シンガポールで子連れ旅行におすすめのアクティビティスポットを紹介！

東京23区ほどの面積に、スケールの大きな観光スポットがぎゅっと詰まった多民族国家シンガポール。さまざまな文化に気軽に触れることができ、治安がよくクリーンなので、子供の海外旅行デビューにもおすすめです。見逃せない観光スポットと、子連れ旅行におすすめのアクティビティをご紹介。

天空に浮かぶ船のようなビジュアルが有名なマリーナベイ・サンズは、ショッピングにエンタメ、グルメなどあらゆる楽しみが詰まったメガ施設。船のデッキ部分は展望台になっていて、地上200ｍからの絶景が楽しめます。

ハスの花をイメージした建築が目を引く、アートと科学の融合をうたうミュージアム。日本のアート集団「チームラボ」による常設展「フューチャーワールド」では、デジタル映像と一体化したり、自分で描いた絵が3Dアニメーションになったりと、最新のインタラクティブアートに触れることができます。

スーパーツリーと呼ばれる18本の巨大な人工ツリー、ドーム型植物園、10のテーマガーデンが広大な敷地に点在する近未来の植物園。夜になるとスーパーツリー群が光り輝き、人工ガーデンならではの驚きの絶景が楽しめます。

低温で湿度の高い山岳地帯の植物体系を展示するクラウドフォレストは、3つのドーム型植物園のなかで最もダイナミックな光景が見られます。35ｍの人口山の頂上へはエレベーターで上がれるので、小さな子供がいても大丈夫。

恐竜がテーマのフードコート。フードコート内には実物大の恐竜15体の模型があり、うち3体が1時間ごとに動き出すというちょっとしたショーも楽しめます。恐竜グッズも購入できるので、恐竜好きは要チェックです。

巨大ツリー群が音楽に合わせて幻想的に光り輝く「ガーデン・ラプソディ」は、毎晩外国人旅行者でにぎわう人気のショーです。ツリーの下に寝転んで見上げると、まるで夜空に花火が上がったかのようです。無料で楽しめるのもうれしいポイント。

シンガポール動物園、ナイトサファリ、リバーワンダー、バードパラダイスがある広大なエリアがマンダイ・ワイルドライフ・リザーブ。ベビーカーのレンタルや、授乳室、おむつ交換設備のあるトイレも完備という子連れに優しい施設です。

4000頭以上の動物が自然に近い環境でのびのびと暮らすシンガポール動物園。園内のレストランでは、オランウータンやコンゴウインコたちと一緒に朝食が食べられる「ブレックファスト・イン・ザ・ワイルド」を実施しています。

2023年5月にオープン。世界のさまざまな自然環境を再現したゾーンに、約3500羽が生息する鳥たちの楽園です。鳥たちの生態に迫る2つのショーやペンギンコーブを見学しつつ、4つのゾーンで行われている餌やりにトライしてみましょう。

野性味あふれる夜の動物たちに出合えるナイトサファリは、夜のエンタメの定番です。暗闇の中を歩くトレイルコースもありますが、ファミリーには園内をぐるりと1周するトラムがおすすめです。

シンガポール本土の南側に浮かぶ、緑あふれるセントーサ島。ビーチアクティビティもいいけれど、遊園地やプール、水族館などを備えた「リゾート・ワールド・セントーサ」でエンタメスポットをハシゴするのもおすすめです。

ハリウッド映画やアニメをテーマにした6つのゾーンで構成。日本のユニバーサルスタジオと比べるとコンパクトなので、短時間で満喫できちゃいます。効率的に回りたいなら優先入場ができるパス「ユニバーサル・エクスプレス」を購入するのも手。

全長620ｍの流れるプール、スリル満点の6種類のウオータースライダー、熱帯魚と一緒に泳げるスノーケリングプールなど、1日たっぷり遊べるウオーターパーク。イルカと触れ合える「ドルフィン・アイランド」も要チェック。

世界一の室内滝を取り囲むように熱帯植物が配され、シンガポールを代表するレストランやショップ約280店が入店しています。荷物預かり所があるので、帰国前に立ち寄って最後のショッピングとご飯を楽しむといいでしょう。

巨大滑り台や迷路、ネット遊具といった9つのアトラクションと庭園で構成された、ジュエル最上階のレクリエーションパーク。帰りの機内でしっかり眠れるよう、キャノピーパークで思いっきり体を動かしておきましょう。

高温多湿なシンガポールには、室内で最新アートに触れあえる施設やウオーターパーク、室温管理された植物園など、大人も子供も無理なく楽しめる施設がたくさんあります。ゆったりとしたスケジュールを立てて、シンガポールならではのすてきな体験を。

TEXT：小坂歩
PHOTO：湯山繁／iStock

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