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日本・岐阜県の観光ガイド
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歴史と自然が息づく岐阜では、春になると各地で美しい桜が咲き誇ります。戦国時代の史跡とともに楽しめる桜や、樹齢1500年を誇る名木など、見どころは多彩。この記事では、岐阜で訪れたい桜の名所を6スポットご紹介します。
本州のほぼ中央に位置する岐阜は、豊かな自然と深い歴史文化を満喫できるエリア。世界遺産・白川郷をはじめとする山里の風景など美しい自然に恵まれています。また、織田信長ゆかりの地として知られる岐阜市や、風情ある城下町が残る飛騨地方など、歴史ロマンあふれるスポットも点在。春には桜が各地を彩り、観光とあわせて花見を楽しめるのも魅力です。
墨俣一夜城(すのまたいちやじょう)周辺と犀川堤(さいかわつつみ)は、3.7kmにわたり約800本の桜が咲き誇る人気の花見スポット。戦国時代に豊臣秀吉が数日で築いたとされる墨俣一夜城と桜の共演が楽しめます。満開時には川沿いが淡いピンクに染まり、歴史ロマンを感じながら散策を楽しむことも可能。また、4月12日(日)までは「大垣市すのまた桜まつり」が開催され、墨俣一夜城を背景にライトアップされた幻想的な桜を見られます。
奥の細道むすびの地(住吉燈台や船町港)は、松尾芭蕉ゆかりの地として知られるスポット。市街地を流れる水門川沿いには、約1.1kmにわたってソメイヨシノが咲き誇り、歴史情緒あふれる景色のなかでお花見を楽しめます。川面を滑るように進む「たらい舟」や「舟下り」から見上げる桜は格別で、水辺に映る桜も見どころのひとつ。水門川はかつて大垣城の外堀として機能していた歴史ある場所で、賤ヶ岳の戦いの際には豊臣秀吉が「美濃大返し」の出発地としたほか、豊臣兄弟ゆかりの地でもあります。
根尾谷 淡墨桜(ねおだに うすずみざくら)は、日本三大桜のひとつであり、樹齢約1500年を誇る国の天然記念物。戦国の時代から変わらず咲き続けており、まさに歴史の生き証人ともいえる存在です。満開時は白く、散り際には淡い墨色へと変化することからその名が付けられました。淡墨桜のある本巣市は、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑に仕えた戦国武将、古田織部の出生地とされる地です。
相川水辺公園では、相川の堤防沿いに約200本の桜が並び、上空には約350匹のこいのぼりが悠々と泳ぎます。青空と桜、こいのぼりが織りなすコントラストは、岐阜を代表する春の風景のひとつ。また、垂井町は、竹中半兵衛ゆかりの地としても知られています。半兵衛の居城であった菩提山城とあわせて巡れば、桜とともに戦国の歴史を楽しむことができます。
岐阜公園は、岐阜城がそびえる金華山の麓に広がる公園。春には園内が桜色に染まり、華やかな景色が広がります。なかでも「日中友好庭園」では、門や池と桜が調和した情緒あふれる風景を楽しめます。この地は、織田信長が天下布武の拠点とした城下町。桜越しに岐阜城を望めば、信長の時代に思いをはせることができる、まさに戦国の春を感じられるスポットです。
御所桜は、標高の高い飛騨地方に位置し、例年4月中旬~下旬にかけて見頃を迎えます。周囲の田に水が張られる時期になると、鏡のような水面に桜が映り込む「逆さ桜」が見られることで知られる名所。夜間にはライトアップも行われ、暗闇に浮かび上がる幻想的な「逆さ桜」は、昼間とはまた違った美しさを見せてくれます。
岐阜には、戦国の歴史を感じられる城や史跡とともに楽しめる桜や、樹齢1500年を誇る名木、幻想的な水辺の景色など、多彩な花見スポットが点在しています。歴史ロマンあふれる岐阜ならではの桜巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。