祝・就航! タイベトジェットで行く大阪~タイ・チェンマイ直行便、搭乗レポート
バンコクを拠点とするLCC「タイベトジェット」。福岡~バンコク便に続き、2023年2月、大阪からチェンマイへの直行便が就航となりました。チェンマイはタイの第二の都市といわれ、「北方のバラ」とも呼ばれています。タイではバンコク・プーケットに並ぶ人気の観光地として知られ、独自の文化が発達。そんなチェンマイに便利にアクセスできるようになった! ということで、関西国際空港からの就航便に搭乗してきました。チェックインから機内の様子まで徹底レポートします。
評価の高いLCC「タイベトジェット」とは?
タイベトジェットは、バンコク・スワンナプーム国際空港を拠点とする航空会社。比較的新しい航空会社ですが、これまでに「2020年最も成長が著しい低コスト航空会社・オブ・ザ・イヤー」や「最も乗客に優しいキャビンクルー・タイ2021」などの賞を受賞。安全性や価格的なメリットだけでなく、「楽しく&親しみやすい」サービスを努めているところが評価されました。
これまで日本からチェンマイへ行くときはバンコクで飛行機を乗り継いだり、長距離列車に乗ったりして行くことが多かったはず。今回誕生したチェンマイへの直行便で利便性が上がり、チェンマイの文化や体験に心ゆくまで楽しめるのが魅力的です。
関西国際空港~チェンマイ国際空港 (KIX~CNX)のフライトスケジュール
2023年2月17日から開始された、関西国際空港からチェンマイ国際空港への運航スケジュールが下記。フライト時間は往路は約6時間30分、復路は約5時間です。
■往路:関西国際空港発 8:55 (VX823便) → チェンマイ国際空港着 12:50
※週4便運航(月・水・金・日曜)
■復路:チェンマイ国際空港発 00:35 (VZ822便) → 関西国際空港着 7:55(翌日)
※週3便運航(月・水・金・日曜)
■航空運賃 片道1万6500円~
※A321型機
※2024年4月時点の情報です。フライトスケジュールと予約に関する詳細はタイベトジェットのウェブサイトをご確認ください。
まずは関西国際空港発のフライトに搭乗しました。チェックインカウンターは多くの人が列を作っていて、チェックインするまで20分ほど並びました。チェックインの際は余裕をもって空港へ行くのがよさそうです。
タイベトジェットではDeluxeと呼ばれるエコノミークラスの運賃タイプで、受託手荷物は20キロまで、機内持ち込み手荷物は7キロまで無料です。
オンラインでは、事前に受託手荷物・超過手荷物を5キロ単位で販売。荷物の多い人はこちらを利用することをおすすめします。ほかにも座席指定・機内食・優先チェックインなどがオンラインで可能なので、快適な空の旅を楽しみたい人はオンラインサービスもチェックしましょう。
この日は天気も快晴で、まさに旅行日和。いよいよチェンマイへ旅立ちます。
アイスランドのLCCの塗装や内装を有効活用しているためポップな紫色の飛行機でした。
機内の様子
搭乗するとCAさんが明るい笑顔でお出迎えしてくれました。さすが「微笑みの国」タイ! 鮮やかな赤の制服がかわいいです。
シートはこんな雰囲気。機材は最新ではないですが、テーブル下に電源コンセントとUSB差し込み口があるので快適でした。Wi-fi接続サービスはありませんが、シートピッチが十分あるので、タブレットを置いたり、ガイドブックを読んだりして、くつろいで過ごすことができます。また、日本語アナウンスもありました。
サンドイッチが120バーツ、ガパオライス、グリーンカレー150バーツ、MAMAのカップラーメンが70バーツでした(2023年2月時点)。
ちなみに水やコーヒーなどのドリンクも有料。頼まなくてもOKですが、機内は乾燥しているので水分補給は十分に行いましょう。
チャータイ(チャタイ)と呼ばれるタイティーを楽しみました。小瓶の形がかわいくて、中にはもちもちのブラウンシュガーゼリーが入っており甘くて濃厚です。
機内食でオーダーしたのは、グリーンカレー。バジル入りの本格的な味で、大きめのナスとチキンがごろっと入って、美味でした。エコな木製スプーンとフォークがついてきました。
乗り心地、感じたこと
「シートピッチが広く、想像よりも快適」というのが搭乗した第一印象! 旅行には必須のスマートフォンが充電できるコンセントがあるのもうれしかったです。必要最低限のサービスではありますが、クルーのタイらしい笑顔が印象的。
帰国便も、行先表示が大きく、はじめてのタイベトジェットでしたが、スムーズに手続きを進められました。帰路はチェンマイを深夜に出発。深夜便で熟睡してしまい、「もう着いちゃったの?」と感じるほど、あっという間に大阪に到着しました。
航空運賃や燃油サーチャージが高騰する昨今。お手頃な料金(サーチャージや税金込みで、通常往復5万円前後、セール時期で3~4万円)でタイへ行けるのはうれしい限り。必要最低限のサービスではありますが、特に復路は夜便で「寝るだけ!」という筆者は、機内食や各種サービスが不要なので、追加料金なしでまったく問題なし。快適な空の旅、往路も機内食を事前オーダーして、また利用したいなと思いました。
詳細はタイベトジェットのウェブサイトをご確認ください。
※こちらの記事は、2023年2月時点のものです。
筆者
地球の歩き方書籍編集部
1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。
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