【フランス】サッカー、レンヌの古橋選手を応援に行こう！スタジアムと市内観光

フランス西部、ブルターニュ地方の中心都市であるレンヌは、程よい大きさに都市機能がまとまった、歩きやすい町です。駅と旧市街は地下鉄または徒歩、スタジアムまではバスが便利です。

現代的なSNCF（フランス国鉄）レンヌ駅からまっすぐに大通り沿いを北側へ進とヴィレーヌ川に突き当たり、その西北に旧市街が広がっています。地下鉄はa線とb線の2本のみ。レンヌ（Gares）駅から北へ2駅（aまたはb線のいずれも止まります）行ったサンタンヌ（Sainte-Anne）駅周辺が、旧市街の中心地です。

ロアゾン・パルクは町の西にあります。地下鉄などは通っていないため、11、54、55、56番などのバスを使います。バスがどうしても不安で時間もある場合は、少し距離はありますが徒歩でも行けます。試合開催時は、レピュブリック広場を通るロアゾン・パルクまでの直通バスも出ています。バスの正面の行き先案内に「Roazhon Park」と書かれているためわかりやすいです。

地下鉄やバスは、切符を事前に買わなくても改札口またはバス車内の端末において、クレジットカードでタッチ決済ができます。もちろん券売機でも事前に買うことができます。

レンヌ駅、旧市街、ロアゾン・パルク、この3点の場所をまず頭に入れておけば、レンヌでのサッカー観戦の土地勘は問題なし。あとは滞在の仕方によって、教会、美術館、レストランなどそれぞれの旅行スタイルを加えて、好みに色付けをしていきましょう。

サッカーの試合は夜に行われることが多いです。フランスでは東京などのように深夜までやっている飲食店はとても少ないですので、もし外食したい場合、ご飯の確保には事前準備をしましょう。

手軽なものでいいかなという場合は、試合開催日はロアゾン・パルク周辺にケバブなどファストフードの屋台が出ますし、スタジアムの中でサンドイッチなども売っています。レンヌ名物のガレット・ソシス（ソーセージをそば粉で焼いたクレープ生地で包んだもの）もおすすめです。

せっかくブルターニュに来たから、本場のクレープやフランスの郷土料理を、きちんと座って食べたいという場合は、スタジアムの周辺はお店が限られます。旧市街などのレストランに行きましょう。

営業時間は事前にチェック。日本よりフランスはディナー営業の開始時間が遅く、19:00からというお店が多いです。予約ができる場合は予約してしまいましょう。私は、お目当てのレストランがある時は、価格帯によらずいつも予約します。

前に訪れたラ・ロゼルはランチからディナーまで、中休みなしでずっと営業していたので、夜の試合が始まる早い時間帯に食事を済ませられるため使いやすかったです。

■ラ・ロゼル（La Rozell）
住所：14 Rue de Penhoet 35000
URL：https://www.larozell.fr/

レンヌ市内には見どころも点在しています。シャピトル通り、サン・ジョルジュ通り、サンタンヌ通りには15〜16世紀の木組みの建物が残ります。

旧市街にそびえるのがサン・ピエール大聖堂。ネオクラシック様式で建てられており、大聖堂内はイオニア式の円柱と黄金のアーチの天井が圧倒します。

レピュブリック広場の東、ヴィレーヌ河畔にはレンヌ美術館が建っています。14〜20隻の絵画を所蔵しており、ジョルジュ・ド・ラ・トゥルール『新生児』は特に有名です。

レンヌはパティスリーおよびショコラトリーも多いです。たとえばサン・ピエール大聖堂近くにあるル・ダニエル。町歩きに疲れたら、ぜひ甘いものでエネルギー補給してみてください。

■ル・ダニエル（le Daniel）
住所：13 rue de la Monnaie 35000
URL：https://www.patisserieledaniel.fr/