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山梨特派員スペインへ行く~2023秋〈その10〉スペインならではのお酒を楽しむ

水月

水月

山梨特派員

更新日
2023年12月20日
公開日
2023年12月20日
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Hola!山梨特派員の水月です。
2023年秋、9月半ばから10月半ばにかけて、スペインを旅してきました。
そんな情報をお届けする「山梨特派員スペインへ行く」シリーズ第10弾は「スペインならではのお酒を楽しむ」です。
スペインではよくビールを飲みました。だって、10月に入っても、まだまだ暑いんですもの。でもね、ビールやワインのほかに、スペインならではのおいしいお酒がいろいろとあるんですよ。

アンダルシア地方フリヒリアナで

まずは、皆さんご存じの「Sangría サングリア」。赤ワインにオレンジやレモン、洋梨、バナナなどのフルーツを入れてつくるワインカクテルです。ワインの酸味&フルーツの甘み。フルーティな味を楽しめると人気ですよね。
語源はスペイン語の「血 Sangre サングレ」からきていて、血のように真っ赤なお酒というのが由来だそうです。何ともスペインらしい。白ワインバージョンもあるとか。

セビージャのバルで

こちらは「Tinto de Verano テント・デ・ヴェラーノ」。夏のワインを意味する赤ワインの炭酸飲料割りです。
持参していった『地球の歩き方』スペイン版の写真を見せて、これが欲しいとオーダーしました。
すっきりキリリと、喉を潤してくれましたよ。
赤ワインのコーク割り「Calimocho カリモチョ」を楽しんでいる人も、よく見かけました。

マドリード郊外ピントのバルで

ショットグラスで飲んだこちらは、行きつけになったバルで常連さんにご馳走になった「Vermu ベルムー」です。ワインにハーブやスパイスを漬け込んだ食前酒で、それぞれの店により味わいが違うといいます。

同じくピントのバルで

そのバルでは、おいしい赤ワイン「Ribera del Duero リベラ・デル・ドゥエロ」に出会うことができました。
ドゥエロ川沿いに広がるスペイン屈指のワインの産地で作られる赤ワインだそうです。
スペインの赤ワインというと「Rioja リオハ」が有名ですが、こちらもお試しを。

「Chacolí チャコリ」は、バスク地方で飲まれるさっぱりとした微発泡の白ワイン。ワインボトルを高く持ち上げて空気を含ませるようにゆっくりと注いでくれます。バスクには、りんごのお酒「Sidra シードラ」もあって、同じように高所から注ぐそうです。

アンダルシア地方ロンダのバルで

シェリー酒の一種「Manzanilla マンサニージャ」は、アンダルシアの祭りには欠かせないお酒。チャコリと同じように高所からゆっくりと注いでくれました。少し甘くすっきりとした味わいです。

セビージャのレストランで

スペインの食後酒「Orujo オルホ」です。ワイン醸造後に残るぶどうの絞りかすで作られる蒸留酒で、消化をうながす効果があるといいます。
会話がはずんだお客さんに食後酒をご馳走する、というのがこちらの流儀のようでした。このレモン風味の食後酒も、サーバントの女性がご馳走してくれました。

フリヒリアナのレストランで

こちらもやはり、サーバントの男性がご馳走してくれました。ティラミスのようなデザートっぽい味わいでした。

マドリードのバルで

ラムベースのカクテル「mojito モヒート」も、おいしかった。スペインの秋は、暑かったから。

マドリード郊外ピントのアパートで

ラストは、家飲みです。スーパーで購入したビールは、ほとんどが「mahouマホウ」ライトな味わいのビールでした。100円くらいでしょうか。
安いのにキリッとおいしいワイン。アパート近くのお肉屋さんで買った生ハムやサラミ、たくさん並んだ塊のなかから選んで切ってもらった硬めのチーズ。焼き立てのパン。
そんな家飲みも楽しかったのですが、バルやレストランでは、カウンターですすめられた食前酒や、隣のテーブルで飲んでいるのを見て頼んでみたアンダルシアのマンサジーニャなど、思いがけない出会いを楽しむことができました。スペインならではのお酒、ぜひ楽しんでみてください。

今年も、おつきあいくださりありがとうございました。
来年もまた、山梨&スペインの情報などなどアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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