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2021年6月15日、コロナ感染に対する規制をすべて解除するフルオープニングを果たしたカリフォルニア州。これに伴い、サンフランシスコでは観光客が徐々に戻りつつある状態まで回復しつつあります。今回はサンフランシスコ観光に外せないフィッシャーマンズ・ワーフの現在の様子や雰囲気を、サンフランシスコ在住の筆者がレポートします。
一時期は閑散としていたフィッシャーマンズ・ワーフ。2021年3月から徐々に人が戻り始め、6月中旬以降は国内からの観光客を中心ににぎわう状態まで戻りつつあります。レストランや小売店が多く立ち並ぶピア39は、桟橋が人で埋め尽くされるほどの混雑ぶりです。
6月中旬のフルオープニングによりマスク着用の規制が任意となり、屋外は特にマスクなしで散策を楽しむ人が徐々に増えてきた印象です。
コロナ禍で客が激減し、苦境に陥った観光地のレストラン。フルオープニングにより観光客が戻ってきたとこで、徐々ににぎわいを取り戻しています。例えば、ピア39内に店舗がある老舗イタリア&シーフードレストラン「Swiss Louis Italian & Seafood Restaurant」では、密を避けるため店内の半分のみをオープンし、景観の良い窓際のテーブルを中心に観光客の受け入れを行っています。
ここで、ノースビーチの街並みや湾からの絶景を臨みながら、サンフランシスコ発祥といわれるシーフードシチュー「チョッピーノ」や、新鮮なシーフードを使った海鮮パスタをいただけます。現在は主に、近郊を中心とした国内からの観光客が多く利用している状況です。
■Swiss Louis Italian & Seafood Restaurant
・住所: Pier 39 204 Concourse, San Francisco, CA 94133
・アクセス: ケーブルカー
・営業時間: 月〜金11:00~21:00、土・日11:00~22:00
・定休日: 無休
・URL: http://www.swisslouis.com/
またフィッシャーマンズ・ワーフでは、2021年初頭から新たな観光名所がオープンし、話題を集めています。その名も「アンブレラ・アリー」。ここはたくさんの壁画が一同に集まったカラフルな路地で、映える写真をたくさん撮れることで観光客に大人気。
セグウェイを使ってツアーを行う会社の敷地内にありますが、誰でも気軽に立ち寄ることができます。ギラデリチョコレート工場からすぐそばの場所で、ビーチ通り沿いにエントランスがあります。名前の通り、色とりどりの傘が頭上を飾る小さな路地では、カラフルな壁画やオブジェと共に自撮りが楽しめます。特に「サンフランシスコからご挨拶」と描かれた壁画は、サンフランシスコ旅行の記念写真に最適です。
■Umbrella Alley
・住所: 757 Beach St, San Francisco, CA 94109
・アクセス: ケーブルカー始発(Jones & Beach Street)
・営業時間: Spring/Summer 2021 10am-6pm Fall/Winter 2021 11am-Sunset
・定休日: 不定期
・URL: https://umbrellaalley.com/
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新規感染者数が大幅に増加中のサンフランシスコ。7月後半の様子の記事は
こちら
※当記事は、2021年7月20日現在のものです
〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
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◎外務省海外安全ホームページ
・URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html