
【米国・サンフランシスコ】5月15日ニンテンドー・サンフランシスコ店オープンしました!
2025.5.16
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日本は梅雨の季節になり、毎日ジメジメした日が続いていると思います。が、こちらサンフランシスコは乾季で雨が全く降らない季節になりました。しかし、乾季は霧の季節で「世界で一番寒いのは夏のサンフンシスコ」と言われています。マジですか?と思うくらいの写真の紹介です。
春のお天気の良い午前中、フォートポイントでは時折トレーニングが行われます。青空だから気持ちよさそうですが、実習中はウエットスーツ着用しています。
サンフランシスコは半島の先っちょに位置して三方を海に囲まれています。太平洋の寒流(霧が漂っている)の関係で、海水の温度は夏で11℃くらいで、気温もたいして上がるわけでもなく年間の平均気温は16℃くらい。5℃以下になることは滅多になく、25℃を超える日は年に10日ほど、気候は温暖で過ごしやすい街です。雨季を11〜3月、乾季は4〜10月と分けています。
ところがサンフランシスコから内陸に1時間足らずで大きな盆地となり夏場は気温が30℃を超えることはザラ。熱い空気、上昇気流が発生し太平洋の冷たい空気を吸い込み始めます。サンフランシスコを通り内陸に入り込んでいくのです。ヨセミテ国立公園に行く途中にアルタモン峠を通過しますが3,000基以上ある風力発電機はそれを利用したものですね。つまり内陸は暑ければ暑いほどサンフランシスコは霧になっちゃうんです。
アラモスクエア地区は、歴史的景観保存地域になっています。街を紹介する際の挿絵使われるお家があります。ここはサンフランシスコ大地震の火災を免れているので1890年代のビクトリア朝の家屋が残っています。夏と春先の同じ時間帯で同じ位置から写真撮ってみました。
背景にトランスアメリカピラミッド・バンクオブアメリカビル・セールスフォースタワーがないと撮影地がロンドンか?サンフランシスコか?
サンフランシスコの景勝地ツインピークス。6月末のプライドウィークエンドの朝10時頃の写真はピンクトライアングルしか見えず。5月のまだ本格的な霧のシーズン前の同じ時間だと清々しい空気とサンフランシスコの美しい街並みが見えます。
ゴゴールデンゲート海峡は、地形的に霧の通り道になっています。日中少し気温が上がると市内の霧は一旦太平洋に戻る感じですが、夕方はまだ内陸(インランド)の地熱が下がらないのでグイグイとすごい勢いで霧が入り込んでいきます。
ダウンタウンが青空だったから急いで橋を見学に来たのですが、霧の方が早かった><。ウエルカムセンター前の広場から美しい橋が見えるはずなのですが、どんより。しかも寒い。ダウン着てくればよかったと思うのです。
朝夕の霧で夏がきたと思うわけですが、霧ばかりだと”霧の街サンフランシスコ”が恨めしく思う旅行者の方もいらっしゃいます。職場がサンフランシスコ以外のベイエリア、例えばバークレーやインランド方面、ナパ方面、そしてシリコンバレーに通勤している人はサンフランシスコ方面の霧を見て涼しいところに帰ってきたと感じます(私も感じています)。サンフランシスコってベイエリアの避暑地のような街なのです。今朝も天気予報で「グレーモーニング、クリアアフタヌーン(灰色の朝に晴れた午後)」と言っていましたよ。
さて7月11日〜LAドジャースがSFジャイアンツとの三連戦を迎えます。土日はディゲームですが、オレンジフライデーはナイトゲーム(19:05~)。とにかく暖かい服装でいらしてくださいね。
GOジャイアンツ。