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ニューヨーク近代美術館(以下MoMA)は、地球の歩き方ガイドブックやarucoなどで毎年最新情報をお届けし、読者の皆さまからの情報提供・ラブコールも多くいただく大人気アートスポットです。2014年から実施されてきた増改築プロジェクトがついに最終段階となり、昨年は4ヵ月間の休館・大規模リニューアルを経て、2019年10月に再オープン。
新生MoMAを訪れた読者の皆さまからは「見やすくなった」「今回のNY旅でいちばんよかった!」などのお声が編集部に寄せられています。
今回は、そんな好評の声を受け、あらためてMoMAのリニューアルポイント、現在の最新情報をお伝えします。
新生MoMAの感想で、最も多く耳にするのは「スペースが広くてゆったりしている!」ということ。旧MoMAはその人気ぶりゆえ、入館から退館まで常に人波に巻かれる覚悟が必要でしたが、新生MoMAはチケット売り場の位置を変更してロビーの混雑を解消したり、広めの休憩スペースを設けたり、フロアをつなぐ階段を新設したり、展示スペースを拡大して作品をゆったり配置したり、作品の前に十分な数のベンチを設置したり……とたくさんの工夫が施されています。
そんなゆったり感がありつつも、展示作品は1000点以上増設。MoMAを象徴する作品を除き、半年~9ヵ月のサイクルで展示替えが行われる予定です。毎年ニューヨークを訪れるリピーターの皆さまも、そのたび新しい作品に出合えそうですね。
そのほかのリニューアルポイントを写真とともにご紹介しましょう↓
MoMAのダイニングは、ニューヨークのミュージアムグルメのなかで味、人気ともにトップクラスです。しかも、いずれも旅行者にうれしい「チップなし」のお店! MoMAへ出かける際は、ぜひ時間をとってこちらで食事も楽しんでみてください。
1階の「ザ・モダーン」は、ミシュラン二つ星の高級レストラン。極上のフレンチアメリカンが味わえます。MoMAに入館しなくても利用できるため、記念日など特別な日に訪れ、食事をする人も少なくありません。旅行最終日の午後にMoMAを見学し、そのままラストディナーをいただいて旅を締めくくる!というリピーターさんもいます。
西館6階の「テラスカフェ」は、アメリカ料理を小皿で気軽に楽しめるレストラン。カジュアルながら味は確かで、フルサービス。展示の感想を語り合うアート仲間たちで連日大盛況です。
2回の「カフェ2」は、カフェテリア形式のイタリアンレストラン。展示を見る合間に立ち寄れるため、時短で食事をとりたいときに重宝します。
リニューアル前にもあった2階と6階のミュージアムストアに加え、地下に入場チケットなしで誰でも入れる新しいミュージアムストアがオープンしました。もともとスタイリッシュなグッズが多かったこちら、リニューアル後はさらにパワーアップし、おしゃれかわいい新商品が登場しています。ここでしか買えないグッズもたくさんあるため、今、NYを訪れる女子たちのおみやげ探しの聖地になっているとか!?
ミュージアムストアの広い本棚にずらりと並ぶ本やグッズたち。アーティストの本、歴史の本、写真集、アートブックまで実に豊富なラインアップ。ここで本を購入し、カフェで読んでいる人もいます。
ニューヨークのアイコニックな建物をモチーフにしたマグネット。MoMAリニューアル後に登場した新商品です。ネオンカラーが華やかでニューヨークらしく、おみやげにぴったり。
いかがでしたか?
次回のニューヨーク旅行の際には、ぜひ新しく生まれ変わったMoMAを訪れてみてくださいね。
aruco編集部 保理江ゆり
ニューヨーク近代美術館(MoMA)
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