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アメリカ・イリノイ州のシカゴで体験したいアクティビティーを紹介します。アメリカといえば、ニューヨークやロサンゼルスを真っ先に思い浮かべる人が多いかもしれませんが、シカゴはアメリカ中西部の経済、文化の中心ということもあり、都会的なアーバンライフと自然を感じるアウトドアライフの両方が楽しめるスポットが満載です。今回は、アメリカ・シカゴで体験したいアクティビティーを3つ紹介します。
最初に紹介するのは、「建築リバークルーズ(Archtecture River Cruise)」です。
死者250人以上、17,400以上の建物が全焼したシカゴ大火(しかごたいか:Great Chicago Fire)。シカゴ大火とは、1871年10月8日の夜にシカゴ市内で発生した大規模火災のことです。
その後の復興では、有名建築家から新進気鋭の若手建築家が手掛けるビルが次々と建設されていったわけですが、シカゴの都市づくりには、シカゴ大火から得たさまざまな教訓が生かされています。
「建築リバークルーズ」は、シカゴ建築協会が主催する約90分のクルーズツアーです。シカゴの都市づくりの工夫とその建築美をシカゴ川から船で眺めながら巡ります。道路からではわからなかった建物の横顔を見ることができると観光客のみならず地元民にも人気です。
次に紹介するアクティビティーは、スカイデッキ・シカゴの「ザ・レッジ(The Ledge)」です。アンテナまでつけて何とか世界一の高さにしたかっという高層ビル、ウィリス・タワー(Willis Tower)。1998年にクアラルンプール(マレーシア)のペトロナスツインタワーができるまでは世界一の高さでした。
そのウィリス・タワーにある展望台が、スカイデッキ・シカゴ(Skydeck Chicago)です。この展望台には、「ザ・レッジ(The Ledge)」という、強化プラスチックでできているバルコニーがあります。
「ザ・レッジ(The Ledge)」は、とにかく混雑しますので、午前中に行くことをおすすめします。ビル内には長い通路があり、何をするところなのか不思議でしたが、すぐにその正体がわかります。お昼近くになると、あっという間に長い通路に大行列ができます。
エレベーターを使って、約1分で103階(高さ412メートル)のスカイデッキ・シカゴに到着します。足元が透明の強化プラスチックでできているバルコニー「ザ・レッジ(The Ldge)」へ進みましょう。「ザ・レッジ(The Ldge)」では、写真を撮ってもらえますが、高所恐怖症の人には気絶しそうな体験です。
ウィリス・タワーに行ったら、そばにある「ユニオン駅(Union Station)」にも行ってみましょう。映画『アンタッチャブル』の撮影場所としても有名です。また、鉄道交通の拠点でもあり、古きよきころのアメリカの駅を代表する風情ある駅舎です。時間がゆったりと流れている、そんな感じに浸れる空間です。
イリノイ州シカゴは、シカゴ大火を経て、街全体が碁盤の目のように整備されています。しかも、その地形はとてもフラットです。起伏が少ないこの街では、自転車でいろいろなところを巡るのがおすすめです。自転車ツアーはもちろん、レンタサイクルや自転車のシェアシステムも充実しています。
なかでも、「ボビーズ・バイク・ハイク(Bobby's Bike Hike)」は、人気のアクティビティーです。シカゴのビジネス街から高級住宅地を経由して、ミシガン湖畔までを走り抜ける約3時間の自転車ツアーです。
自転車にはそれぞれ名前がついていて、名前を呼んでいると一気に愛着がわいてきます。また、通りを曲がったり止まったりするときに、後ろの人に伝えるハンドサインも、チームプレーをしているようで、とてもワクワク、ウキウキした気持ちにさせてくれます。
いかがでしたか。アメリカ・シカゴで体験したいアクティビティーを紹介しました。次編では、シカゴでおすすめのレストランを紹介します。