
映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』公開20周年!スタジオツアー東京で特別企画を開催
2025.3.27
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今年のテーマは「Mémoires(メモワール)——音楽の時空旅行」。文化と創造の中心となった世界5都市を軸に音楽の記憶を世紀ごとに巡る音の旅をテーマに5月連休の3日間、東京国際フォーラムなどで開催されます。ヴェネツィア、ロンドン、ウィーン、パリ、ニューヨークで創造された音楽の世界を楽しみに行きませんか?
1995年、フランス西部の港町ナントで誕生したラ・フォル・ジュルネは、「熱狂の日」を意味するクラシック音楽祭。一流の演奏を低価格で朝から夜まで楽しめる音楽イベントです。
東京では2005年に初開催され今回で18回目。毎年このゴールデンウィークの時期に実施されていて、私も10年くらい前から楽しみに行っています。
なんといっても特徴はその公演数の多さと手軽さ。今年の有料公演は90公演が予定されており、どのコンサートも基本的に45分~60分。チケット代も3000円前後で購入でき(安い席だと1500円!)気軽に音楽を楽しむことができます。さらに無料コンサートや子供向けプログラム、講演会なども数多く開かれる(後述)のです。
今年のラ・フォル・ジュルネ TOKYOのテーマは「Mémoires(メモワール)——音楽の時空旅行」。文化と創造の中心となってきたヴェネツィア、ロンドン、ウィーン、パリ、ニューヨークの5つの都市で生まれた音楽・文化を時代ごとに掘り下げていきます。
教会音楽から西洋音楽への発展の中心となったヴェネツィア、経済的に繁栄を謳歌したロンドンではヘンデルが活躍し、ハイドンやモーツァルト、そしてベートーヴェンなどの巨匠が集ったウィーン。パリ万博が開催され、まさに光の都のパリには世界中のアーティストが集結。そしてジャズ、ミュージカルのエネルギーに満ちあふれるニューヨーク、と各都市の時代背景やそこで生まれた音楽。ヴィヴァルディ、ヘンデル、モーツァルト、ベートーヴェン、ラヴェル、ガーシュウィンなどなど多彩な作曲家の作品が一流アーティストたちの演奏で楽しめるのです。
個人的にはヴェネツィア、パリ、ブダペスト、ニューヨークを巡る楽曲が聞ける「四季世界一周」と題された回、そしてビッグバンドやガーシュウィンが聴ける公演に行きたいですね。
今年は「LFJ ストリングス EXPO」と題され、ヴァイオリンやチェロ、コントラバスなどの弦楽器に実際に触れたり、聴いたりできる体験もできるとのこと。なかなかナマでこれらの楽器に触れられることはないですから貴重な体験ができますね。
また、お子さんと一緒に楽しめるのも魅力です。初開催の2005年から、幼いうちに本物の音楽に触れてほしいというラ・フォル・ジュルネ創始者のルネ氏たちの想いから、「0歳からのコンサート」と題された回や3歳以上のお子さんは入場可能など、小さいお子さんと一緒に生音を楽しむことができるのです。
そして、ラ・フォル・ジュルネのもう一つの特徴である無料コンサート。数多くのアーティストたちがこの東京国際フォーラムのエリアだけでなく、大手町、丸の内など全21ヵ所のイベントスペースで演奏をしてくれる音楽好きにはたまらない企画です。
知っているアーティストさんだけでなく、初めて聞く演奏に心躍らされる出会いもあるかもしれません。会場や出演者はスケジュールを確認してくださいね。
古くから多くの人々を魅了し、今も旅先として魅力あふれるヴェネツィア、ロンドン、ウィーン、パリ、ニューヨーク。ガイドブックでこれらの都市の歴史、時代背景や現在の様子などもチェックして、この地で創造された音楽を聴きに行きませんか?
ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2025
※下記応募フォームからご応募ください。「ご記入欄」に以下の回答をお願いいたします。
①ラ・フォル・ジュルネ TOKYOへのこれまでの来場回数
②好きな音楽のジャンル
※ご当選の方にのみ、4月25日までにメールでご連絡をさせていただきます。
※特別チケットのため、当選者以外の方への譲渡・転売はできません。
公演番号115『20世紀初頭のパリに集う才能の煌めき』