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アンティグア・バーブーダの基本情報と観光ガイド・有名観光スポット

アンティグア・バーブーダの歩き方

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アンティグア・バーブーダは、カリブ海に浮かぶ美しいふたつの島からなる国。白砂のビーチが広がるアンティグア島と、手つかずの自然が残るバーブーダ島。どこまでも続くターコイズブルーの海と、カリブの陽光を浴びた緑豊かな風景が魅力だ。年間を通して温暖な気候で、ビーチリゾートを楽しむには最適な場所である。特にアンティグア島には365のビーチがあるとされ、毎日違ったビーチで過ごすことができる。バーブーダ島は観光客が少ないため、静寂のなかで自然と触れ合う贅沢な時間を味わえる。この国は歴史も豊かで、イギリスの植民地時代の建築や要塞も見どころ。都会の喧騒を離れ、ゆったりとした時間が流れるこの島で、心身ともにリフレッシュできるだろう。

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観光スポット情報

観光のポイント

  • 広大な海に抱かれる贅沢な時間

    アンティグア・バーブーダを訪れたら、まずはビーチでリラックスすることが欠かせない。365ものビーチそれぞれに異なる魅力がある。美しい白砂と透き通る海で知られるホワイトサンドビーチでは、波の音を聞きながら日光浴を楽しんだり、読書をしたりするのもいい。さらに、カリブ海に身を委ねながらのんびりと過ごしたり、シュノーケリングやダイビングで美しいサンゴ礁を探検するのもおすすめだ。サンセットクルーズでは、水平線に沈む夕日を眺めながら、ロマンチックなひとときを過ごすことができる。ゆったりとした船旅で、島の美しい海と自然を心ゆくまで堪能してほしい。

  • 歴史を感じる散策

    アンティグア島には歴史好きにはたまらないスポットが多数存在する。特に有名なのが、ネルソンズ・ドックヤード。18世紀にイギリス海軍の造船所として使用された場所で、現存する最古の造船所としてユネスコの世界遺産に登録されている。当時の建造物がそのまま残されているので、歴史の息吹を感じながら博物館や美しい庭園を散策することができる。また、小高い丘に広がる要塞跡シャーリー・ハイツからのパノラマビューは圧巻で、かつての要塞の雰囲気を味わいながら島全体を見渡すことができる。

  • ローカルグルメで食の冒険

    アンティグア・バーブーダの旅では、地元のグルメを堪能することも欠かせないポイントだ。新鮮なシーフードを使った料理や、ジャークチキン、ソルトフィッシュなど、カリブの風味豊かな料理が味わえる。コンク貝がたっぷり入ったカリー・コンクもおすすめ。地元のマーケットやストリートフードの屋台を巡ってローカルな味を楽しむのも一興だ。

基本情報

  • 正式名称

    アンティグア・バーブーダ

  • 面積

    約440平方キロメートル

  • 人口

    約9.4万人

  • 首都

    セントジョンズ

  • 宗教

    キリスト教が主流で、英国国教会やプロテスタント、カトリック教徒が多い。その他の信仰者も少数存在する。

  • 言語

    公用語は英語。島内では英語が広く通じるが、カリブの特有のアクセントがあることもある。

旅の知識と準備

  • 通貨と為替レート
    • 通貨
      東カリブドル（East Caribbean Dollar、XCD）
      補助単位はセント（CENT）
    • 為替
      1東カリブドル=約54円（2024年8月現在）
  • 入出国
    • ビザ
      最長90日以内の観光目的の滞在なら不要。
    • パスポート
      残存有効期間は、入国時に6ヵ月以上必要。
    • 入出国
      入国時に、出国時の航空券、ホテルなど滞在先について確認されることがある。
  • 日本からのフライト時間

    日本からアンティグア・バーブーダへの直行便はなく、アメリカのニューヨークやマイアミなどを経由する必要がある。乗り継ぎは1〜2回程度。

  • 気候

    アンティグア・バーブーダは年間を通じて温暖な気候が続く。気温は25〜30度前後で、暑すぎず過ごしやすい。夏は日本より湿気が少なく、貿易風により過ごしやすい。乾季は12〜4月で、この時期は特に観光に最適だ。日本の冬にあたる時期でも現地は暖かく、避寒地としても人気が高い。雨季は5〜11月で、短時間のスコールが降るが、旅行には大きな影響はない。

  • ビジネスアワー
    • 銀行
      月〜木曜の8:00〜15:00が一般的。金曜は8:00〜13:00、15:00〜17:00。土・日曜、祝日は基本的に休業。
    • ショップ・マーケット
      8:00〜17:00。昼休憩がある場合がある。
  • 電話のかけ方
    • 日本からアンティグア・バーブーダ
      国際電話番号（010）＋アンティグア・バーブーダのエリアコード（1-268）＋相手先の電話番号
    • アンティグア・バーブーダから日本
      国際電話番号（011）＋日本の国番号（81）＋市外局番（頭の0は取る）＋相手先の電話番号
  • 時差とサマータイム

    日本との時差は13時間で、日本のほうが進んでいる。サマータイムは実施していない。

  • おもな祝祭日

    （※）は移動祝祭日で、年によって異なる。

    • 1月1日　元旦
    • 3月頃　グッドフライデー　※
    • 4月頃　イースターマンデー　※
    • 5月6日　労働者の日
    • 8月第1月・火曜　カーニバルの日
    • 11月1日　独立記念日
    • 12月9日　初代首相の記念日（ベア・バード・デー）
    • 12月25日　クリスマスデー
    • 12月26日　ボクシングデー
  • 電圧とプラグ
    • 電圧
      110V。220Vの場合もある。
    • 周波数
      60Hz
    • プラグ
      日本と同じAタイプが使える。
  • チップ

    レストランやホテルでサービス料が含まれていない場合、10〜15%程度を支払うのが一般的。

  • 飲料水

    水道水は不衛生な場合もあるため、ミネラルウォーターを購入するほうがよい。

  • 税金

    ホテルの宿泊料金には税金12.5%の税金とサービス料10%〜15%が加算される場合が多い。

  • 安全とトラブル

    アンティグア・バーブーダは比較的安全な地域だが、観光客を狙った窃盗や詐欺が発生することがある。特にビーチやマーケット、観光地では荷物から目を離さないようにし、貴重品は厳重に保管する。また、夜間はひとり歩きや人通りの少ない場所は避ける。

  • 年齢制限

    お酒は16歳以上、たばこは18歳未満には販売禁止となっている。

  • 度量衡（単位）

    距離はメートル法、重量はキログラム、液体はリットルで表記される。日本と同じ単位系を使用しているため、混乱することはほとんどない。

  • その他注意事項
    • 大使館
      日本大使館などの在外公館がなく、パスポートを紛失したときなどに手続きに時間がかかるため、紛失や盗難には十分注意する。
    • タクシー
      行き先や時間によって料金が決まるため、乗車前に運賃を確認する必要がある。
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