
韓国ウォンの通貨と本日の為替レート
2024.7.9
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旅行時に気になるのがお金の準備。旅行前に為替レートや現地での両替・各種カード利用方法を確認しておき、現地でかしこく旅行しましょう。
通貨単位はウォン(원)で、記号はW。ドルやユーロと同じく、金額の前に記号がつくので100ウォンは "W100" と表記されます。2023年7月現在、1ウォンは約0.1円。100ウォンは10円、1000ウォンは100円*と覚えるとよいでしょう。
紙幣は1000ウォン、5000ウォン、1万ウォン、5万ウォン。硬貨は1ウォン、5ウォン、10ウォン、50ウォン、100ウォン、500ウォンがありますが、1ウォンと5ウォンは事実上流通していません。
日本でも空港や両替所でウォンを手に入れることができますが、一般にレートはよくないので、韓国到着後に両替する方がよいです。
両替レートは「空港の銀行」よりは「市中の銀行」さらに「市中の両替商」のほうが有利だといわれています。空港で町へ出るためのウォンを手に入れたあとで、市中で両替したほうがお得*です。
銀行の場合は、営業時間が短く書類を書く手間もあるので、両替商のほうが便利。どの両替機関でも日本円からウォンに両替できます。パスポートの提示を求めることは少ないが、念のため持っていたほうがよいでしょう。
また、両替には手数料がかかるので、短期の旅行で何度も両替すると損となることも。空港である程度の現金を手に入れたら、あとはクレジットカード払いをメインにするのも手です。
金浦空港から明洞まで
バス:1万ウォン、タクシー:4万ウォン程度。
到着日の食事代
2万ウォン程度。
市内にはたくさんの両替所がありますが、レートがよく、かつアクセスしやすくおすすめなのは明洞にある両替所です。特に、駐韓中華人民共和国大使館近くにある両替所のレートがよいです。
1店舗だけでなく、3-4店舗隣り合って営業しているので、レートを見比べて両替するとよいでしょう。
一般的に両替商で両替するよりも、クレジットカードのキャッシングのほうが金利やATM使用料を入れてもお得に両替できます。韓国の場合はATMの利用料が4000ウォン〜かかります。
また、駅やコンビニにあるATMマシンは、日本など海外発行のカードに対応していないものがほとんどで、使えても引き出せる限度額が低かったり、手数料が高かったりすることがあります。海外発行のクレジットカードに対応しているマシンは「Global ATM」との表示があり、日本語にも対応しています。
2023年2月時点では、PayPayやLINE Payなど日本で使用しているQRコード決済を韓国でそのまま使用することはできません。以下を確認し、自分が使いやすい方法で支払いましょう。
韓国では、スーパーやコンビニ、タクシーなどクレジットカードの通用度は日本と同じくらいです。地元の人は少額でもスマホ決済やクレジットカードで支払い、現金はほとんど使いません。ただし、路上の屋台、広蔵市場や南大門市場などの食事屋台、東大門のファッション問屋などではクレジットカードは使えませんので、ある程度の現金を持って訪れましょう。
また、クレジットカードで支払う際に、日本円と韓国ウォンが選べる場合がありますが、現地通貨で決済したほうが一般的にはお得です。どちらか聞かれたらウォンを選択しましょう。PINコードを打ち込む前に金額だけでなく通貨単位を確認し、レシートもその場で確認することがポイントです。
クレジットカードと同じように使えますが、預金口座から即時引き落としとなります。口座残高以上は使えないのでクレジットカードより自己管理がしやすい面もあります。ATMでウォンも引き出しできるので、1枚持っておくと便利です。
日本でウォンに両替するよりはレートがよく、クレジットカードのように審査がありません。出発前にコンビ二ATMなどで日本円を入金し、その範囲内で現地のATMでウォンを引き出すことが可能です。入金の範囲内でショッピングもできます。
韓国の物価は日本よりも少し安いか同じぐらいと考えておくとよいでしょう。コンビニで売られているおにぎりは同じか高いぐらいですが、バスや列車の運賃は日本よりも安いです。
韓国旅行時には、以下のポイントを意識しておくと、スムーズに旅行を楽しむことができます。
韓国での支払いについては、日本と大きく変わるところはありません。大量に両替してしまうと、両替に手数料がかかったり、日本帰国後に再両替するとレートが悪く損をしてしまったりするので、ある程度旅の予算を想定してから両替するとよいでしょう。