タイ・物価上昇と円安に負けない! 次のバンコク旅行を楽しむための新提案をご紹介
2022.12.8
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一時期に比べると落ち着いたとはいえ、2024年12月現在一時1ドル150円付近を推移し、円安の状態が続いています。海外旅行をするにも、少しでも予算を抑えたいという方も多いはず。世界的には物価高も進んでいて、旅人にとってはまさにダブルパンチの状態ですが、少しでもリーズナブルに海外旅行を楽むためのワザを6つ紹介します。
日本で大型連休といえば5月のGWと年末年始です。この時期は多くの人が国内・海外旅行に出かけるため、1年のなかでもっとも航空券やホテルの値段が高騰します。
ではGWや年末年始さえ避ければ安く海外へ行けるのかというと、答えはNOです。
各国や地域によっては日本のGWのような大型連休が存在し、その期間は多くの旅行者が行き交います。例えばアジア圏で祝われる旧正月(春節*)は1月後半~2月中旬にかけて約1週間の休みとなり、現地発着の飛行機は軒並み混みあい価格が高くなります。国内移動する人も多いため都市部を中心に宿泊費も高い傾向です。
ヨーロッパでは夏休みに長期休暇をとる人が多いため、夏のヨーロッパは航空券、宿泊費ともに高く、アメリカでは11月末のサンクスギビングから年末にかけてはホリデーシーズンとよばれる季節で、この時期も旅行の需要が高まり、価格に反映されます。
このように、日本の大型連休はもちろん渡航先の祝祭日なども把握しておけば、「日本では時期をずらしたつもりなのに現地は繁忙期でとても高かった!」ということが防げます。
※ 春節の時期は毎年変動
Aという地点からBという地点へ行く場合、直行便以外にもCで乗り継ぐ経由便などがあります。一般的に直行便と比べると経由便の方が安く手配できる場合が多く、またCでの滞在時間によっては一時的に空港を出てその国を観光することもできます。
インターネット上では色々な航空券比較サイトが存在していて、サイトによっては航空券の最安値を調べられたり、キャンペーンを行う場合もあります。世界中の航空会社の運行状況から比較できるので、料金はもちろん出発の時間帯や乗継便を利用の場合は乗継先での滞在時間なども好みのものを見つけられます。
旅行の費用で大きなウエイトを占めるものが宿泊費です。
交通の便が良い立地で、清潔感があり、値段もそこそこ手頃なホテルを見つけられればいいですが、そのような条件を満たす人気のホテルは早々と埋まっていき、宿泊日が近づくとさらに値段が上がります。
そこで検討したいのがホテル以外の宿泊場所です。コンドミニアムや貸別荘など、場合によっては1人当たりの宿泊費がホテルで宿泊するよりも安くなることもあり、ほとんどの場合キッチンが付いているので自炊をすることにより食費も浮かせることができます。コンドミニアムでは共同のプールやジムが利用できたり、貸別荘の場合はプライベートプール付きのものもあるなど、予算や宿泊する人数、日数などを考慮して好みの物件を見つけましょう。
airbnbでは世界中の貸別荘やコンドミニアムの情報が掲載されていますが、基本的にオーナーとのやり取りは全て英語または現地語となり、レセプションは無いため、ホテルのようにトラブルが起きた場合もオーナーへの報告など自身で行わなければなりません。また、予約時にデポジットを支払う必要があるなど、ホテルとは勝手が異なるので利用する際にはその物件でのチェックインからアウトまでの流れをしっかり把握し、口コミを確認するなど下準備を徹底する必要があります。
まだスマートフォンやタブレットが一般化されていないころの旅行では、旅先で地図を広げ、人気のレストランには電話をかける必要があり、タクシーや市場での値段交渉は身振り手振りで行っていました。
しかしスマートフォンやタブレットが普及した現在の旅行では色々なことが様変わりしています。便利なのはもちろん、アプリによってはお得にサービスを利用したり、時短になったりするので、旅行の際は便利なアプリをダウンロードしていきましょう。筆者がおすすめするアプリをいくつか紹介します。
空港を降りて入国ゲートを出ると、多くの国で現地のタクシードライバーからの熱烈歓迎を受けます。国によっては日本のタクシーのようにメーターが設置されていないため、目的地までの料金交渉をしなければいけません。
初めての土地で、提示された料金が適正価格なのかどうかも分からないまま乗車すると、あとで相場を知ったときにガッカリしてしまいますし、長旅で疲れているなか英語や現地の言葉で料金交渉するのも一苦労です。
そんな時に便利なのが配車アプリです。
行き先の指定や決済は事前にアプリ上で行えるため、手配した車に乗ってしまえばドライバーとコミュニケーションをとることなく目的地まで運んでもらえます。(もちろん、コミュニケーションをとりたい方は積極的にしゃべってみましょう)
空港から市街地以外にも滞在先から観光地までの移動などにも便利で、わざと遠回りして余計にお金を請求される心配もありません。アプリによっては日本語操作で配車を完結できるのも嬉しいポイントです。
普段の生活でも日常的に使用している人が多い地図アプリですが、旅行の際は町歩きや観光地までの経路検索はもちろん、施設やお店の口コミを見ることができてとても便利です。初めて訪れる場所では施設の入り口がどの辺にあるのか分かりにくい場合もありますが、予め地図アプリで周辺の道路の状況などを確認しておけば当日もスムーズに訪れることができます。
日本人に人気の渡航先、韓国ではGoogleマップに比べてNAVERMapやKakaoMapが一般的です。NAVERMapは日本語にも対応しているので、韓国旅行の際にはダウンロードしておくと便利です。
クレジットカードやバーコード決済が普及してきましたが、ローカルな市場や小さな個人商店、チップを払う際などまだまだ海外で現金を使用する機会は多くあります。
海外で現地のお金を手に入れる際、もっともメジャーな方法は窓口での両替です。空港はもちろん、銀行やホテル、町なかの両替所で対応してくれます。店によって手数料が異なるので、いくつかの店を比較してもいいでしょう。両替所を利用する場合、円やドルなどの現金を日本から持っていく必要がありますが、万が一両替所に向かう道中で現金を盗まれてしまっても海外旅行保険では補償の対象となりません。セキュリティの面からも海外で多額の現金を持ち歩くことは好ましくありません。
そこで筆者がおすすめの現地通貨の入手方法はクレジットカードによる現地ATMからのキャッシングです。現地のATMから現金を引き出せるため、予め日本からたくさんの現金を持っていく必要がなく、窓口で両替する場合よりもお得に利用できる場合があります(後述)。また町なかではATMが至る所にあり、24時間対応しているものも多いので必要な時に必要なだけお金を引き出すことができます。ただし、人気の少ない場所や治安が良くないといわれているエリアのATMを利用しなければいけない場合は必ず周りの状況を確認しながら操作しましょう。
クレジットカードのキャッシングの場合、現金引き出しにかかる費用はATMの手数料とキャッシングをしたことによる利息です。利息はクレジットカード会社やカードの種類によって異なるため事前に調べておきましょう。利息は借入日数分かかるので、繰り上げ返済をうまく利用して「お金を借りている期間」を短くすれば支払う利息を抑えることができます。
現地のスーパーマーケットは旅行者にとって強い味方です。
ばらまき用のお土産の調達はもちろん、小腹が空いたときに食べるお菓子やデリ、キッチン付きの物件に宿泊している場合は生鮮食品などを買うこともできます。水1本買うにしてもコンビニや空港で買うことを考えるとかなり安く手に入れることができ商品の種類も豊富なので好みのサイズ・ブランドのものを見つけることができます。
筆者は円安・円高に関わらず海外旅行に行くと必ず現地のスーパーマーケットで買い物をするようにしています。ずらりと陳列されている現地ならではの食品や日用雑貨などを見るだけでも現地の人の暮らしを垣間見ることができ、精算時のレジでのやり取りもお国柄を感じられるのでとても楽しいです。
以上、海外旅行で少しでもお得に楽しく過ごす6つの方法をお伝えしました。これから海外旅行を計画されている方はぜひ実践してみてください!