【京都】花暦・桜から山吹へ

京都市内の桜の殆どは散ってしまいましたので、ラストの桜を見に、比叡山ドライブウェイへと向かいました。(4月19日撮影)比叡山は滋賀と京都にまたがる、南北に連なる山です。(高さは848.ｍ)

比叡山ドライブウェイには、一千本を超える桜の並木道が続いていますが、大津市の田の谷峠のゲートから夢見ヶ丘までの桜は、殆ど散っていました。もう桜は全て散ったのかと思いながら、夢見ヶ丘の駐車場に着きました。おおっ…。新緑の中に桜が咲いています。

夢見ヶ丘からは、琵琶湖の風景が広がっています。眼下には浜大津港や近江大橋も見られます。

比叡山ドライブウェイは、眼下に雄大な琵琶湖を眺めながら走るドライブウェイです。滋賀県大津市の田の谷峠から 延暦寺と比叡山頂を結ぶ有料道路。1958年に開通しています。また同時期に奥比叡山ドライブウェイ(延暦寺～堅田)間も開通しています。

比叡山ドライブウェイ・「夢見が丘」の桜は、この様な感じでしたが、この先を走る奥比叡山ドライブウェイの延暦寺から堅田間では、今から八重桜が咲くそうです。

西京区の松尾大社では山吹が見頃を迎えています。(4月21日撮影)松尾大社は、京都のメインストリート四条通を西の端まで走り桂川に架かる松尾橋を渡ると松尾大社です。アクセスは阪急電車嵐山線が便利で「松尾大社」駅を下車すると、すぐ目の前です。JR京都駅からの市バスでは40分ほど。車でのアクセスは、物集女街道（29号線）を嵐山方面へ進むと松尾大社が見えます。

大宝元（701）年、秦忌寸都理（はたのいみきとり）により、松尾山の頂上付近・大杉谷の磐座の神霊を社殿に移したことに始まり、平安遷都の後、賀茂神社とともに王城鎮護の社とされ「賀茂の厳神、松尾の猛霊」と称されました。

松尾大社は、古くからお酒の神様として信仰を集めています。

松尾大社は、関西でも随一とされる山吹の名所。境内を流れる一の井川沿いを中心に数約3000本と言われる山吹の咲く風景は圧巻です。

境内では沢山の山吹が群生していますが、お勧めの風景は一の井川沿いの風景です。ここでは、山吹と水車や石橋などの写真映えする風景に出合えます。

境内に咲く山吹の花は、八重咲きと一重咲きがあります。

花の命は短くてと例えられますが、桜と同じく山吹の花も見頃期間は10日位との事で、咲いたと思ったら、すぐに散り始めて行きます。境内では八重桜と山吹の競演も見れました。山吹咲く松尾大社でした。

松尾大社
〇住所　京都市西京区嵐山宮町3
〇アクセス
△阪急嵐山線「松尾大社」下車すぐ京都駅から京都市営バス28号系統「松尾大社前」下車すぐ
△京都駅から京都バス73、83系統「松尾大社前」下車すぐ
〇駐車場　無料（バス10台・自家用車100台）
〇境内散策　　自由