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42 地球の歩き方 aruco 推し活ソウル
2026.5.29
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ソウルの最旬情報と韓国エンタメをお届けしてきた『arucoソウル』から“推し活”に特化したスペシャルガイド『aruco推し活ソウル』が発売されます。スペシャルインタビューに登場してくれたアーティストは10CM(シプセンチ)を含む全6組。今回は、東京で開催された10CMの公演の模様をレポートします!
『To 10CM: Chapter 1』東京公演は、アジアツアーの一環としてZepp Diver City (TOKYO)にて2026年3月28日に開催されました。単独来日公演は約1年7ヵ月ぶり。10CMが積み重ねてきた音楽と、その瞬間をともにしてきた観客への想いを込め、初めてステージに立った当時の気持ちを振り返るというテーマで企画されたそうです。公演では、2010年のデジタルシングルから、2025年リリースの最新5thフルアルバム『5.0』収録曲まで幅広いラインアップで構成されていました。
照明が落ちると、“Ladies and gentleman〜”と英語のアナウンスが新章(Chapter)の始まりを告げ、生バンドのイントロがスタート。そして、カーテンの間からひょっこりと顔を出した10CM! あたたかな笑い声が起こり、会場にいるすべての人を笑顔にしていました。10CMの「ふふっ(思わずもれた笑い声)、東京、いきましょう!」という日本語でライブが始まりました。
1曲目は「Hotel Room(Concert ver.)」。原曲は、不器用だけど背伸びをして、特別なデートを用意した男性の心情を綴った楽曲ですが、コンサートバージョンでは「In my Concert」や「僕が歌詞を間違えてしまっても許してね」といった公演にまつわる歌詞が盛り込まれ、ライブならではの特別な空気感やアーティストと観客のつながりを表現。甘い歌声と豊かな表現力で紡がれるストーリーに、観客は10CMワールドへと惹き込まれていきました。続けて、ちょっと奇妙で愛らしい歌詞の「It’s So Nice」、10CMをインディーズから国民的アーティストへと押し上げた「Americano」、恋愛の浮遊感をチルなサウンドで表現した「Island」を披露。圧倒的な歌唱力と魅力的なボーカルテクニックで、元祖“鼓膜彼氏”と称される理由を実感させてくれました。
MCのあとは「Hug Me」を披露。サビの“アナジョヨ(抱きしめて)”は、観客との掛け合いも完璧でした。歌詞に“弘大、上水、新村、梨大、梨泰院”とソウルの町が登場する「Love in Milky Way Cafe」のサビは観客も一緒に合唱。ファンの皆さんが予習されていたのが微笑ましかったです。さらに、最新アルバムに収録されている王道ラブソング「Us」を伸びやかに歌い上げていました。トークでは、「アナジョヨの歌詞に合わせ骨盤を回して踊っていたから、ちょっと恥ずかしい瞬間を公式カメラマンに撮られたかも?」と笑わせていました。
「韓国語ではチャッサランというのですが、日本語では片思いで合っていますか?」と問いかけ、サプライズでAimerの「カタオモイ」を弾き語りでカバー。10CMの声で奏でられる日本語の切ない歌詞に会場のファンは聴き入っていました。そして、自身の正統派バラード「Crush(짝사랑チャッサラン)」、みずみずしい初恋を歌った「My Ultimate First Love」、韓国で19禁といわれる官能的な「Kingstar」と、異なる愛をテーマにした3曲を熱唱。
公衆電話の受話器から語りかけるように歌う「pet」、10CMらしい日常を切り取った楽曲「Mattress」を披露。生バンドならではの厚みのあるサウンドによって、豊かな表現力が際立っていました。多くのK-POPアーティストがカバーするバラードの名曲「Stalker」は、自身の楽曲のなかで最も悲しい歌詞と説明。悲哀に満ちたアコースティックギターと10CMの澄んだ歌声が静寂に包まれた会場に響いていました。哀しい楽曲のあとは明るい愛の歌、ということで「ソリチルロ、と言ったら声を出してね」と観客にお願いも。そして、日本のアニメ『君に届け』の韓国版OP曲「To Reach You」を原曲の日本語で披露してファンを喜ばせていました。続いて、爽快な青春ロック「Gradation」、甘さ100%のラブソング「Phonecert」でも「ソリチルロ〜」と呼びかけ、会場のファンは大きな歓声で応えていました。
終盤で、社会現象を巻き起こした韓国ドラマ『ソンジェ背負って走れ』のOST「Spring Snow」を披露。バンドメンバーの合図で、客席がいっせいにスマホライトを照らしたことに驚いて「練習したんですか?」とひと言。「でも、どこで鳥肌が立ったかというと、消すときもいっせいだったところです(笑)」と茶目っけたっぷり。ラストに向け、「叫べ〜」と気合い入れしたあと、ファンキーな「Inseparable」で盛り上げ、ユーモア全開のラブロック「Oh Yeah」、毒っ気たっぷりの「What the Spring??」、スリリングな秘密の恋を歌った「Undercover Lovers」と、ひと癖もふた癖もある天才シンガーソングライターの真骨頂で魅了して本編は終了。
「アンコールいきましょう!」の日本語の合図で再開。「Sseudam Sseudam」の歌詞쓰담쓰담スダムスダム(なでなでの意味)を日本語の「よしよし」に替えて披露。吹き出しそうな10CMの様子に、ファンの表情には笑顔があふれていました。OSTメドレーでは『その年、私たちは』の「Drawer」、『涙の女王』の「Tell Me It’s Not a Dream」を熱唱。最後は、ロマンティックな「Follow Your Steps」を余韻たっぷりに歌い上げてライブが終了しました。
(Instagram)@10cm_official_kr
(Instagram)@hi990103
(YouTube)@10CMofficial_channel
10CMのスペシャルインタビューでは、OSTや楽曲制作のルーティン、お気に入りの日本のアーティストについて教えてくれました。さらに、10CMの原点である弘大やおすすめのお店も!
そのほか豪華インタビューには、i-dle、PLAVE、VERIVERY、EVNNE、俳優イ・ギテクが登場。ソウルコンサートや音楽番組の参加方法、K-POPアーティストご用達グルメ店、最旬&王道ドラマのロケ地、推し活グッズまで韓国エンタメファン必訪のソウルスポットが満載です!
TEXT:栄さおり(aruco推し活ソウル編集担当)