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日本代表がワールドカップ予選リーグを突破し、ラウンド32進出!世界中が熱狂する中、サンフランシスコでもブルワリーやスポーツバーはサポーターで埋め尽くされました。せっかくならクラフトビール片手に観戦できるブルワリーを巡る“パブトレイル”を決行。さらに仕事で訪れたワールドカップ会場周辺では、スタジアムの外からしか味わえない特別な景色にも出会いました。ビール好き、サッカー好き、そして旅好きの皆さんへ。サンフランシスコ・ベイエリアでのこれまでの熱狂の数日間をご紹介します。
最初に訪れたのは、市内バーナルハイツにあるブルワリー「Barebottle Brewing Co.」。
倉庫のような開放的な空間には大型スクリーンが設置され、試合開始前、オープンと同時に多くのサポーターが集まって否が応でもヒートアップ。まずは、日本酒醸造所とのコラボラガー「Sequoia Crush」。乾杯の一杯にぴったりのほのかに甘く爽やかで優しい味わいです。そして、ワールドカップに合わせて醸造されたという「Hopping Around Hazy IPA」。華やかなホップの香りとフルーティーな味わいが印象的でした。
試合が始まる前から既にヒートアップ状態。「Nippon!」歓声が響き渡り、自然と声を張り上げます。異国にいながら、日本代表を応援する一体感。4年に一度の祭りが始まったと胸が熱くなりました。この試合を見て、「今回の日本は簡単には負けない。」そんな予感さえ覚えたのでした。
■ベアボトルブルーイングカンパニー
住所:1525 Cortland Ave, San Francisco, CA 94110
電話番号:415-926-8617
続いては、ミッション地区にある「Standard Deviant Brewing」。派手さはありませんが、木の温もりを感じる店内には地元客が自然と集まり、まるで近所のパブのような居心地の良さがあります。本当ならタップリストを端から飲み比べたい私。ところがこの日は応援に夢中で、気付けば同じヘイジーIPAをおかわりしていました。ビールライターとしては痛恨のミスですが、それだけ試合に引き込まれていたということでしょう。得点が入るたび、近くの人と自然にハイタッチ。片言英語でもハイタッチに通訳不要です。
クラフトビールとサッカーには、人と人を一瞬で仲間にしてしまう力があるのだと実感しました。試合が終わったのは夜11時近く。普段ならとっくにパジャマ姿の時間ですが、この日ばかりは興奮が冷めることはありませんでした。
■スタンダードディビエントブルーイング
住所:280 14th St, San Francisco, CA 94103
電話番号:415-690-2337
定休日:月曜日
今回、もうひとつ忘れられない場所があります。それはサンタクララにあるLevi’s Stadium(期間中はサンフランシスコベイエリア・スタジアム)です。
仕事で来賓を案内していたため、今回もスタジアムの外で待機していました。試合は見られませんでしたが、夕暮れから徐々に柔らかにライトアップされ光の繭に包まれているみたいでした。その優美なスタジアムは圧巻のひと言。待ち時間に傍を流れる小川に沿ってサン・トーマス・クリーク・トレイルを歩いてみると、静かに流れる小川と、スタジアムから地鳴りのようなの観衆の歓声。まさに”静”と”動”。足元にはフェンネルが揺れ、草の香りが漂う素朴な風景。その香りは、どこか日本の田舎を思い出させてくれました。
最新鋭のスタジアムと、何気ない自然が共存するこの景色こそ、ベイエリアらしい魅力なのかもしれません。直接試合は観れなくても会場の熱気はスタジアムの外までしっかり届いていました。
今回訪れたブルワリーは、どちらも試合のない日でも地元の人たちで賑わう人気店です。クラフトビールを楽しみながらスポーツ観戦をする文化は、サンフランシスコならではの旅の楽しみ方のひとつでしょう。
試合を重ねるごとに、周囲のアメリカ人から「Japan」の呼び方から、「Nippon!」と一緒に叫ぶ仲間になっていました。クラフトビールがあって、サッカーがあって、人との出会いがある。期間中のサンフランシスコにはそんな旅の楽しさもできますね。頑張れニッポン!