
【ボリビア】絶景のウユニ塩湖への行き方と楽しみ方
2025.4.6
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ウユニ塩湖訪問前に訪れたラパスの旧市街ですが、カーニバル週間の為ほとんどの博物館が閉まっていました。ウユニ塩湖からの帰途、トランジットの時間を利用して気になっていた国立民族博物館を訪問することができました。サンフランシスコ寺院の中にも入ることが出来て良かったです。
ウユニからの飛行機が大幅に遅れた為、LPB到着は丁度正午でした。前回はTAXIでしたが、今回は212番MinibusでSan Francisco寺院の先まで移動。大通り脇のレストランでステーキランチを堪能して、民族学博物館に向かいました。Minibusは地元の人の通勤・移動用という感じで満員。10Bsでした。大通りの周りは綺麗で人通りも多かったです。
前回休館中で入れなかった国立民族博物館は、ボリビア民族の様子をわかり易く展示しています。
入場料(35Bs)の他に写真許可(20Bs)を購入しました。Webへの使用も大丈夫との事でした。
今回は、偶然でしたが日本紹介の展示をしていました。日本を遠く離れた地で観るのは嬉しかったです。カレンダーの展示が多かったです。
ボリビアの人たちの暮らしや、鉱山の紹介などがありました。金製品は帰途に訪問したコロンビア・ボゴタの黄金美術館と通じるものが有った気がします。
ボリビアは、南アメリカの中でも原住民の比率が高く55%、ヨーロッパ人との混血(メスティーソ)が30%、ヨーロッパ系白人が15%です。 原住民は主にケチュア語を話す人が30%、アイマラ語を話す人がアマゾン流域を中心に25%で少数の言語族の人も居るようです。
米国NIHによる全ゲノムの調査により衝撃的な事実が明らかになっています。ボリビアをアンデス地域、アンデス東麓、アマゾン地域に分けると、アンデス東麓では、何と86%のY染色体(男子祖先)がヨーロッパ型と判明しました。アンデス東麓では、民族比率と異なり住民の86%の父方祖先がヨーロッパ人だったのです。原住民の男子は根絶やしにされたようです。一方、母系で遺伝するミトコンドリアDNAは大部分(98%)が原住民系のものでした。
原住民祖先のY 染色体の分布(NIH)
アンデス地域:47%
アンデス東麓:07%
アマゾン地域:19%
ヨーロッパ人祖先のY 染色体の分布(NIH)
アンデス地域:46%
アンデス東麓:86%
アマゾン地域:75%
博物館を後にして、ムリリョ広場を通ってサンフランシスコ寺院内部を見学できました。横は来た時に泊まったホテルの有るSagarnaga通りで、多くの土産物店が並んでいました。地元に人は寺院前の広場の階段に腰かけて休憩をとるようで、喫茶店は旅行者向けのようで多くは無かったです。
街を歩いていると、至る所で”Baño”(トイレ)という看板をみました。入り口で2-3Bs払ってトイレットペーパーを受け取って利用するようです。ウユニ塩湖で利用しました。
ラパスのセントロは、街歩きした昼間は男性が独り歩きしてもそれほど危険は感じませんでした。ゴミも殆ど無く清潔です。地球の歩き方を一読しただけでの訪問でしたが、時間があればもっといろいろ見てもいい感じです。ラパスからの観光では、ペルー側から訪問していたので今回は行きませんでしたが、チチカカ湖もお勧めのようです。