オーストラリア・パースのおすすめ観光スポット10選！ピナクルズやロットネスト島など絶対見るべき名所を紹介

フリーマントルマーケットは、週末にのみ開かれるマーケット。店には地元の農産物や手作りの工芸品まで並び、観光客だけでなく地元の人々も多く訪れる。様々な商品が販売されているので、マーケットを回って掘り出し物を見つけてみよう。ストリートパフォーマンスも頻繁に行われている。

エリザベスキーは、パース市内のスワン川沿いに位置する人気の観光スポット。美しい景色を楽しみながら散策できるだけでなく、レストランやカフェで食事をしたり、ショッピングを楽しんだりすることもできる。夜にはライトアップされ、ロマンチックな雰囲気が漂う。

世界遺産に登録されている旧フリーマントル刑務所は、1991年まで実際に使用されていた刑務所。3つのガイドツアーが開催されており、ここの歴史を知りたいならコンビクト・プリズンツアー、当時の囚人生活を知りたいならビハインド・バース・ツアー、ここに収容された凶悪犯たちの歴史を知りたいならトゥルークライム・ツアーに参加しよう。夜間に行われる「Torchlight Tour」はスリル満点で、薄暗い刑務所内を歩きながら、幽霊や囚人たちのエピソードを聞くことになる。

インド洋に浮かぶロットネスト島は、美しいビーチと自然が魅力の島。パース市内のフリーマントルからフェリーでアクセスできる。島でのハイライトは、ワラビーの仲間であるクォッカとの出合いだろう。「世界一幸せな生き物」ともいわれるクォッカを見つけたら、写真撮影に挑戦してみよう。また、自転車をレンタルして1日かけて島の絶景を楽しむこともできるが、白いビーチの先には透明度の高い海が広がっているので、ビーチに腰かけてゆっくりとその美しい景色を眺めるのもおすすめ。

ピナクルズは、ナンバン国立公園の一角に広がる石灰岩の柱群で、荒野の墓標とも称される独特の景観が魅力。原生林と石灰岩層の風化により形成されたもので、いまも少しずつ風化が進んでおり、二度と同じ光景は見られないだろう。夕日の時間帯には、柱群が美しい色合いに染まり、幻想的な姿となる。ピナクルズへは、パースから日帰りツアーで訪れるのが一般的。

ウエーブロックは、その名の通り波のような形をした巨大な岩。高さ約15mというスケールを誇り、まるで巨大な波が押し寄せているかのように見える。ウエーブロックの近くには、カバが口を開けたような形をしているヒッポズヨーンという巨岩や、先住民の壁画や手形が残されているマルカズケープという洞窟がある。

マーガレットリバーは、オーストラリア有数のワイン産地として知られる。120以上のワイナリーが点在し、それぞれが個性豊かなワインを生産している。ワイナリーツアーでは、ワイナリーごとに異なるブドウ品種や製造方法を学ぶだけでなく、試飲をすることもできる。マーガレットリバーのシャルドネやカベルネ・ソーヴィニヨンは、ワインコンペティションで高評価を得ているのでぜひ試したいところ。マーガレットリバーへは、パースからツアーに参加するか、レンタカーで訪れるのがおすすめ。

パースから北へ約850kmのところに位置するモンキーマイアは、野生のイルカが生息する場所として有名。イルカの餌づけが体験できるビーチリゾートで、世界自然遺産にも登録された自然の中でリラックスした時間を過ごすことができる。イルカのほかにペリカンやジュゴンを見ることもできる。

パヌルル国立公園は、独特な形状の岩山「バングル・バングル」があることで知られる。バングル・バングルとは、赤と黒の縞模様が入った、蜂の巣のような形状をした岩山のこと。園内に整備されたトレッキングコースを歩いて間近で見たり、ヘリコプターで上空から眺める遊覧飛行に参加することもできる。

ニンガルーコーストは、ユネスコ世界遺産に登録されている美しい海洋地域。特に有名なのは、グレートバリアリーフに次ぐ規模のサンゴ礁であるニンガルーリーフで、シュノーケリングやダイビングで色とりどりの魚やサンゴ、さらにはマンタやジンベエザメといった大物と出合うことができる。毎年3～7月にかけては、ジンベエザメと一緒に泳ぐツアーが人気。また、ニンガルーコーストの沿岸部は、ウミガメの産卵地としても知られており、運がよければ夜間にウミガメの産卵シーンを見られるかもしれない。

パース近郊の観光スポットには、旅行者を飽きさせない魅力が詰まっている。冒険心をくすぐられたり、心に残る特別な体験ができるだろう。ぜひ次の旅行先として、パースを検討してみてはいかがだろうか。