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【国際線】ヘアオイルは飛行機の機内に持ち込みできる?漏れない持ち運び方法を徹底解説

地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2025年3月10日
公開日
2025年3月26日
iStock

海外旅行で気になるのが液体類の機内持ち込み。中でも、ヘアオイルは飛行機の機内に持ち込めるのか気になりますよね。

結論から言えば、ヘアオイルは飛行機の機内へ持ち込み可能です。しかし、厳しい規定が設けられており、違反すると最悪破棄することとなります。

本記事では、ヘアオイルの持ち込み規定に関して、JALやANAの規定を紹介しつつ、注意点を解説していきます。

※本記事の内容は2024年9月時点での情報です。機内持ち込みに関するルールは変更される可能性もありますし、各航空会社により若干規定が異なる場合もあります。なので、フライトで使用する航空会社の規定、及び国土交通省の情報を合わせてご確認ください。

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ヘアオイルは飛行機の機内に持ち込みできる?

©︎iSock

ヘアオイルを飛行機の機内に持ち込むこと自体は可能です。

しかし、ヘアオイルは液体物に分類されるため、 機内への持ち込みの場合は下記3つのルールを厳守する必要があります。

1. 100ml 以下の容器に入れる
2. 液体類の持ち込みは総量1リットル以下にする
3. 液体類を透明のジッパーにまとめて入れる

仮に液体類の総量が1リットル以下であっても、 容器が150ml などの場合は、機内への持ち込みが不可になります。

また、透明のジッパーのサイズ目安は縦20㎝ ×横20㎝ 以下です。ジッパーのサイズが目安より大きかったり、 透明ではなかったりすると、 持ち込み制限がかかる可能性があるので注意が必要です(一部の空港では透明のジッパーが置いてありますが 、基本的には自分で旅行前に用意する必要があります)。

空港や航空会社によりますが、手荷物検査時に液体類はトレーの上に出しておくとスムーズに進むことができますよ。

ヘアオイルは飛行機に預け入れできる?

機内へ手荷物として持ち込むのではなく、スーツケースなどに入れて預け入れする場合は、液体量に特に制限はありません。

預け入れの場合は容器量が100ml 以上でも問題ありません。なので、長期旅行で大きい容器のヘアオイルを持っていきたい場合は、預け入れ荷物の中にしまっておきましょう。

飛行機内でヘアオイルが漏れないように持ち運ぶ方法

©︎iStock

次に、飛行機内でヘアオイルが漏れないように持ち運ぶ方法を見ていきましょう。

1. 容器を満タンにしない
2. キャップをテープで固定する
3. サランラップ等 で保護しておく

それぞれ解説していきますね。

方法①:容器を満タンにしない

まずヘアオイルの容器は満タンにしない方が良 いです。少し容量を残しておかないと、 飛行機内での圧力変化による膨張でヘアオイルが漏れる可能性があるからです。100ml の容器であれば85ml ~90ml 程度に容量を調整しておくと安心ですよ。

方法②:キャップをテープで固定する

ヘアオイルが漏れることを心配する方は、キャップをテープで固定しておくのもおすすめ。

フライト中は揺れるので、 稀 にキャップが外れてしまうこともあります。ですが、キャップをテープで固定しておけばキャップが外れてしまうことはほとんどありません。

方法③:サランラップ等 で保護しておく

何が何でもヘアオイルが漏れることを避けたい場合は、サランラップ等 でグルグルに保護するのがおすすめ。

サランラップであれば透明なので検査官もチェックしやすいです。加えて、 仮にヘアオイルが漏れてしまったとしても、 他 の荷物にオイルが付着することがありませんよ。

各飛行機でのヘアオイル持ち込みに関する規定

最後に、各飛行機でのヘアオイル持ち込みに関する規定を紹介していきます。

日本の航空会社の「JAL」と「ANA」で、 それぞれ液体類(ヘアオイル)に関する規定を見ていきましょう。

JALのヘアオイル持ち込み規定

©︎iStock

まずはJALのヘアオイル持ち込み規定に関してです。

(1)あらゆる液体物は、100ミリリットル以下の容器に入れてください。100ミリリットルを超える容器に100ミリリットル以下の液体物が入っている場合でも不可となります。液体物の中には、ジェル状のもの(歯磨き、ヘアジェル等)、エアゾール、スプレーなども含まれます。密度の違いはありますが、1ミリリットル=1グラムと読み替えます。 (2)それらの容器を再封可能な容量1リットル以下のジッパーの付いた透明プラスチック袋に余裕をもって入れてください。中の容器が一杯で、密封できない場合は、密封できる程度に中身を廃棄していただくことになります。100ミリリットル以上の容器や、透明プラスチック袋がない場合も、容器を廃棄していただきますのでご注意ください。 (3)お客さま1人当たりの袋の数は、1つのみ持ち込み可能です。透明プラスチック袋を、他の手荷物とは別に、検査場において検査員に提示してください 透明プラスチック袋につきましては、販売している空港もございますが、日用品雑貨店、コンビニ、ホームセンターなどにも販売しておりますので、空港での混雑を避けるため、ご自宅で出発前にご準備ください。

航空機内への液体物持ち込み制限について

ANAのヘアオイル持ち込み規定

©︎iStock

次に、ANAのヘアオイル持ち込み規定に関してです。

すべての液体物は100ミリリットル以下の容器に入れ、総容量1リットル(1,000ミリリットル)までを、縦横の辺の合計が40cm以内の透明で再封可能なプラスチック袋(ジップロック状)に余裕を持って入れてください。 ※100ミリ リットル を超える容器に100ミリ リットル 以下の液体物が入っている場合、お持ち込み頂けません。 ※お1人様 あたり、プラスチック袋(ジップロック状) 1つ のみ持ち込み可能です。 透明プラスチック製袋はその他の手荷物とは別にして、手荷物検査場にて検査係員に提示してください。 ※危険物に該当するものは対象外となります。

【国際線】液体物の持ち込み制限について教えてください。

ヘアオイルは飛行機の機内に持ち込みできる?:まとめ

ヘアオイルは国際線でも、 飛行機の機内へ持ち込むことが可能です。ただ、液体類は国内線よりも規定が厳しいため、 違反していると新品であっても破棄することとなります。

基本的に国際線の液体類に関する規定は同じですが、航空会社により規定が若干異なる可能性もあるので、必ずフライト元の航空会社の規定を合わせて確認しておきましょう。

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