マルセイユの観光スポット10選!地中海の青い海を眺めて歴史街歩き
2024.10.31
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ケルンの歩き方
マルセイユはフランス南部プロヴァンス地方の地中海沿岸に位置する港町で、フランス最古の都市としての歴史を誇る。紀元前600年頃にフォカイア人が先住民族を制して港を開いて以来、長い歴史を通じて地中海の貿易と文化の中心地として発展してきた。そのため今でもさまざまな人種を行き交う国際都市である。今日では、漁師たちにより活気あふれる港や、色鮮やかなマーケット、旧市街が訪れる者を魅了する。さらに美食の町としても名高く、特に海の幸をふんだんに使った料理が楽しめる。地元のビストロやカフェで、ブイヤベースをはじめとしたプロヴァンス料理と共に地元のワインを楽しむのも格別だ。カランクと呼ばれる海岸線や、地中海を一望できる丘からの眺望はなど、自然を満喫できる点でもおすすめだ。
マルセイユの旧港エリアには漁船やヨットが行き交う風景が広がり、朝市では新鮮な魚介類が並ぶ。カフェやレストランが軒を連ねており、地元の海の幸を味わいながら、行き交う船や人々の様子を眺めるのも楽しい。特に夕暮れ時には、オレンジ色の夕陽に染まる港の風景がロマンチックで、写真映えするスポットとしても人気。
名物料理「ブイヤベース」は外せない。新鮮な魚介をふんだんに使ったこのスープ料理は、漁師たちの賄い飯として始まったとされ、マルセイユの食文化を象徴している一品。パンを浸しながら海の幸の旨味をじっくりと堪能してほしい。地元の白ワインとの相性も抜群なので、一緒に楽しむのがおすすめだ。
マルセイユの南部に広がるカランク(入江)は、海と山が織りなす美しい風景が魅力のエリア。透明度の高いエメラルドグリーンの海と、白い石灰岩の崖が作り出す風景は、まさに絶景そのもの。地球の冷却化とその後の温暖化の跡が随所に見られる岩肌に自然のロマンを感じるだろう。ハイキングコースが整備されており、山歩きを楽しみながら自然の美しさを満喫することができる(夏は火災の危険度が高いため禁止されている)。
マルセイユの市場は、地元の人々でにぎわう活気あるスポットだ。特に人気の朝市では、地元で採れた新鮮な野菜や果物、魚介類、チーズ、オリーブオイルなど、さまざまな食材が並んでいる。市場を歩きながら、色鮮やかな商品を眺めたり、地元の人々とのやり取りを楽もう。また、プロヴァンス地方の雑貨やせっけんなど、お土産にぴったりのアイテムも豊富に揃っている。市場で手に入れた食材を使ってピクニックをするもおすすめだ。
透き通る青い海を眺めながらビーチでリラックスできるのも魅力だ。市内中心部からもアクセスしやすいビーチが多く、手軽に地中海の風を感じることができる。ビーチ沿いにはカフェやレストランもあり、のんびりと海辺で過ごす時間は格別。特に夏のシーズンには、多くの地元民や観光客が訪れ、活気あるビーチでのひとときを楽しむことができる。