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【ハワイ・オアフ島】オアフ島最大KCCファーマーズ・マーケットに行ってきました

美丸(Mimaru)

美丸(Mimaru)

アメリカ・カリフォルニア州特派員

更新日
2025年2月28日
公開日
2025年2月28日

Aloha!土曜日の朝、ハワイ在住者の方が、ほぼ毎週買い物しているというオアフ島で一番大きな”KCCファーマーズマーケット”について行きました。カリフォルニア州は砂漠気候から冷涼地域と幅広い気候があるため様々な農産物があり、日頃から私の目を楽しませてくれますが、ハワイは見たこともない食材があったり、いつもとは違っていて勉強になりました。滞在中の謎も解けたり、奇妙な光景も目の当たりでやっぱりハワイは楽しい。

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初めてみる野菜も多々あり、ハワイ語でも書いてあったり異国の地のマーケットぽい

初めてみる食材。ユニークな野菜果物を見てまわる

日系企業に勤めているご夫妻が、ファーマーズマーケットに行くというのでついて行くことにしました。フードコーディネーターの活動もしているので、これは行かない訳には行かない。果たして南国の野菜・果物は見ているだけで楽しかったです。マイクロネシアの方が好んで食べる初めてみる食材や、アジア系、日系の方も多いので日本でも見られるような野菜もあり、サンフランシスコに買って帰りたい食材がたくさんありましたが、メインランドには持ち込めず写真撮影のみ。次回は最初に買って実験(調理)してみたいと思いました。

10年前の教え:住んでいたアイエア(Aiea)の家の裏庭にたわわに実ったマンゴーをサンフランシスコのみんなにあげようとスーツケース半分に詰め込みました。チェックインの時、検疫全没収。しかも「木になっているのはまだ硬いから、今度収穫するときは落ちたマンゴーにするのよ」と教示してくれました…なるほど学んだ。ハワイの人は優しい

貴重なお土産その1

貴重なビーンズ”ピーベリー”

そして、ハワイといえばコナコーヒーが有名。ビッグアイランド(ハワイ島)島内の有名な産地が5カ所入っているシングルドリップ5袋のお試しパック19ドル(一杯4ドル弱)。

アイカネプランテーション:http://www.aikaneplantation.com

・Puna東側

・Kona西側

・Hamakua北側

・Kau南側

・Hilo北東

一口にコナコーヒーと言っても産地がいろいろあるんだわ。オアフ島にもコーヒービーンズの産地があるそうですよ。

そして、キーワードは「ピーベリー(PeaBerry)」です。コーヒー豆は二つが合わさって一粒になっているんですが、時折一人っ子みたいに、一粒で成ることがあって貴重な粒のピーベリー。豆の大きさでランク付けしてていますが、このピーベリーはランク外の希少な存在でお高いのだそうです。”ピーベリー”見つけたらお値段チェックしてみてくださいね。ガブ飲み派の私にはとても買えなかった(悔)。

*ホノルル・クヒオ通りのスターバックスにはコナ100%ビーンズが売ってました(29ドル)。

貴重なお土産その2

ハワイ島の溶岩の上に咲くオヒア・レフア

「ピュア・ロウ&オーガニック・ハニー(Pure Raw & Organic Honey)」がおすすめのハチミツだそうです。いまだ活発な活動続けているハワイ島の火山。流れ出た溶岩が冷めたところに咲くお花「オヒア・レフア(Ohi’a lehua)」。自然てすごいですね溶岩の上に咲くだけに生命力のあるお花です。お砂糖の代わり使うようになって、家では全く砂糖を使わなくなった友人。試食したら全くクセがなくて、料理にも使いやすいと思い買おうと思ったら、ハワイ土産にと買ってもらいました(なのでお値段不明)。

ピュア・ロウ&オーガニックハニー:https://bigislandbees.com/collections/honey

また、「ハワイアン・クラウン(Hawiian Crown)」というスムージー屋さんでも見つけた”POG”という謎の飲み物。聞いてみたら”Passion/Orange/Guava”の頭文字だそうで、滞在中の謎が解けました。

ハワイアン・クラウン・パイナップル:https://hawaiiancrown.com

なぜ鶏がウロウロしてるの?

飛べないはずの鶏がなんと木の上に!

今回の滞在で驚いた一つが、いたる所でたくましい鶏がいてたまげました。公園、スーパーの駐車場、アウトドアカフェのテーブルの下、ハレイワやカイルアの道路沿いでも堂々と歩いていました。ヒナを連れ立って道路を横断する様子に可愛いと追いかけてしまいましたが、なんでこんなにいるの?

昔々、ポリネシアの人たちのお供としてきたのが熱帯ジャングルに生息する鶏のご先祖さま”赤色野鶏(セキショクヤケイ)”。ハワイの人々と鶏のご先祖さまは仲良く暮らしていたんですが、卵を産まなくなったご先祖さまのお肉がとても美味しかったのが運の尽き。いつしか飼われる立場になりさがり、餌をたらふく食べさせられて肥満体。囲いもあるので身を守る必要も飛ぶ必要性もなくなりました。太りやすい体質に変わり、飛べない鳥になってしまったのです。ダイエットして痩せたら平屋の屋根くらいまでは飛べるみたいです(耳の痛いアメリカ人がいるかも…)。

一方で、オズの魔法使いのような説。1992年9月にハリケーン・イニキ(Iniki)が、カウアイ(Kauai)島に直撃。島民5万5000人の電気の復旧に半年かかるほどの甚大な被害となった際、鶏小屋も吹っ飛びました。それらの末裔がハワイの野生鶏になったそーな。(イニキの被害:NYタイムス)。小屋が吹っ飛んだ説は何人かから聞きました。

まぁ何れにせよ鶏は卵を産んでくれるから飼っているお家は多いそうですが、卵を産まなくなった鶏は食べちゃうので名前はつけないそうです。なるほど

感想:島民の台所と観光名所

地元の人たち、観光客。仲良くバス待ちしている様子

いいかがでしたか?案内してもらった知り合いは、いわゆる転勤族でホノルルに赴任して3年が過ぎています。引っ越してきた当初は、スーパーで買い物をしていたそうですが、このマーケットを知ってから生鮮品のほとんどをファーマーズマーケットで賄っているそうです。確かにメインランド(ハワイの人たちは本土をそう表現します)の種類には敵わないかもしれないけど、ハワイの食材で今を楽しんでいました。ベイエリアにも住んでいた経験もあり、食を通じていろいろ情報交換できました。A hui hou!

おまけ:ハワイにはトレーだジョーズはありませんので、噂の”ミニ保冷バッグ(Mini Inslated Bag)”を持っていったら飛び上がるくらい喜んでました。トレジョ様Mahalo!

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