【ベトナム】現地のスーパーマーケットはやっぱり楽しい！ハノイ郊外のBig Cへ行ってみた

ハノイと聞いて想像する隙間なくバイクや車が走っている景色は主に旧市街の景色です。
旧市街をひとたび出ると道幅が広くなり、バイクや車の密度も低くなります。Big Cまでの道のりには高層ビルやマンションが立ち並んでいるエリアも通るので、古き良き旧市街とはまた違った成長真っただ中のハノイの景色を見ることができます。そんな変わりゆく景色を見ながら約40分。片道およそ10万ドン（約700円）でBig Cに到着です。（行と帰りで若干料金が違いました）

ブラックフライデーの時期と重なったこともあり正面駐車場はほぼ満車、タクシーで来店するお客さんも多くいました。1階にはKFCやピザハットをはじめとした飲食店が数件あり、有料のキッズスペース、ゲームセンター、複数のアパレルショップが入っています。

一見どこにでもあるショッピングセンターのようですが、驚いたのが2階です。1フロアほぼすべてがBig Cで店の端から端まで見えないくらいに広く、食料品をはじめ電化製品や食器、おもちゃ、衣料品、洗剤まで、ここに来れば大体のものは何でもそろうという印象です。

特に圧巻だったのがベトナム名物のライスペーパーとフォーの売り場。見たことが無い量と種類は圧巻でした。
路上でよく見るプラスチック製の机や椅子、オリエンタルなデザインがレトロでかわいいメラミン食器、5kgの米袋サイズの袋に入った洗剤、焼きたてまるまる一本のフランスパンなど、ベトナムらしい商品がたくさんありずっと店内を見ていても飽きません。

観光客があまり訪れないこともあり、旧市街でよく見かけるようなベトナムを全面に出した雑貨やバッチャン焼きは取り扱っていないようなのでご注意ください。
筆者が訪れた2023年11月は円安の影響もあり、全体的に驚くほど安いという印象はありませんでしたが、旧市街や空港と比べるとお菓子やちょっとした日用品など割安に購入できました。

Big Cには多くの子連れ客がおり、先述した有料のキッズスペースをはじめ、陶芸の絵付けや模擬の恐竜の化石発掘体験など（時期により変わるかもしれません）子供が喜ぶ仕掛けがたくさんありました。建物には公園が隣接しているので体を思いっきり動かして遊ぶこともできます。日本では見かけない遊具もあり、子供は時間を忘れて楽しんでいました。言葉が通じないながらも現地の子供とも一緒に走り回って交流できて嬉しそうでした。

Big Cのトイレ事情ですが、施設内には清潔なオムツ交換スペースや子供用トイレがあるので安心です。ここ数年海外に行けてなかったとはいえ日本以外で子供専用のトイレスペースを見たことが無かったのでとても驚きました。