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イギリスのお土産には、定番の紅茶やお菓子からプチプラコスメ、誰もが知っているキャラクターグッズまで、さまざまなバリエーションがあります。さしあげる人を想像してあれこれ選ぶのも、旅の楽しみのひとつですね。もちろん、自分用もお忘れなく。イギリスでしか買えないお土産をはじめイギリスでだからこそ買えるものや、お土産購入に便利なショップをまとめてみました。
1886年創業の紅茶やコーヒーを扱う専門店です。ロンドン市内にいくつか店舗がありますが、コヴェント・ガーデンにあるフラッグシップショップは品揃えが豊富でおすすめ。日替わりで並ぶお茶をテイスティングできるのも楽しみです。アリスや花柄模様など、イギリスらしい絵柄のパッケージも魅力的です。
編集者のおすすめ:アリスの紅茶缶(Alice in Wonderland Mini Caddy)/8ポンド~
イギリスのお土産といえば、フォートナム・アンド・メイソンの紅茶。王室御用達の高級食料品店として、300年以上も続いている老舗中の老舗です。地上階には、どれにしようか迷ってしまうほど、たくさんの紅茶が並んでいます。人気の紅茶は、ロイヤル・ブレンドやブレックファスト・ブレンド、アールグレイなど。王室行事にちなんで新しい種類が発売されることもあります。紅茶によく合うビスケットなどのお菓子もあるので、一気にお土産選びがはかどりそうです。
編集者のおすすめ:ロイヤル・ブレンド(Royal Blend)茶葉250g缶/16.50ポンド~
リヴァプール発祥の話題の新しい紅茶ブランドです。葉を刻まず、100%ホールリーフの茶葉を使用した、おいしい紅茶を提案しています。イギリス定番のイングリッシュ・ブレックファストのほか、アールグレイ、デカフェなど7種類があり、茶葉とティーバッグ、どちらでもおいしくいただけます。レトロさを感じるシンプルなパッケージもクールです。
編集者のおすすめ:イングリッシュ・ブレックファスト(ティーバッグ、15個) 6ポンド~
1902年創業、王室御用達のチョコレート専門店です。板チョコや箱詰めトリュフは、イギリスらしい絵柄のカラフルで楽しいパッケージもあります。ロンドンならではの衛兵をあしらったチョコレートのほか、イースターの時期には卵形のかわいらしいチョコも並びます。歴史を感じるショッピングアーケードにあるショップでは、好きなトリュフを箱詰めしてもらうこともできます。
編集者のおすすめ:トリュフチョコレート 26ポンド~
ショートブレッドは、小麦粉、砂糖、塩、バターという4つの材料だけでつくる、スコットランド伝統のビスケット。ウォーカーズでは、今もバターを使ったシンプルなレシピを守り続けています。ショートブレッドといえば、細長いフィンガータイプのものが有名ですが、ウォーカーズには、スコティッシュ・テリアやイギリス国旗をかたどったものもあり、イギリス土産に最適と言えそうです。
編集者のおすすめ:ショートブレッド 1.79ポンド~
ファッジとは、トフィーに似た甘いスイーツのことです。キャラメルのようでもありますが、口に入れるととろける食感で、極甘。手作りファッジの店、ファッジ・キッチンでは、さまざまな味のファッジに挑戦しています。イギリス各地に店舗がありますが、ヘンリー王子の結婚式が行われた王室ゆかりの町、ウィンザーの店まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
編集者のおすすめ:5スライスボックス 22ポンド~
1890年に創業した、スコットランドの焼き菓子店タノックが最初に発売したもので、レトロな包み紙もかわいいですね。ティーケーキとは、ビスケットにのったマシュマロをチョコレートで覆った、ドーム型のお菓子です。ただし、イギリスのティールームで頼むティーケーキは、チョコレート菓子ではなく、トーストされた平たく丸いパンなので、間違えないようにしたいものです。
編集者のおすすめ:ティーケーキ 1ポンド~
イギリス南東部、モルドンMaldonで作られる塩は、ジェイミー・オリバーなど、イギリスのセレブリティ・シェフの多くが愛用しています。海水を平釜で煮て結晶化させた塩の粒は、ピラミッド型。今も丁寧につくられているモルドンの塩は、大量生産のものとは一味違います。シャリシャリとした食感と深い旨味は、サラダにふりかける、というようなシンプルな使い方にもよく合います。
編集者のおすすめ:塩 250g 3.91ポンド~
イギリスを代表する食事といえば、揚げた魚にフライドポテトがついたフィッシュ&チップスです。イギリス人は、このフィッシュ&チップスにシャカシャカとお酢をたくさんふりかけて食べます。サーソンズのモルトビネガーは、フィッシュ&チップス専門店の多くに置かれていて、酸っぱいけれども、まろやかさもあり、料理の味を引き立ててくれる大切な存在です。
編集者のおすすめ:モルトビネガー250ml 1.15ポンド~
ロンドンの博物館や美術館にあるショップには、すてきな雑貨も揃っています。
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館には、イギリスらしいテキスタイルの柄をあしらった布製バッグや缶入りビスケットなど、優しいイメージの品が多い印象です。このほか、モダンな雑貨小物やアート系ならテート・モダン、ロンドンの地下鉄マップやアイコンのグッズが揃うロンドン交通博物館でも、面白いものを探すことができます。
イギリスの国旗=ユニオンジャックは、イングランド、ウエールズ、スコットランドの3つの旗を重ねたものです。深い青と赤が縦横斜めに走る独特のデザインは、イギリスらしくクールで魅力的。ユニオンジャック柄は、クッションカバー、マグカップなど、さまざまなものに使われていて、ロイヤルグッズの店からデパートの食器売り場など、イギリスのあちこちで見かけます。
ブーツはイギリス人がよく利用するドラッグストアで、たいていの町にあります。日本のドラッグストア同様、薬以外にも、プチプラコスメや生活必需品の数々を買うことができます。なかでも、ブーツオリジナルのNo.7シリーズのコスメが大人気。セラムやナイトクリームといった美容クリームは、しわやシミに効果があると評判で、さまざまな肌に合わせたラインアップが揃っています。
南米からロンドンまではるばるやってきた、クマのパディントン。青いダッフルコートを着たクマは、イギリス児童文学のキャラクターですが、今では世界中の人気者です。物語でクマのパディントンが降り立った、ロンドンのパディントン駅には、パディントンの銅像も立っています。駅構内には、パディントン・ベアの専門店もあり、ぬいぐるみや雑貨を手に入れることができます。
映画の人気も手伝って一躍有名になったファンタジー『ハリー・ポッター』シリーズの舞台といえば、やはりイギリス。ロンドンをはじめ、あちこちで映画のロケも行われています。ホグワーツ魔法魔術学校に向かう列車が発着する、おなじみの「9と3/4のプラットホーム」は、ロンドンのキングス・クロス駅に再現されていて、隣にあるハリポタグッズの店では魔法の杖を買うこともでき、イギリスのお土産ランキング上位に来る人気グッズです。
コナン・ドイルの小説に登場する名探偵シャーロック・ホームズは、ロンドンのベーカー街Baker St.に下宿をしていました。この通りにあるシャーロック・ホームズ博物館には、本当にホームズが暮らしていたかのように、愛用のバイオリン、家具などが置かれた居間もあります。博物館のショップで、トレードマークでもある鹿撃ち帽やパイプなど、ホームズグッズを探すのも楽しみです。
ロンドンでは珍しい木造の柱や梁を持つチューダー様式の建物で、内部の吹き抜け空間も気持ちよく、木製フロアも落ち着いた雰囲気です。小花模様などのリバティプリントの布地のほか、リバティプリントを使った小物もあります。おみやげになりそうな紅茶やチョコレートなどを集めたミニフードホールを利用するのもいいかもしれません。
イギリスのスーパーマーケットの中でも、ウエイトローズは少し高級なスーパーといわれ、チャールズ皇太子とのコラボレーション・ブランド、ダッチーオーガニック(Duchy Organic)も扱っています。チェーン店なので、あちこちにありますが、デパートのジョン・ルイスにあるフードホールが、規模も比較的大きくおすすめです。紅茶やビスケットなど、お土産に良さそうな品も充実しています。
前述したブーツと並ぶ、イギリスのドラッグストアのチェーン店で、たくさんの店舗があります。低価格なオリジナル商品は、コスメやフレグランスなど種類が豊富にあり、イギリスの若い女の子たちの人気を集めています。イギリス発のプチプラコスメブランド、レボリューション(REVOLUTION)やリンメル(Rimmel)のメイクパレットなども揃っています。
イギリスのお土産、いかがでしたか? お菓子やキャラクターグッズなど、イギリスのお土産には、印象に残るすてきなものがたくさんあります。イギリスらしいクールなデザインのパッケージも多く、いつまでも旅の思い出が残る品を持ち帰ることができるでしょう。
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