イギリス政府公式ページ ETAに関する情報
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イギリスに入国する日本人渡航者は、2025年1月8日からETAと呼ばれる電子渡航認証の取得が必要になりました。このシステムは、パスポートとETAをリンクして渡航データを管理するもので、一般的な日本人旅行者にも適用されます。英語のアプリまたはオンライン申請となりますので、概要や手順を事前に把握しておいたほうがスムースに申請できます。
電子渡航認証(ETA:Electronic Travel Authorisation)とは、最長6ヵ月の渡航者が、イギリス入国前に渡航許可を得る制度です。パスポートとETAをデジタルでリンクさせて入国履歴を管理し、入国審査を円滑にするために開始されました。ただし、ETAを取得しても、入国時にはパスポートコントロール(入国審査)を受ける必要があります。
ETAの申請が必要な人は次の通り。
ちなみに、ETAの申請が不要な人は、イギリスとアイルランドの市民、BOTCパスポートで旅行するイギリスの海外領土市民、イギリスのビザを取得している人、イギリスでの在住・就労・就学資格がある人などです。
BOTC:British overseas territories citizenの略
アプリまたはオンライン。
2年間。ただし、その間にパスポートの有効期限が切れる場合は、新しいパスポート取得後に再度申請する必要がある。
申請から通常3営業日以内。場合によっては3営業日より時間がかかることもある。
10ポンド。
Apple PayはApple Inc.の商標です
GooglePayはGoogle LLC の商標です
模倣サイトなどによるフィッシング詐欺や高額な代理サイトにアクセスしてしまう可能性があるため、以下のイギリス政府公式ホームページからアプリのダウンロードまたはオンライン登録をするのが安心です。
ここでは、アプリを使ってETAを申請する方法を解説します。
申請に必要なものや手順などの説明画面が表示される。確認後、「Start now」をタップ。
電話番号は、先頭のゼロを取って入力する。例えば「090-1234-5678」なら、「90 1234 5678」と入力。
パスポートの生体認証チップのスキャン方法は、スマートフォンをパスポートにのせて下にずらしていき、スキャンが始まったら止める。スキャン後にパスポートの情報が表示されるので確認。
写真の撮り方や以下のような注意点を示した画面が出るので確認すること。これらの注意点を守り、顔写真を撮影する。
以下の質問に回答する。
入力した内容が表示されるので確認する。
支払いが完了すると、申請受理のメールが届く。審査結果のメールは、通常3営業日以内に届く。
パスポートとETAはデジタルでリンクしているため、入国審査の自動ゲートではパスポートを提示するだけ。ETA認証後のメール画面や、それをプリントした書類は、入国審査時には不要ですが、自分の記録のためにもメールをプリントしておくと安心です。
本記事は一般的な日本人旅行者向けの内容となっています。細かな規定や特例のほか、変更の可能性もありますので、詳細や最新情報はイギリス政府公式のウェブサイトなどでご確認ください。