【2025年版】チャンギ国際空港からシンガポール市内のアクセス方法5選!料金や所要時間を解説

地球の歩き方編集室

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更新日
2025年6月16日
公開日
2025年6月16日
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シンガポールへ訪れる際に、旅の起点となるチャンギ国際空港。この記事では、チャンギ国際空港からシンガポール市内へのアクセス方法について詳しく解説します。シンガポール到着後にスムーズな移動ができるよう、あらかじめ必要な情報を確認しておきましょう。

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チャンギ国際空港とは

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チャンギ国際空港(SIN)は、シンガポール中心部から東へ約20kmのところにあるシンガポール屈指の国際空港。世界各国から航空会社が乗り入れており、日本からは日本航空(JAL)、全日空(ANA)、シンガポール航空、ZIPAIRなどが直行便を運航しています。

チャンギ国際空港には、ターミナル1(T1)~ターミナル4(T4)の4つのターミナルがあります。日本からのJALの直行便はT1、ANAの直行便はT2に到着します。T1~T3のターミナル間は徒歩または無料のスカイトレイン、T4へは無料のシャトルバスで移動が可能です。

世界の空港ランキングで常に上位のチャンギ国際空港には、レストランやショップ、免税店はもちろん、映画館やアトラクションなどのエンターテイメント施設も充実。なかでも、チャンギ国際空港の人気スポットといえるのが、T1に直結している複合施設「ジュエル」。目印となる巨大な滝「レイン・ボルテックス」を囲むようにして、レストラン街やショッピングモール、ホテル、庭園などの施設が集まっています。撮影スポットとしても人気なので、チャンギ国際空港を訪れた際はぜひチェックしてみてください。

名称
チャンギ国際空港
住所
60 Airport Blvd., Singapore 819643
公式ページ
https://www.changiairport.com/

チャンギ国際空港からシンガポール市内へのアクセス方法

MRT東西線 路線バス タクシー 配車アプリ リムジン等の送迎サービス
早さ ×
楽さ × ×
安さ × × ×
荷物の持ち運びやすさ × ×

1.MRT東西線(電車)

MRTは、シンガポール国内を走る電車。市内へアクセスするには、MRT空港線(東西線の支線)のチャンギ・エアポート駅からトゥアス・リンク行きの電車に乗ってタナ・メラ駅まで行き、東西線へ乗り換えれば、ナショナル・ギャラリー・シンガポールやマーライオン公園の最寄りのシティ・ホール駅へアクセスできます。空港からシティ・ホール駅までの所要時間は、約50分です。

MRTチャンギ・エアポート駅は、空港のターミナル2と3に直結しています。乗車券については、イージー・リンク・カード(EZ Link Card)と呼ばれるプリペイド式ICカードや旅行者向けのシンガポール・ツーリスト・パス(The Singapore Tourist Pass)を購入するか、クレジットカードやスマートフォンを利用した非接触型の決済サービスを利用して支払うことができます。ただし、シンガポール国外の銀行カードの場合は手数料が発生するので注意。

料金
シティ・ホール駅まで2.14シンガポール・ドル
ブギス駅まで2.10シンガポール・ドル
オーチャード駅まで2.20シンガポール・ドル
所要時間
シティ・ホール駅まで約47分
ブギス駅まで約45分
チャイナタウン駅まで約52分
オーチャード駅まで約1時間
運行時間
5:31(日曜、祝日5:59)~23:18
約8~12分ごとに運行
公式ページ
https://www.smrt.com.sg/

2.路線バス

チャンギ国際空港を発着する路線バスは以下の7路線で、市内へアクセスするのに一般的なのはターミナル2から発車する36番のバスを利用する方法です。

  • 24番:MRTタナ・メラ駅、ベドック駅、パヤ・レバ駅を経由し、バスターミナルがあるアン・モ・キオ駅へ運行
  • 27番:ニュータウンのホウガン・セントラル行き
  • 34番:タンピネス経由、ポンゴル行き
  • 36番:マリーナ・ベイサンズなどの観光スポットが集まるマリーナ・エリアやショッピング通りとして知られるオーチャード・ロードを結ぶ路線で、主要ホテルも経由
  • 53番:パシール・リス、セラングーン駅を経由するビシャン駅行き
  • 110番:LRTセンカン線のチェンリム駅、ファームウエイ駅経由、MRTブアンコック駅行き
  • 858番:イーシュン駅を経由し、ウッドランズ・バスターミナルへ運行

バス乗り場は、ターミナル1~3は地下、ターミナル4は到着ロビーを出た道沿いにあります。運賃の支払いは、現金、ICカードのイージー・リンク・カード、またはクレジットカードやスマートフォンを利用した非接触型の決済サービスを利用できます。ただし、現金の場合はおつりが出ないため、乗車料金ぴったりの額を準備しておくこと。

料金
36番:チャンギ国際空港からMRTオーチャード駅まで2.32シンガポール・ドル、MRTプロムナード駅まで2.20シンガポール・ドル
その他路線:乗車距離により異なる
所要時間
36番:約1時間10~30分
その他路線:目的地により異なる
運行時間
5:15~0:30(各路線により異なる)
約5~16分ごとに運行
公式ページ
https://www.smrt.com.sg/

3.タクシー

各ターミナルの到着ロビーを出たところにタクシー乗り場があります。乗り場にはタクシー係のスタッフがいるので、指示に従いましょう。

チャンギ国際空港から市内までは、日中であれば約25~45シンガポール・ドル。これに加えて、6シンガポール・ドルの空港使用料(月~日曜の17:00~23:59は8シンガポール・ドル)が加算、深夜やピークの時間帯には追加料金が加算されます。なお、トラブルを防ぐために、タクシーを利用する際はドライバーがメーターを作動させているかどうかを確認するようにしましょう。

料金
約25~45シンガポール・ドル(別途空港使用料が加算)
所要時間
約30分(道路状況により異なる)
運行時間
24時間

4.配車アプリ(Grab)

シンガポール国内で主流の配車アプリのGrabを使って、市内中心部へ移動することも可能です。アプリで配車をすると、乗車前に目安の料金が表示されるので、タクシーと金額を比較してから検討するのがよいでしょう。

乗車場所は、各ターミナルの到着ロビーもしくは地下にあるライドシェア乗り場に向かいます。配車アプリでは一般車を利用しているため、乗車の際は車種や車のナンバーを参照しながら、自分が手配した車かどうかを確認しましょう。

Grabの詳しい情報や使い方は、Grabの登録・利用方法を参考にしてみてください。

料金
約25~45シンガポール・ドル
運行時間
約30分(道路状況により異なる)
運行時間
24時間

5.リムジン等の送迎サービス

エアポート・シティ・シャトル(Airport City Shuttle)が、プレミアムMPV/マキシ(6人乗り)やリムジン(4人乗り)での送迎サービスを行っています。また、同社はインドネシアのビンタン島やバタム島へのフェリーが発着するタナ・メラ・フェリーターミナルを結ぶシャトルバス(TMFT-チャンギ空港シャトル)も運行しています。乗車を希望する場合は、公式ホームページにて事前予約するか空港の各ターミナルにあるカウンターで申し込みをすることも可能です。

料金
送迎サービス:約55~60シンガポール・ドル
TMFT-チャンギ空港シャトル:片道5シンガポール・ドル
所要時間
市内各所まで約30分
運行時間
送迎サービス:7:00~23:00
TMFT-チャンギ空港シャトル:10:00~19:52
公式ページ
https://www.cityshuttle.com.sg/

まとめ

シンガポールのチャンギ国際空港からシンガポール市内への移動には、さまざまなアクセス方法があります。この記事で紹介した行き方を参考に、メリット・デメリットを確認しながら、自分に合ったスムーズな移動手段を見つけてみてください。

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