イタリアのマクドナルドは素材を生かしたメニューを提供している！

ハンバーガーメニューは、イタリア語でサンドウィッチを意味するパニーニ（Panini）の中から選びます。

ドリンクとポテトはMとLサイズ、ポテトにはチーズをトッピングしたものやサラダなど好みに合わせてカスタマイズ可能。

注目は、地元の食材を使用するこだわり。チーズや野菜の高品質を証明するDOP（原産地名称保護認定）、PGI（地理的表示保護）という表示がメニューに記載されています。

現地の雰囲気を楽しみながらイタリアの特産を存分に味わいましょう。

現地で親しまれているのは、イタリア産の牛肉とクリスピーなベーコンを使用したメニュー。

カリッと焼き上げたソルティーなベーコンとジューシーな牛肉、濃厚なチーズとソースが人気の秘密。シャキっとした新鮮なレタスと甘酸っぱいトマトもおいしさを引き立てます。

サイドメニューには定番のポテトもありますが、ホットチェダーチーズやクリスピーベーコンがトッピングされたものもおすすめ。

とろりとした濃厚チーズとポテトは、あと引くおいしさです。

ミラノでは、食べ物に気を遣う人やベジタリアン・ビーガンの人も多く、マクドナルドでサラダメニューを注文する人も珍しくありません。

サラダに使用されているトマトは、パキーノ・トマト。イタリアのシチリア島パキーノ地方でのみ栽培され、PGI認定を受けた濃厚な甘みと香りあるチェリートマトです。

サラダは、オリーブオイルやバルサミコ、スティック状のクラッカーのようなパン「グリッシーニ」も提供してくれるイタリアンスタイル。

イタリア産の鶏むね肉を使用したチキンフライがサラダに添えられたメニューもあります。チキンフライは、サクサクした食感がおいしさの秘訣です。

イタリアのナゲットは、カリカリの衣でコーティングした、とろけるような食感のチーズとベーコンナゲット。

チーズは、北イタリアのヴェネト州の特産品アジアーゴDOP。

ベーコンもヴェネト州で生産されているスペック・アルト・アディジェPGIを使用。

チーズとベーコンのナゲットは、スナックやサイドメニューのアクセントとしても最適です。

カフェエリアでは、イタリアの本格エスプレッソのほかカプチーノやイタリアの朝食に欠かせないクロワッサンが用意されています。

コーヒー豆は、ミラノの焙煎会社から高品質のもの、さらに環境にも配慮したコーヒーを使用。

エスプレッソは、１ユーロとリーズナブルなところも魅力のひとつ。

イタリアの朝マックである「エスプレッソメニュー」は、カプチーノとクロワッサンセットで2.70ユーロ。

手軽な価格で地元住民と混ざって外のテラスで朝食を満喫しましょう。

「スイーツメニュー」は、ティラミスとコーヒーを3.50ユーロで堪能できます。マカロンやクリームが入った小さなドーナツなど、香り高いコーヒーとスイーツもお見逃しなく。

マクドナルドの定番メニューは、イタリアでも堪能できます。

日本でＭサイズのドリンクとサイドメニューで750円のビッグマックのセット。
イタリアでは8.50ユーロ（約1465円）で提供されています。

 サイドメニューには、チーズ添えポテトやベーコン添えなどセレクト可能。
ジューシーな肉の風味、独特の旨味が詰まったソースは安定のおいしさです。

眺めの良いテーブル席を用意したおしゃれな店がミラノには点在しています。
なかでも圧倒的な人気を誇るのは中世の趣を残したミラノ大聖堂が眺められる「Duomo（ドゥーモ）店」。

ほかにも、壮大なアーケードとフレスコ画が人々を惹きつける「Galleria（ガレリア）店」、ミラノのランドマークでもある古城スフォルツォ城が眺められる「Via Dante（ヴィアダンテ）店」もおすすめスポットです。

イタリアでは伝統の食を好む人が多くいましたが、近年は外資系の飲食ブランドもメニューを強化し受け入れられるようになってきました。

マクドナルドも食材の品質を強化、こだわりのコーヒー、現地メニューの豊富な展開、清潔感ある店内、タッチパネル導入などで地元住民に支持されています。

イタリアの建築と食事が満喫できるマクドナルドで旅の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。