
【スペイン】バレンシアでアンダルシア祭り開催中!!
2025.5.13
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5月18日は国際博物館の日。博物館の進歩発展を目的として創設されたICOM(International Council of Museums)という国際的な非政府組織がありますが、このICOMが1977年に制定したそうです。この日は世界中多くの博物館や美術館、水族館、動植物園などで関連イベントや無料開放が行われます。毎年テーマがあり、『急激に変化するコミュニティにおける博物館の未来』だとのこと。東京の国立博物館では、5月18日にこのテーマでシンポジウムが開かれるそうですね。
バレンシア市内の博物館などの観光施設は市が運営しているのですが、市役所から今年の国際博物館の日に関する情報提供が遅れていてまだ詳細が不明です(もうあと1週間もないのにスペインらしい…)。現時点でわかる範囲で、バレンシアの国際博物館の日の情報をお伝えしたいと思います。
基本的にバレンシア市が運営する博物館は入場が無料となります。市役所のサイトに博物館のリストがありますのでご覧ください。世界遺産のラ・ロンハや歴史的建造物のセラーノスの塔、クアルトの塔も入っています(この2つの塔は昔城壁に囲まれていた頃の城門で、全部で12あった中この2つだけが今も残っています)。ナイトツアーをする施設もあるのですが、先ほど書いたようにまだ情報が出ていない状況です。ほかの施設の情報を見ると、ナイトツアーは前夜実施するところが多いようです。
市の管轄ではない施設の情報もいくつかお知らせします。
バレンシア州立美術館
ここはいつも入場無料ですが、国際博物館の日には特別イベントがあります(但し、事前予約制)
オルテンシア・エレーロ現代美術センター
2023年11月にオープンした新しい美術館です。午後は無料開放になりますが事前予約が必要です。またナイトツアーも実施しますが、同じく予約制になっています。
MuVIM バレンシア近現代美術館
無料開放されますが、イベントの一部は要予約です。
IVAM バレンシア現代美術館
無料開放されますが定員があるそうなので、興味がある方は早めに行くことをオススメします。
国立陶器博物館
無料開放になります(10:00~14:00)。展示室での音楽演奏や12:00からは陶芸ワークショップもあるそうです。ここは私のオススメ施設です!!
カイシャ・フォーラム
無料開放になります(10:00~20:00)。
円安の今、観光施設の入場料だけでもなかなかの出費になりますよね。国際博物館の日は、バレンシア市内で無料開放される施設のはしごをお楽しみください。