【2026年版】イギリスETAの申請方法や概要、注意点を解説

地球の歩き方編集室

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更新日
2026年4月2日
公開日
2025年3月6日
©iStock

イギリスに入国する日本人渡航者は、2025年よりETAと呼ばれる電子渡航認証の事前申請・取得が義務化されました。この記事では、イギリス入国に必要なETAの申請方法や注意点を解説します。記事を参考に、スムーズな渡航準備を進めましょう。

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電子渡航認証(ETA)とは

電子渡航認証(ETA:Electronic Travel Authorisation)とは、最長6ヵ月の渡航者が、イギリス入国前に渡航許可を得る制度です。パスポートとETAをデジタルでリンクさせて入国履歴を管理し、入国審査を円滑にするために開始されました。ただし、ETAを取得しても、入国時にはパスポートコントロール(入国審査)を受ける必要があります。

ETAの概要

1.申請が必要な人

  • 観光、親族や友人の訪問、ビジネス、短期留学などで、イギリスに6ヵ月以下の滞在をする場合
  • イギリスに入国した上で飛行機や船舶の乗り継ぎをする場合
  • 一時的な仕事によりCreative worker visa concessionでイギリスに3ヵ月以下の滞在をする場合
  • プロのアーティストやスポーツ選手、ミュージシャン、弁護士など、Permitted paid engagementでイギリスに滞在する場合

なお、ETAの申請が不要な人は、イギリスとアイルランドの市民、BOTC(British overseas territories citizen)パスポートで旅行するイギリスの海外領土市民、イギリスのビザを取得している人、イギリスでの在住・就労・就学資格がある人などです。

2.申請方法

公式アプリ(Apple StoreGoogle Playからダウンロード可能)または公式サイトから申請を行います。なお、高額な費用を徴収したり、偽サイトによるフィッシング被害に遭わないために、必ずアプリもしくは公式ページから申請するようにしてください。

3.有効期限

2年間。ただし、その間にパスポートの有効期限が切れる場合は、新しいパスポート取得後に再度申請する必要があります。

4.申請から取得までにかかる期間

申請から通常3営業日以内。

5.費用

16ポンド。ただし、2026年4月8日(水)からは20ポンドへ変更となります。

6.申請に必要なもの

  • 渡航時に使用するパスポート
  • メールアドレス(認証コードや審査結果などの受け取りに使用)
  • クレジットカード、デビットカード、Apple PayまたはGoogle Payのいずれか(費用の支払いに使用)
  • スマートフォンやPCなどのオンライン申請ができるデバイス

ETAの申請方法

ここからは、公式アプリ(Apple StoreGoogle Playからダウンロード可能)でETAを申請する方法を解説します。アプリは英語のみの対応なので、以下の画像を参考にしながら行ってみてください。

1.説明画面の内容を確認

アプリを開くと、申請に必要なものや手順などの説明画面が表示されます。「Continue」をタップし、内容を確認したら「Start now」を押します。

2.メールアドレスや電話番号の設定

プライバシーと利用規約が表示されるので、確認のうえ「Agree and continue」をタップ。

続いて、どこの国から申請するかの質問が表示されるので、日本から申請する場合、プルダウンから「Japan」を選択し「Continue」をタップします。

次に、ETAの申請結果やセキュリティコードを受け取るためのメールアドレスを入力します。メールアドレスを入力し「Continue」をタップすると、メール宛てに6桁の確認コードが送信されます。届いたコードを入力し「Continue」をタップ。

次に、電話番号を入力。国番号は「Japan +81」を選び、電話番号は先頭の0を取って入力します。例えば「090-1234-5678」なら、「90 1234 5678」と入力。

3.パスポート情報の登録

続いて、パスポートの登録に進みます。生体認証チップがあるパスポートかどうか確認の画面が表示されるので、日本のパスポートの場合は「Yes」をタップ。

「Take photo」をタップし、パスポートの顔写真ページを撮影します。四角の枠内にパスポートの顔写真ページが収まるようにすると自動で撮影されます。問題なければ「Use this photo」をタップ。

続いて、パスポートの生体認証チップをスキャンします。「Continue」をタップし、スマートフォンをパスポートの表紙にのせて下にゆっくりとスライドさせると、読み込みが完了します。

今度は、申請者の顔をスキャンします。「Scan face」をタップし、丸い枠内に顔を収めると自動でスキャンが完了。

本人確認のため、申請者の顔写真を撮影します。撮影の際は以下の点に注意しましょう。

  • 白い壁など明るい背景で撮影すること
  • 物や人などの映り込みがないこと
  • 頭と肩が見えるように撮影すること
  • 頭部の左右に影ができないなど偏りのない均一な照明にすること
  • 顔や背後に影や光の反射がないこと

注意事項を確認したら「Use camera」をタップし、白い丸枠に顔が収まるように顔写真を撮影。「Use this photo」をタップし、次へと進みます。

続いて、現住所を英語で入力し「Continue」をタップします。

  • Address line 1 ※例「2-11 NISHIGOTANDA, SHINAGAWA-KU」
  • Town or city ※例「TOKYO」
  • Postcord ※例「1418425」
  • Country ※プルダウンから「Japan」を選択

パスポートのスキャン内容をもとに「国籍」が表示されるので、確認のうえ「Continue」をタップ。

4.経歴などを入力

仕事の有無について確認の画面が表示されるので、該当するほうをタップ。「Yes」を押すと職業を記載する欄が現れるので、具体的な職業(会社員の場合はOffice workerなど)を入力します。

続いて、犯罪歴の有無についての質問が表示されるので、該当するものがなければ「No, I have never had a criminal conviction」を選択し「Continue」をタップ。

戦争犯罪、テロや過激派などへの参加・支援などの有無についての質問が表示されるので、該当しなければ「No」を選択し「Continue」をタップ。

5.内容の確認

これまでの入力内容が表示されるので、相違がないことを確認し「Continue」をタップ。

入力情報が正しいことを宣言する確認画面(「Declaration」)が表示されるので、確認のうえ「Continue to payment」へと進みます。

6.支払い

支払い金額が日本円で表示されます。「Continue to payment」をタップし、支払い方法を「Buy with ApplePay(アップルペイで支払う)」もしくは「Pay by card(カードで支払う)」のいずれかから選択。カードの場合は、カード情報を入力します。「Confirm payment」をタップすれば、支払いが完了。

支払いが完了すると、申請受理のメールが届きます。なお、審査結果のメールは通常3営業日以内に届きます。

入国審査時の対応

パスポートとETAはデジタルでリンクしているため、入国審査の自動ゲートではパスポートを提示するだけ。ETA認証後のメール画面やそれをプリントした書類は、入国審査時には不要ですが、念のためETAの情報は保存しておくと安心です。

ETA申請のよくある質問

Q
ETAはいつまでに申請が必要?
A
申請の期限は特に定められていませんが、申請から認証まで通常3営業日以内とされているので、出発日の3営業日より前に済ませておく必要がありそうです。申請時のトラブルや認証に時間がかかることもあるので、日程に余裕をもって申請するとよいでしょう。
Q
申請にはどれくらい時間がかかる?
A
事前に必要なものを揃えておき、問題なく進めば10分ほどで完了。
Q
ETAの有効期限が切れたらどうすればいい?
A
有効期限の2年、または、それより早くパスポートの有効期限が切れたら再度申請します。
Q
申請が却下されることはある?
A
申請時に提出した内容によっては、審査により渡航認証が下りない可能性もあります。
Q
申請を取り消したい場合はどうすればいい?
A
ETA申請が提出されると、自動化されたプロセスの一部として処理されるので、基本的に撤回、変更、または修正することはできません。

まとめ

本記事は一般的な日本人旅行者向けの内容となっています。細かな規定や特例のほか、変更の可能性もあるので、詳細や最新情報はイギリス政府公式ウェブサイトなどでご確認ください。

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