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タイは日本からの観光客にとって人気の旅行先。この記事では、日本国籍を保有する旅行者に向けて、タイへの入国に必要な手続きについて詳しく解説します。スムーズな旅行を楽しむために、事前に必要な情報を確認しましょう。
飛行機がタイに到着したら、忘れ物がないように手荷物を持ち、「Arrival(到着)」の案内に従って入国審査場へ向かいます。タイ到着から入国までの手続きは、スワンナプーム国際空港、ドーン・ムアン国際空港どちらの空港も同じ流れです。
旅行者は入国審査場へ向かい、外国人用のカウンターへ並びます。入国審査カウンターにいる審査官にパスポートと搭乗券を渡して入国審査を受けます。なお、2022年7月2日よりタイ入国カード(TM.6)は提出不要となりました。2025年5月1日より紙の入国カードに代わり、「デジタル・アライバル・カード(TDAC:Thailand Digital Arrival Card)」が正式に導入されます。
荷物受取ホールで、預け入れ荷物を受け取ります。モニターに便名が表示されているので、自分の荷物が何番のターンテーブルから出てくるかを確認。その番号のターンテーブルに行き、荷物を受け取ります。もし荷物が破損していたり出てこなかった場合は、「Baggage Service」のカウンターへ行き、必要な手続きを行います。
預け入れ荷物を受け取った後、税関に申告するものがない場合は「Nothing to Declare」(税関申告なし)と書かれた緑の表示がある出口へと向かいます。
税関に申告が必要なものを持っている場合は「Goods to Declare」(税関申告あり)と書かれた赤いカウンターに進み、税関検査場で申告書を提出して検査を受けます。
タイに入国する際にはパスポートの提示が必要です。パスポートの有効残存期間は6ヵ月以上あることが求められます。有効残存期間が少ない場合は事前に更新しておきましょう。
タイ入国カード(TM.6)については、2022年7月2日より提出不要になりました。2025年5月1日より紙の入国カードに代わり、「デジタル・アライバル・カード(TDAC:Thailand Digital Arrival Card)」が正式に導入されます。
税関に申告が必要なものを持っている場合、税関検査を受ける必要があります。税関審査場で申告書を記入し、カウンターで審査官に提出して検査を受けます。
合計で1万5000USドル相当額を超える現金や貴金属類などがある場合は、税関申告書の記入が必要です。なお、たばこの持込みは、紙巻き200本、または葉巻類200gいずれかまでとなっており、これを超えて持ち込む場合は税関で申告が必要です。その他、税関申告の対象となるものは事前にタイ税関のホームページで確認しましょう。
日本国籍を保有する者は、観光目的で、入国後60日以内に出国する航空便の予約済み航空券を持っていれば、ビザなしで60日以内の滞在が許可されます。
60日を超える期間の滞在を予定している場合や、ビジネスなど観光以外の目的で入国する場合は、事前のビザ取得が必要になります。
タイの出入国に関しては変更になる可能性がありますので、渡航前に念のためタイ王国大使館などのホームページで最新情報を確認しておくことをおすすめします。
2014年以降、電子たばこ(加熱式たばこ)の持ち込みは禁止されており、違反した場合は罰金もしくは懲役が科されます。持ち込み禁止のものは事前にタイ税関のホームページで確認しておきましょう。
タイ滞在中はパスポートを常に携帯し、身分証明書として使用できるようにしておきましょう。
タイ旅行を計画している旅行者にとって、ビザや入国手続きの情報は重要です。この記事で紹介したポイントを参考に、必要な手続きを事前に確認し、スムーズな旅行を楽しんでください。