
香港税関のホームページ
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香港は日本からの観光客にとって人気の旅行先。この記事では、日本国籍を保有する旅行者に向けて、香港への入境に必要な手続きについて詳しく解説します。スムーズな旅行を楽しむために、事前に必要な情報を確認しましょう。
飛行機が香港に到着したら、忘れ物がないように手荷物を持ち、「抵港(Arrival)」の案内に従って入境審査場へ向かいます。途中、サーモグラフィを用いた検疫が行われていますが、立ち止まったりする必要はありません。
旅行者は「訪港旅客(Visitor)」のレーンを進んで入境審査場へ向かい、入国審査カウンターにいる審査官にパスポートを渡して入境審査を受けます。問題なければ、滞在条件や滞在可能期間などが記載されたLanding Slipという紙とパスポートが返却されます。Landing Slipは、記載内容に誤りがないかその場ですぐに確認しましょう。
なお、2013年3月19日よりパスポートへの入境スタンプの押印は廃止されました。
「認領行李(Baggage Claim)」と書かれた荷物受取ホールで、預け入れ荷物を受け取ります。上部のモニターに便名(航班、Flight)などが表示されているので、自分の荷物が何番のターンテーブルから出てくるかを確認。その番号のターンテーブルに行き、荷物を受け取ります。
預け入れ荷物を受け取った後、税関に申告するものがない場合は「Nothing to Declare」(税関申告なし)と書かれた緑のレーンを進み、そのまま出口へと向かいます。なお、無作為に荷物検査が行われる場合があります。
税関に申告が必要なものを持っている場合は「Goods to Declare」(税関申告あり)と書かれた赤いレーンを進み、税関検査場で申告書を提出して検査を受けます。
香港に入境する際にはパスポートの提示が必要です。パスポートの有効残存期間は滞在期間+1ヵ月以上あることが求められます。有効残存期間が少ない場合は事前に更新しておきましょう。
出入国カード(旅客抵港/離港申報表)については、審査手続き簡素化のため2024年10月16日より提出不要になりました。
税関に申告が必要なものを持っている場合、税関検査を受ける必要があります。税関審査場で申告書を記入し、カウンターで審査官に提出して検査を受けます。
なお、たばこの持込みは、たばこ19本、葉巻1本、刻みタバコ25gのいずれかまでとなっており、これを超えて持ち込む場合は税関で申告が必要です。その他、税関申告の対象となるものは事前に香港税関のホームページで確認しましょう。
日本国籍を保有する者は、観光目的の90日以内の滞在であればビザは不要です。これは、香港が日本旅券所持者に対して査証免除措置を適用しているためです。
なお、入境条件などは変更になる場合がありますので、渡航前に念のため香港入境事務處などのホームページで最新情報を確認しておくことをおすすめします。
2022年4月30日以降、加熱式たばこ、電子たばこやハーブたばこ等の代替喫煙製品の持ち込みは禁止されており、違反した場合は罰金および禁固刑が科されます。持ち込み禁止のものは事前に香港税関のホームページで確認しておきましょう。
入境検査後にLanding Slipという紙を渡されます。これには滞在条件や滞在可能期間などが印字されているため、受け取る際に内容に誤りがないかを確認したうえで、滞在中は紛失しないように保管しておきましょう。
香港滞在中はパスポートを常に携帯し、身分証明書として使用できるようにしておきましょう。
香港旅行を計画している旅行者にとって、ビザや入国手続きの情報は重要です。この記事で紹介したポイントを参考に、必要な手続きを事前に確認し、スムーズな旅行を楽しんでください。