成田空港ラウンジ完全ガイド!第1・第2ターミナルのカード・航空会社ラウンジを紹介
2026.9.15
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日本からスペイン・バルセロナへ。今回の旅で利用したのは、トルコのフラッグキャリア、ターキッシュ エアラインズです。イスタンブールを拠点に世界各地へ路線を展開しており、日本からバルセロナへもイスタンブール経由でアクセスできます。
長時間のフライトでしたが、充実した機内エンターテインメントやおいしい機内食に加え、ターキッシュ エアラインズラウンジでは本格的なトルコ料理も楽しめました。
2025年2月にオープンした成田空港のラウンジから、機内での過ごし方、イスタンブール空港での乗り継ぎまで、実際の搭乗体験をレポートします。
今回の往路は、成田空港を午前10時25分に出発するTK051便。約13時間15分のフライトでイスタンブール空港に到着し、そこからバルセロナ行きの便へ乗り継ぎます。
イスタンブールからバルセロナまでは約3時間50分。乗り継ぎ時間を含めると、成田からバルセロナまでは約19時間50分の空の旅です。
一方、復路はバルセロナからイスタンブールまで約3時間25分、イスタンブールから羽田までは約11時間15分。乗り継ぎ時間を含め、バルセロナから日本までは約17時間15分の空の旅。一般的にヨーロッパから日本へのフライトは、上空を西から東へ吹く偏西風の影響で、往路よりも飛行時間が短くなる傾向があります。
【今回のフライトスケジュール】
■往路(日本→バルセロナ)
●10:25 成田空港発(TK051便)
●17:40 イスタンブール空港着
●20:25 イスタンブール空港発(TK1851便)
●23:15 バルセロナ空港着
■復路(バルセロナ→日本)
●19:05 バルセロナ空港発(TK1856便)
●23:30 イスタンブール空港着
●翌02:05 イスタンブール空港発(TK198便)
●19:20 羽田空港着
※時刻はいずれも現地時間。今回利用した便のスケジュールで、運航時刻は変更される場合があります
イスタンブールでの乗り継ぎ時間は往路が2時間45分、復路が2時間35分。イスタンブール空港は非常に広いため、移動時間を考慮して行動したいところ。また、今回は往路が成田発、復路が羽田着という旅程。東京発着でも利用する空港が異なる場合があるため、予約時には確認しておきましょう。
今回の旅は、成田空港第1ターミナル南ウイングからスタート。出国審査を終えたあと、まず向かったのは、2025年2月にオープンした「ターキッシュ エアラインズラウンジ」です。今回の搭乗ゲートと同じ第4サテライトの47番ゲート付近、4階に位置するラウンジは、トルコ国外に設けられた同社のラウンジとしては最大規模。大きな窓からは駐機する飛行機を間近に眺めることができ、出発前から旅気分が高まります。
ラウンジの楽しみといえば、やはり食事。ここでは、レンズ豆のスープをはじめ、トルコならではの料理が味わえます。
特においしかったのが、焼きたての「ピデ」と「ラフマジュン」。細長い舟形のふっくらした生地に具材をのせて焼くピデと、薄い生地にひき肉や野菜などをのせて焼いたカリッとしたラフマジュンは、どちらもトルコ風のピザのような料理。今回ピデはチーズ、ほうれん草、ひき肉の3種類あり、できたての香ばしさがたまらず、食べ比べをしながらぜひ味わってほしい一品です。ラフマジュンはレモンをぎゅっと絞って食べるのがおすすめ。香ばしい生地にさわやかな酸味が加わり、さっぱりといただけます。
飲み物には、トルココーヒーやトルコティーも! 日本にいながら、今回の旅の目的地ではないトルコの食文化に触れられるのは、ターキッシュ エアラインズならではの楽しみです。ラウンジ内には、食事スペースのほか、シャワールームや仮眠スペース、ワークスペースなども用意されています。さらに、一般の利用エリアとは別に、要人などVIPが利用する個室も設けられており、今回は特別に室内を見学させてもらいました。
なお、ラウンジはビジネスクラス利用者や対象の上級会員などが無料で利用できるほか、エコノミークラスでもMiles&SmilesのClassic会員であれば、50米ドルで利用できる制度があります。利用条件や時間制限があるため、事前に公式サイトで確認しておきましょう。
【ターキッシュ エアラインズラウンジ(成田空港)】
ラウンジでのひとときを楽しんだあとは、いよいよイスタンブールへ向けて出発です。今回利用したのはエコノミークラス。長距離フライトで気になるのが機内での過ごしやすさですが、座席のモニターが大きく、映画やドラマのラインアップも充実していました。
今回は、マイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael/マイケル』や、ディズニー&ピクサー作品の『リメンバー・ミー』を鑑賞。『Michael/マイケル』には日本語字幕がありませんでしたが、最新作を機内で楽しめました。一方、『リメンバー・ミー』は日本語吹き替えにも対応。日本のドラマ『silent』などもあり、日本語で楽しめる作品も充実していました。
機内では、スリッパや靴下、歯ブラシ、アイマスクが入ったアメニティポーチも配られました。長距離フライトでは靴を脱いでリラックスしたくなるため、こうしたアイテムがあるのはうれしいポイントです。ちなみに、この日の機内は思っていたよりも暖かく、持参した靴下を追加で履く必要はありませんでした。機内の温度は便や座席によって異なるため、脱ぎ着しやすい服装で搭乗すると安心です。
さらに、今回は珍しく機内が空いていて、両隣の席に乗客がいないという幸運も。ゆったりと過ごすことができ、長時間の移動も快適でした。
長距離フライト中に便利なのが、機内Wi-Fiのサービス。ターキッシュ エアラインズでは、無料のマイレージプログラム「Miles&Smiles」に登録すると、エコノミークラスでもメッセージの送受信を無料で利用できます。LINEなどのメッセージアプリで連絡を取れる場合もあり、長時間のフライト中でも家族や友人とやり取りできるのは便利なポイントです。
なお、無料で利用できるのは基本的にテキストメッセージの送受信で、ウェブサイトの閲覧や動画視聴などには別途料金が必要。会員登録をしていない場合でも、メッセージング専用の有料プラン(3米ドル)などが用意されています。
※機内Wi-Fiのサービスや対応アプリ、料金は搭載機材などによって異なります
長距離フライトの楽しみのひとつが機内食。今回いただいた料理のなかで、特に印象に残ったのがサーモンフィレのグリル。地上でもなかなかお目にかかれないほど分厚く、大きなサーモンで、機内食とは思えないほどのおいしさ。お腹も満たされ、そのあとはぐっすり眠ることができました! また、イスタンブール到着前にはオムレツも提供され、こちらもおいしくいただきました。
ドリンクの種類も豊富で、トルコらしいサワーチェリージュースをはじめ、ワインなどのアルコール類も選べます。さらに、食事の時間以外にも、客室乗務員にお願いすればサンドイッチやおにぎり、スナックなどの軽食もいただけます。長時間のフライトでは、好きなタイミングで小腹を満たせるのも魅力のひとつです。
※機内食の内容は、搭乗便や時期、座席クラスによって異なります
成田からのフライトを終え、トルコのイスタンブール空港に到着。ここからバルセロナ行きの便へ乗り継ぎます。国際線から国際線への乗り継ぎでは、「International Transfers(国際線乗り継ぎ)」の案内表示に従って進み、乗り継ぎ客用の保安検査を通過します。イスタンブール空港はとにかく広く、搭乗ゲートによってはさらに歩く場合もあるため、時間には余裕をもっておきたいところです。
往路の乗り継ぎ時間は2時間45分。ゆっくりできそうにも思えますが、保安検査や搭乗ゲートまでの移動時間を考えると、意外とあっという間です。乗り継ぎの際は、まず出発案内モニターで次の便の搭乗ゲートを確認してから、食事や休憩に向かうのがおすすめです。
イスタンブール空港でもターキッシュ エアラインズのラウンジを利用しました。国際線エリアには、ビジネスクラス利用者向けの「Turkish Airlines Lounge Business」と、対象の上級会員などが利用できる「Turkish Airlines Lounge Miles&Smiles」があります。BusinessラウンジはE1ゲート向かい、Miles&SmilesラウンジはC1ゲート向かいの階段からアクセスできます。いずれも24時間営業で、食事や休憩をしながら乗り継ぎ時間を過ごすことができます。
今回Miles&Smilesラウンジを利用しましたが、特に驚いたのは、その食事の充実ぶり。一般的な空港ラウンジの軽食というよりも、まるでトルコ料理のフードホールのような雰囲気です。ラウンジ内には、シェフが目の前で料理を仕上げてくれるライブキッチンも。訪れた際には、こうした調理コーナーが5つほどあり、出来たての温かい料理が楽しめます。トルコ料理を中心に、グリル料理、サラダ、パン、スイーツなど、多彩なメニューが用意されています。補充されるたびすぐに売り切れていたトルコを代表するごまをまぶしたリング状のパン「シミット」や、薄く伸ばした生地に白チーズなどを包んだ「ギョズレメ」など、見ているだけでも楽しい料理たち。私は成田のラウンジでハマったピデを、ここでも再びいただきました!
トルコティーやコーヒーなどのドリンクも充実。乗り継ぎ時間に余裕があれば、少しずつ料理を試しながら過ごすのも楽しそうです。また、ラウンジにはWi-Fiやシャワールーム、休憩スペースなども備わっており、長距離移動の途中にひと息つくことができます。
ただし、広いラウンジで食事を楽しんでいると、時間はあっという間。イスタンブール空港は搭乗ゲートまで遠いこともあるため、出発時刻には十分注意しましょう。
イスタンブール空港の国際線ラウンジは、ビジネスクラス利用者や対象の上級会員などが利用できる施設です。利用条件は事前に確認しておきましょう。
【Turkish Airlines Lounge Business】
【Turkish Airlines Lounge Miles&Smiles】
イスタンブールから約3時間50分のフライトを経て、バルセロナのバルセロナ=エル・プラット空港に到着。入国審査では、なんと係官から日本語で「楽しい旅でしたか?」と聞かれ、思わず笑顔に。これから旅が始まるところですが(笑)、和やかなやり取りのおかげで、幸先のよいスタートとなりました。
入国審査を終えたら、預け荷物を受け取ります。万が一、荷物が出てこない場合は、到着ロビーへ出る前に空港スタッフに確認し、手荷物の未着・紛失に対応するカウンターで手続きを済ませましょう。また、今回のように乗り継ぎがある場合は、念のためスーツケースに紛失防止タグを入れておくと安心です。ターキッシュ エアラインズでは、AppleのAirTagや、SamsungのGalaxy SmartTagに対応していて、スマートフォンで荷物の位置を確認できるため、万が一のトラブル時にも役立ちます。
入国審査と荷物の受け取りを済ませたら、市内へ。空港から市内への交通手段は、空港バス、鉄道、地下鉄、タクシーなどさまざま。到着ロビーでは、それぞれの交通機関を示す案内表示があるので、利用する交通手段に合わせて確認しましょう。
成田空港からイスタンブールを経由し、バルセロナへ。長距離の移動となりましたが、今回の旅では、ラウンジで味わうトルコ料理や充実した機内エンターテインメントなど、移動中にもたくさんの楽しみがありました。
特に印象的だったのは、成田とイスタンブール、両方の空港で味わったトルコ料理。今回の目的地はスペインなのに、飛行機に乗る前から、そして乗り継ぎの合間にも、トルコの食文化に触れられるのはうれしい体験でした。機内でも映画やドラマを楽しめるほか、長距離移動を快適に過ごせるサービスが充実しています。日本からバルセロナへのフライトを検討している方は、イスタンブール経由のターキッシュ エアラインズも選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
【ターキッシュ エアラインズ】
公式サイト:https://www.turkishairlines.com/
※ラウンジの利用条件や料金、機内サービスなどは、利用する便や時期によって異なります。最新情報は公式サイトでご確認ください
●取材協力
カタルーニャ州政府観光局
ターキッシュ エアラインズ