キーワードで検索
サンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラズ島国立公園は、年間を通じて大人気の観光地。 元刑務所のツアーは夏場はもちろん事前に予約をしておかないと入手は大変。
アルカトラズ島フェリー乗り場(ピア33から来ると降りる場所)の左側にフェンスがあって『アガベトレイル(Agave Trail)』とプラークがある。
実は、ここあまり知られてないトレイルコース。 フェリーを降りると広場でパークレンジャーが島の諸注意をしてセルハウスツアーに向かって坂道を登り始めるので、このトレイルは全くの反対方向になる。 アルカトラズ島には何度か行ったことがあるけど、ここは初めて以前からフェンスの先が気になっていた場所だった。
桟橋からサンフランシスコ方面(南側)にくるりと島を半周くらいする約0.7miles(約1.1km)のトレイルというより軽い散歩道、トレイルレベルはイージー(easy)この日は天気も良く歩いていてとても気持ちが良かった。 アガベってテキーラの材料とかお砂糖の代用品のシロップでは知っているけど実際どんな植物かも知らず。 日本語に訳すとすれば「リュウゼツラン属(竜舌蘭)」蘭といっても親戚ではないらしい。
島の南側に大きな立て札その左側にあるアロエみたいなのがアガベ(アロエとも別の種類) あまりに普通に自生しすぎて、しかもどちらかというと地味目な植物で写真撮るのを忘れてしまった。
ゴールデンゲートブリッジが見え始めたら段差のある階段を登る。
広場(Parede Ground)に出て来る、1934年〜1963年まで連邦刑務所だった当時ここは島に暮らす職員の方たちとその家族の住まいのあった所だった。
ゴールデンゲートブリッジがとても良く見えて、当時はここから橋のできる様子も眺めていたんだ。
向きを変えるとソーマ地区とベイブリッジも見える。 右側にワサワサと葉っぱが付いているのがユーカリで左奥の方に枯れ木みたいに生えているのがアガベ。 やはり地味で近くに行って撮影することもなかった。
こんな瓦礫みたいになっている場所はオーディオツアーだけでは見きれないので、なかなか興味深い光景だった。 ユーカリの広場やここで野鳥の産卵期にはあちこちに鳥の巣ができる。 その期間を外して鳥の邪魔にならない9月末から2月1日まで期間オープンしているのでまさに期間限定のトレイル。 この島からのサンフランシスコの町並みは距離が適当にあってとてもいい。 またオープンしている時期は霧が出る季節ではないので、ゆっくり歩いてみたらいいね。 ガイドブックにはない風景が発見できるよ!
https://www.alltrails.com/trail/us/california/alcatraz-island-agave-trail