【2025年版】シアトル・タコマ国際空港から市内のアクセス方法4選！料金や所要時間を解説

シアトル・タコマ国際空港（SEA、通称シータック空港）は、シアトル中心部から南へ約20kmのところにある国際空港。シアトルの玄関口として、年間5000万人以上の乗客が利用しています。日本からは、日本航空（JAL）や全日空（ANA）、デルタ航空、ハワイアン航空が直行便を運航しています。

シアトル・タコマ国際空港には、ゲートA～Dを備えたメインターミナル、北サテライト（Nゲート）、南サテライト（Sゲート）の3つのターミナルがあります。日本からの直行便は、AゲートまたはSゲートに到着します。各ターミナル間は、無料のエアポートトレインで移動が可能です。空港内には、ショップやレストラン、書店など90以上の施設があります。また、ターミナル内には常設のパフォーマンススペースがあるので、空港内を歩いているだけで楽しい時間を過ごせるでしょう。

リンクライトレイル（Link Light Rail）は、サウンドトランジット社が運営するシアトル・タコマ国際空港とシアトル市内を結ぶ電車。ダウンタウンへ向かうには1 Lineの「ワシントン大学」方面行きの電車に乗りWestlake駅へ。所要時間は約40分です。途中のStadium駅はシアトル・マリナーズのホームであるT-モバイル・パーク、Symphony駅はシアトル美術館の最寄り駅です。

リンクライトレイルの駅（SeaTac/Airport駅）は、空港の4階にあるスカイブリッジを渡って駐車場ビルへ進み、「Link Light Rail」の標識に従って進んだ先にあります。乗車券は、駅の自動発券機で切符を購入するか、発券機でORCAカードと呼ばれるチャージ式のICカード（3ドル）を購入し、必要な金額をチャージして利用しましょう。

プレミア・エアポート・シャトルは、シアトル・タコマ国際空港とシアトル市内を結ぶ相乗りのシャトルバン。市内であれば、ホテルや指定した目的地まで直接連れて行ってくれます。

出発場所は、スカイブリッジ3または4を渡って駐車場ビルへ行き、「Door-to-Door Vans」の標識をたどって1階下り、駐車場ビル3階のIsland 2Aです。乗車券については、事前に公式ページで予約するか、駐車場ビル3階のキオスクで購入しましょう。

荷物が多い場合や深夜・早朝に空港へ到着する場合はタクシーの利用もおすすめ。タクシー乗り場は、スカイブリッジを渡った駐車場の3階にあります。

シアトル・タコマ国際空港から市内中心部までは、所要時間約25～35分。チップ込みで約60ドルが目安です。

アメリカ国内で主流の配車アプリのUberやLyftを使って、ダウンタウンへ移動することも可能です。アプリで配車をすると、乗車前に目安の料金が表示されるので、タクシーと金額を比較してから検討するのがよいでしょう。

乗り場はタクシー同様にスカイブリッジを渡った駐車場の3階にあり、Uber Black（高級車）の場合はバゲージクレームを出たところにあります。配車アプリでは一般車を利用しているため、乗車の際は車種や車のナンバーを参照しながら、自分が手配した車かどうかを確認しましょう。

配車アプリの詳しい情報や使い方は、Uberの登録・利用方法、Lyftの登録・利用方法を参考にしてみてください。

アメリカのシアトル・タコマ国際空港からシアトル市内への移動には、さまざまなアクセス方法があります。この記事で紹介した行き方を参考に、メリット・デメリットを確認しながら、自分に合ったスムーズな移動手段を見つけてみてください。