ストラスブール ノートルダム大聖堂

更新日
2023年8月22日
公開日
2023年8月22日
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ヴォージュの山から切り出した赤色砂岩で造られたという大聖堂。1015年から建設が始められ、現在の形となったのは1439年。町がこぢんまりしているだけに、この大聖堂の大きさは圧倒的だ。レースのように繊細な彫刻でびっしりと覆われた西正面の壁を、ゲーテは「荘厳な神の木」にたとえ絶賛した。空を射る1本尖塔の高さは142mと、中世に造られたものとしては最高。332段の階段を上って高さ66mの展望台 Plateformeに出ると、ヴォージュ山脈や、果てはドイツの黒い森までも見渡せる。
大聖堂内にはからくり人形付きの天文時計 L'Horloge Astronomiqueがある。キリストと使徒たちの人形が現れる仕掛けを見たければ、あらかじめチケットを買っておこう。天文時計の前には、最後の審判を描いた『天使の柱 Pilier des Anges』が立つ。13〜14世紀当時の輝きをそのまま残すステンドグラスも必見だ。

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