【北海道・札幌】老舗店「梅光軒」の旭川ラーメンをススキノで

札幌でラーメンを食べるとき、”すすきの”のラーメン横丁をめざす人は多いと思います。
そんなススキノのスポットに4月17日にオープンしたのが旭川ラーメンの「梅光軒」（ばいこうけん）です。

1969年、旭川市で創業した「梅光軒」本店は、ラーメン激戦区、旭川でも指折りの人気店で、札幌にも「新さっぽろカテプリ店」があるほか、「旭川空港店」や「新千歳空港店」があり、訪れたことがある人も多いと思います。
また、2023年夏までは、JR札幌駅に近い商業施設（札幌エスタ）の「札幌ら～めん共和国」にも店舗がありましたが、周辺エリアの再開発にともない、「札幌ら～めん共和国」が閉店。

それに伴い、札幌市内ではこれまで「新さっぽろカテプリ店」で人気の旭川ラーメン「梅光店」の味を楽しむことができました。

そしてこの4月、全国的によく知られる”ススキノ交差点”からも見えるメインストリート（国道36号線）沿いにオープン。

15時から27時までの営業で、夜の”〆ラーメン”をゆっくり楽しめる場所にオープンしました。

特に魚介と豚骨などとのダブルスープが特徴で、「梅光軒」もまた、豚骨・鶏ガラのスープと、昆布・煮干しなどの魚介スープのダブルスープがおいしいラーメンです。

個人的な好みもありますが、特に「梅光軒」のダブルスープは、”こっさり”という表現がスープをひと口飲んだだけでわかるようなバランスが特徴のスープだと思います。

そして「梅光軒」の6つのこだわりのひとつ”ちぢれ麺”は旭川ラーメンの特徴で（北海道のラーメンは、そのほとんどがちぢれ麺ですが）、スープが麺によく絡みます。

なかでも「梅光軒」の麺は「特製中細ちぢれ麺」。
自家製麺だそうで、小麦粉も特注ブレンドかつ卵を使っていない麺だそう。

また、チャーシューが美味しい！
“かみこみ豚”と呼ばれる霜降りの豚肉で作っていて、ジューシーで甘く、食べ応えがあります。

ラーメンメニューは、定番の「醤油ラーメン」（950円・税込、以下価格はすべて税込）、「辛味噌」（1,050円）、「味噌ラーメン」（1,000円）、「塩ラーメン」（950円）と各種「チャーシュー麺」（1,350円～1,400円）、「バターコーンラーメン」（1,100円～1,150円）に加え、「すすきの店」限定の「特選醤油」（1,050円）と「こってり背脂ラーメン」（1,200円）があります。

また、各種トッピングやライス（200円）、サッポロクラシックビール（中瓶・700円）と一緒に楽しみたい「おつまみ3種盛」（味玉・メンマ・チャーシュー/600円）もあります。

これまでは、「梅光軒」では「醤油ラーメン」を食べることが多かったのですが、まろやかな優しい旭川ラーメンという印象でした。

こちら「すすきの店」では、「特製醤油」と「こってり背脂ラーメン」がお店限定メニューで、なかでも「特製醤油」は、「札幌ら～めん共和国店」で1番人気のラーメンだったそうです。

海苔の上にトッピングされた特製魚粉の香りと旨味が「特選醤油」（1,050円）の風味をぐんと引き立ててくれます。

醤油ベースでも「醤油ラーメン」（950円）との違いがはっきりとわかる、まさに「特選」なスープ。

また「こってり背脂」（1,200円）は、スープを口に含んだ瞬間に「これこそ”こっさり”！」と思うほどのインパクトがありました。

コクがある深い旨味がありながら、後味がスッキリ。
背脂系ラーメンがこんなに食べやすいとは、という目からウロコな味わいです。

ラーメンの麺がボリュームたっぷりなので、聞いてみると、並盛マックスくらいの150gだそう。
大変食べ応えがあります。

地下鉄南北線「すすきの駅」から徒歩1分のわかりやすい場所にあり、午前3時まで営業しているので、JR札幌駅・地下鉄大通駅界隈に宿泊していても、気軽に立ち寄って〆ラーメンを楽しめるスポットになると思います。

なお、「梅光軒 すすきの店」は、券売機でチケットを購入するシステムで”現金のみ”の利用なので、現金をお忘れなく。

また、カウンター席のみのお店のため、時間帯や曜日によっては混み合う可能性があります。
時間に余裕をもってお出かけください。

■旭川ラーメン 梅光軒 すすきの店

住所：札幌市中央区南4条西3-6-2 キタコーS4ビル １階（国道36号線に面しています）
TEL：011-600-6640
営業時間：18:00-27:00
定休日：日曜日（月曜日が祝日の場合は営業）
URL：　https://baikohken.com/
Instagram：　https://www.instagram.com/baikohken_official/