
ベトナム税関のホームページ
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ベトナムは日本からの観光客にとって人気の旅行先。この記事では、日本国籍を保有する旅行者に向けて、ベトナムへの入国に必要な手続きについて詳しく解説します。スムーズな旅行を楽しむために、事前に必要な情報を確認しましょう。
飛行機がベトナムに到着したら、忘れ物がないように手荷物を持ち、「Arrival(到着)」の案内に従って入国審査場へ向かいます。
日本人旅行者は、「All Passport」と書かれたところへ並びます。入国審査カウンターにいる審査官にパスポートと搭乗券を渡して入国審査を受けます。なお、2025年3月現在、出入国カードの提出は不要です。
荷物受取ホールで、預け入れ荷物を受け取ります。モニターに便名が表示されているので、自分の荷物が何番のターンテーブルから出てくるかを確認。その番号のターンテーブルに行き、荷物を受け取ります。もし荷物が出てこない場合は、近くにいる係員に搭乗地でもらった手荷物引換証(クレームタグ)を見せ、確認するのがよいでしょう。
預け入れ荷物を受け取った後、税関に申告するものがない場合は緑のランプの検査台へと向かいます。
税関に申告が必要なものを持っている場合は、税関で税関申告書をもらって記入し、赤いランプの検査台でパスポートと一緒に提出します。検査終了後に、税関申告書の出国用に半券が返却されます。この半券は出国の際の税関検査に必要となるため、なくさないように保管しておきましょう。
到着出口にて、搭乗地のチェックイン時にもらった預け荷物用の手荷物引換証と、手荷物に付けられているタグの番号に相違がないか確認されることがあるため、到着ロビーまで捨てないように注意が必要です。
ベトナムに入国する際にはパスポートの提示が必要です。パスポートの有効残存期間は6ヵ月以上あることが求められます。有効残存期間が少ない場合は事前に更新しておきましょう。
べトナムを出国するための航空券が必要です。
ベトナムへの出入国カードについては、2025年3月現在提出不要です。
税関に申告が必要なものを持っている場合、税関検査を受ける必要があります。税関審査場で申告書を記入し、カウンターで審査官に提出して検査を受けます。
なお、たばこの持込みは、たばこ200本、葉巻20本、刻みたばこ250gのいずれかまでとなっており、これを超えて持ち込む場合は税関で申告が必要です。その他、税関申告の対象となるものは事前にベトナム税関のホームページで確認しましょう。
日本国籍のパスポートを保有する者は、下記条件を満たす場合のみ、45日以内のビザなしでの滞在が可能です。
45日を超える期間の滞在を予定している場合や、ビジネスなど観光以外の目的で入国する場合はビザ取得が必要になります。
ベトナムの出入国に関しては変更になる可能性がありますので、渡航前に念のためベトナム社会主義共和国大使館などのホームページで最新情報を確認しておくことをおすすめします。
現地の安全情報を確認しておくため、事前にたびレジに登録したり、緊急時に備えて在ベトナム日本国大使館の連絡先を把握したりしておくと安心です。日本大使館は、パスポートの紛失や盗難、病気や事故などの緊急事態に対応してくれます。
麻薬、毒物、花火、社会主義批判、卑猥な出版物や映像などの持ち込みは禁止されています。また、植物(種子も含む)やキノコ類、動物性の生鮮食品も同様に持ち込み禁止です。持ち込み禁止品については、事前にベトナム税関のホームページで確認しておきましょう。
ベトナム滞在中はパスポートを常に携帯し、身分証明書として使用できるようにしておきましょう。
ベトナム旅行を計画している旅行者にとって、ビザや入国手続きの情報は重要です。この記事で紹介したポイントを参考に、必要な手続きを事前に確認し、スムーズな旅行を楽しんでください。