
【岡山・倉敷】幕末の浮世絵師 歌川国芳のミュージアム「UKIYO-E KURASHIKI/国芳館」 ~倉敷美観地区~
2025.6.18
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こんにちは。岡山特派員のmamiです。UKIYO-E KURASHIKI/国芳館で浮世絵を堪能したあと後は、併設されたミュージアム「茶屋国芳」でひと休みとしましょう。
階段下にある阿智神社の鳥居付近にUKIYO-E KURASHIKI/国芳館の入り口があり、茶屋の入口は、階段を少しのぼった中程にあります。ミュージアムの観覧券が無くても自由に入れるのが嬉しいところです。
中に入るとこんな感じです。座布団に座り、お膳の上にあるのはメニューです。ちょっと、珍しいスタイルですね。
この日は夕方のせいか、ちょうど、お客さんの途切れた時でした。
茶屋の中にも歌川国芳の浮世絵が並んでいます。誰もいなかったので、すべての浮世絵をじっくりと堪能できました。説明文はありませんでしたが、幕末に入ってきた西洋の幾何学遠近法をいち早く取り入れて描かれたという建築パースのような緻密な浮世絵もあり、国芳の画風の多彩さに驚きました。
店内はL字型になっています。こちらの席も国芳の浮世絵に囲まれてお茶を飲むことができます。
座った席からは入り口が見えます。あの引き戸の手前に下駄箱があり靴を脱ぎます。
しばらくすると注文した「抹茶ラテセット」がやって来ました。おすすめは「抹茶」ということだったので、冷えた抹茶ラテをオーダーしました。
上は抹茶、下半分がミルクで黒蜜が縦縞に描かれたように流し込まれ、抹茶ラテ自体もアートです。抹茶がお勧めというだけあって、抹茶独自の苦味がありつつ、まろやかでうま味の強い美味しいラテでした。
上等な抹茶を使っていると思うので、お薄も飲んでみたいと思いました。
一緒に出てきたお菓子は、羊羹とお干菓子です。
外は砂糖でカリカリ、中はしっとりで美味しい羊羹でした。左側はミュージアムオリジナルのお干菓子で、ミュージアムの紋章が刻まれていました。
お菓子に使われた絵皿は「相馬の古内裏」の髑髏です。
いかがですか?
ミュージアムで鑑賞した後は、疲れた身体を「茶屋国芳」で浮世絵に囲まれて癒しませんか?
住 所 〒710-0054 岡山県倉敷市本町1-24
電 話 090-8242-1443
開館時間 10:00~18:00(最終入館17:30)
休 館 日 火・水曜日
U R L UKIYO-E KURASHIKI / 国芳館 | 倉敷美観地区の美術館