サンフランシスコで食べたい!在住者おすすめのとっておきグルメ6選

公開日 : 2023年06月21日
最終更新 :
筆者 : Katie M

カジュアルからハイエンドまで、レストランの種類や多国籍グルメが豊富なサンフランシスコ。さまざまなジャンルがあるものの、地元の新鮮な食材を使った料理が多いのが特徴です。今回は、サンフランシスコに訪れたらぜひ体験して欲しいグルメをご紹介します。

1. サワードウパンとクラムチャウダー

サワードウパンに入ったクラムチャウダー
サワードウパンに入ったクラムチャウダー

まずご紹介するのが、サンフランシスコが発祥の地とされる郷土料理。特にサンフランシスコならではの風土が作り出す独特の発酵で作られるサワードウパンと、クラムチャウダーはぜひ一度食べてみたいローカルグルメです。観光のメッカ、フィッシャーマンズワーフにある「Boudin Bakery Café(ボーデンベーカリーカフェ)」は、ゴールドラッシュ時代から変わらぬレシピで焼き続ける老舗パン屋として知られています。

フィッシャーマンズワーフにあるボーデンベーカリー
フィッシャーマンズワーフにあるボーデンベーカリー

こちらのカフェで販売するサワードウパンに入ったクラムチャウダーは、まさにサンフランシスコを代表する味。肌寒い埠頭で食べる熱々のスープは、ちょっとした休憩にもぴったりです。

Boudin Bakery Café(ボーデンベーカリーカフェ)

住所
Pier 39, Beach St Space 5-Q, San Francisco, CA 94133
電話番号
4154210185
営業時間
9:30 – 20:00、土・日 9:30 –21:00

2. チョッピーノ

ソット・マーレのチョッピーノ
ソット・マーレのチョッピーノ

同じくサンフランシスコ発祥のスープとして有名な「チョッピーノ」も、ローカルグルメとしておすすめです。チョッピーノはトマトベースの海鮮スープで、1850年代にノースビーチのイタリア系漁師がまかない飯として作っていたものが広まったとされています。サンフランシスコで獲れるダンジェネス蟹やベイスカロップなどが入ったスープは、まさに地元の味を堪能するのにぴったりの料理です。

ソット・マーレの内観
ソット・マーレの内観

サンフランシスコではイタリア料理店やシーフードレストランで見かけるメニューですが、特にノースビーチの「Sotto Mare(ソット・マーレ)」やフィッシャーマンズワーフにある「Fog Harbor Fish House(フォグハーバーフィッシュハウス)」などはこのスープを看板メニューとして出すレストランとして有名です。ソット・マーレのチョッピーノはふたり用でボリュームもたっぷり。レトロな内装の店内で、新鮮なダンジェネス蟹のほかにムール貝、アサリ、エビ、イカなどが使われたうま味たっぷりのスープが楽しめます。

Sotto Mare(ソット・マーレ)

住所
552 Green St, San Francisco, CA 94133
電話番号
4153983181
営業時間
11:30–21:00、土・日 11:30–22:00

Fog Harbor Fish House(フォグハーバーフィッシュハウス)

住所
39 pier, San Francisco, CA 94133
電話番号
4159692010
営業時間
11:00–22:00

3. 飲茶

HKラウンジビストロの飲茶
HKラウンジビストロの飲茶

中華系移民の多いサンフランシスコでは、おいしい飲茶も見逃せません。飲茶はアメリカではDim Sum (ディムサム)と呼ばれ、ランチだけでなくディナーとしても食べられています。

サンフランシスコにはたくさんの飲茶を食べられるレストランがありますが、おすすめなのはフェリービルの真ん前にあり広々としたパティオ席で食事ができる「Harborview(ハーバービュー)」や、おしゃれな次世代飲茶が楽しめる「Dumpling Time(ダンプリング・タイム)」、2023年2月に4年ぶりに再オープンし、即座にミシュランガイド入りを果たした「HK Lounge Bistro(HKラウンジビストロ)」など。

店頭に行列が絶えないHKラウンジビスト
店頭に行列が絶えないHKラウンジビスト

定番の点心料理は、日本人にも馴染みのある味。どこも人気の店舗なのであらかじめ予約をするか、できない場合は開店と同時に訪れると待ち時間をセーブできます。

Harborview(ハーバービュー)

住所
Level, 4 Embarcadero Center, San Francisco, CA 94111
電話番号
4153991200
営業時間
火〜金 11:30–14:00 / 16:00–21:00 土・日 10:30–14:30 / 17:00– 21:00
月 定休

Dumpling Time(ダンプリング・タイム)

住所
191 Warriors Way Suite 101, San Francisco, CA 94158
電話番号
4157570252
営業時間
11:30–20:30、金・土 11:30–21:00

HK Lounge Bistro(HKラウンジビストロ)

住所
1136 Folsom St, San Francisco, CA 94103
電話番号
4156688802
営業時間
月・水~金 11:00–14:30 / 17:00–20:30、土・日 10:00 –14:30 / 17:00–20:30
火 定休

4. カリフォルニア料理

新鮮な日替わりメニューを楽しめるフォーリンシネマ
新鮮な日替わりメニューを楽しめるフォーリンシネマ

地元産の新鮮な食材の味を活かしつつ、アメリカ料理をベースに多国籍な味のツイストを楽しめるカリフォルニア料理も、サンフランシスコでぜひ味わいたいグルメです。サンフランシスコでクラシカルなカリフォルニア料理店として挙げられるのが「Foreign Cinema(フォーリンシネマ)」です。大きな中庭で楽しめるブランチやディナーでは、どれも仕入れたばかりの食材を使うためメニューは日替わりで提供されます。また、アメリカ料理に和のエッセンスを融合させた「State Bird Provision(ステートバードプロビジョン)」も、ローカルに人気のレストラン。どちらのレストランもサービスと雰囲気がよく、新鮮でオリジナルの味を楽しめます。

カラフルなリトルチワワの料理
カラフルなリトルチワワの料理

カジュアルなレストランならカリフォルニア・メキシカンの味を楽しめる「Little Chihuahua(リトルチワワ)」や、クオリティーの高いこだわり中華アメリカン「Mamahuhu(ママフフ)」もおすすめ。地元産の野菜をたっぷりと使ったカリフォルニアらしい味わいです。

Foreign Cinema(フォーリンシネマ)

住所
2534 Mission St, San Francisco, CA 94110
電話番号
4156487600
営業時間
月〜金 17:00–22:00、土 11:00–15:00 / 17:00–22:00、日 11:00–15:00 / 17:00–21:00

State Bird Provision(ステートバードプロビジョン)

住所
1529 Fillmore St, San Francisco, CA 94115
電話番号
4157951272
営業時間
5:30–22:00、金・土 5:30–22:30

Little Chihuahua(リトルチワワ)

住所
1431 Polk St, San Francisco, CA 94109
電話番号
4157963600
営業時間
11:00–21:00

Mamahuhu(ママフフ)

住所
517 Clement St, San Francisco, CA 94118
電話番号
4157424958
営業時間
11:30–21:00

5. ビルマ料理

色鮮やかな発酵茶葉サラダ
色鮮やかな発酵茶葉サラダ

意外と知られていませんが、サンフランシスコはビルマ料理点の数が多く、そのクオリティーの高さでも知られています。特にリッチモンド地区にある「Burma Superstar(ビルマ・スーパースター)」は、アメリカのTV番組でも紹介され、最も認知度のあるレストランとして知られています。ここの定番メニューは発酵した茶葉で作られた茶葉サラダで、食感のよいナッツやシードにレモンを絞っていただきます。ビルマ・スーパースターは予約を取らないレストランなので、できるだけ混む時間帯を避けると待ち時間を上手にセーブできますよ。

Burma Superstar(ビルマ・スーパースター)

住所
309 Clement St, San Francisco, CA 94118
電話番号
4153872147
営業時間
11:30–14:30 / 17:00–21:30、金~日 11:30–15:00 / 17:00–19:30
ビルマ・スーパースターの外観
ビルマ・スーパースターの外観

加えて同じ地区にある「マンダレイ(Mandalay)」は、1984年サンフランシスコで最初にオープンした最も古いビルマ料理店です。ここは、ファラフェル、サムサ、ジャガイモ、レンズ豆、キャベツの千切り、ミントの葉などが入ったほんのりと酸っぱいサムサスープが人気。アメリカではビルマ料理のレストランはあまり見かけないため、サンフランシスコでぜひ挑戦してほしいグルメとなります。

Mandalay(マンダレイ)

住所
4348 California St, San Francisco, CA 94118
電話番号
4153863896
営業時間
月・水・木 16:00–20:30、 金・土 11:30–21:00、日 11:30–20:30、火曜定休

6. スペシャリティーコーヒー

サンフランシスコは2000年あたりに西海岸から広まったサードウェーブコーヒーの影響で、おいしいコーヒーが飲める都市でもあります。シングルオリジンのコーヒー豆をカフェ内にある小さなロースターで焙煎するカフェが多くあり、それぞれのこだわりのコーヒーを楽しめます。

sightglassの店内の様子
sightglassの店内の様子

日本にも店舗を進出した「Blue Bottle(ブルーボトル)」は、市内に12店舗も展開しているため、アクセスに便利です(2023年時点)。サードウェーブコーヒーを提供するカフェ特有のインダストリアルでミニマルな内装を存分に楽しめる「Sightglass (サイトグラス)」や、ベーカリーを併設した「The Mill(ミル)」など、それぞれのカフェならではの魅力を味わえます。またアメリカではコーヒーショップは早朝7:00あたりに開店し、15:00あたりに閉店します。そこで、朝ごはんを兼ねたコーヒーショップ巡りをぜひ楽しみましょう。

Blue Bottle(ブルーボトル)

住所
1 Ferry Building, 7, San Francisco, CA 94111
電話番号
5106533394
営業時間
6:30–18:30

Sightglass (サイトグラス)

住所
270 7th St, San Francisco, CA 94103
電話番号
4158611313
営業時間
7:00–17:00

The Mill(ミル)

住所
736 Divisadero St, San Francisco, CA 94117
電話番号
4153451953
営業時間
7:00–17:00

最後に

サンフランシスコを訪れたらぜひ試して欲しいおすすめグルメをご紹介しました。サンフランシスコならではの風土や文化が生み出したユニークな食文化は、現地で食べることでよりその魅力を堪能できます。旅行中に迷った際は、ぜひ参考にしてくださいね。

監修:地球の歩き方

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

Katie M

18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。

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