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旧港入口にそびえるサン・ニコラ塔 Tour St-Nicolasは高さ42m。そのいかめしい外観はかつてのラ・ロシェルの軍事力をしのばせる。シェーヌ塔 Tour de la Chaîneは、14世紀にできた火薬庫で、シェーヌとは鎖の意。夜間は対岸のサン・ニコラ塔と大鎖でつなぎ、港湾を封鎖したといわれている。ラブレーの小説で“巨人パンタグリュエル”を縛りつけたという大鎖だ。シェーヌ塔と城壁で結ばれた高さ70mの塔がランテルヌ塔 Tour de la Lanterne。長年牢獄として使われていたため、囚人たちの落書きが数多く残っている。塔の巡回路からはラ・ロシェルの町並みと港のすばらしい眺めが楽しめる。