights Hong Kong’s Neon Heritage)」が9月30日まで上環(Sheung Wan)にある「blue lotus gallery」で開催されています。
1946年にイギリスで生まれ、そのご、アジアで育ったMacgregor氏は、香港に定住し1990年代後半までは家具店を経営していました。それと同時に、香港の写真を撮り続け、ネオンサインのみならずビクトリアハーバーやその他の街並みも数多く撮影しています。
この写真展は、写真集の発売を記念して行われるもので、メインは1990年代から2000年代にかけて撮影されたものです。写真はポストカードに採用され、数百万枚も売り上げましたが、お土産として買った観光客はたくさんいると思います。写真は、香港の観光都市としてのイメージ向上に貢献したことは間違いありません。
ネオンサインの看板の設置は、1980年代が最盛期で、最も多いときで10万を超えていましたが、今は400に満たないと言われています。それだけに彼が撮影した写真は、歴史的な資料としての価値もあります。
面白いのは、いくつかのネオンサインの写真を組み合わせた作品も展示されているほか、一部の作品のネガを拡大鏡を通じてみることができるようにもなっています。
香港で失われつつあるネオンサインを、写真を通じて感じることができる貴重な写真展だと思います。
★珍藏香港霓虹歳月(City of Lights Hong Kong’s Neon Heritage)
ギャラリー:blue lotus gallery
住所:28 Pound Lane, Sheung Wan, Hong Kong
営業時間:火~日曜 11:00~18:00(上映時間2時間40分)
電話:+852 5590 3229