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【スイス】標高3883mの天空へ!マッターホルン・グレッシャー・パラダイス

さくさく探検家

さくさく探検家

スイス特派員

更新日
2026年5月25日
公開日
2026年5月25日

マッターホルン・グレッシャー・パラダイスは、マッターホルンの東側に位置するクライン・マッターホルン(クラインはドイツ語で「小さい」の意味)にある、ヨーロッパ最高地点の標高3883mにある展望台!この展望台からマッターホルンがどのように見えるのか?気になりますよね。富士山より高い場所なので体がついてゆけるか不安もありつつ、ロープウエイで気軽にアクセスできるということで思い切って行ってきました!今回はその様子をご紹介します。

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ロープウエイを乗り継ぎ、目指すは標高3883mの展望台!

マッターホルン・グレッシャー・パラダイスへは、ロープウエイを3回乗り継いで行くことができます。出発地点となるツェルマット村の南の端にあるロープウエイ乗り場までは、村内から徒歩でも行けますが、電動バスも無料で利用できます。

ロープウエイはツェルマットを出てすぐにこの輪をくぐり高度を上げていく

まずは、ツェルマット→フーリ(Furi、標高1867m)へ向かうロープウエイに乗り、続いて、フーリ→トロッケナー・シュテーク(Trockener Steg、標高2939m)へ。

  • トロッケナー・シュテークから見た、谷底にあるツェルマット村
  • トロッケナー・シュテークの展望台からの景色

一気に標高が上がり、あたり一面が美しい雪景色に!最終地点まではさらに約900m昇るので、体を高所に慣らすためにトロッケナー・シュテークでしばし休憩。このような高度調整は意外と大事です。ここでランチをしようと思いましたが、夏のシーズン前のためトロッケナー・シュテークの建物内にあるレストラン「ICE Buffet Bar」は休業中だったので(2026年は6月27日から営業)、屋上にある展望台からの眺めや雪遊びを楽しみながら過ごすことに。

正面に見える山がクライン・マッターホルン

いよいよ、目的地へ向かう最後のロープウエイに乗り、トロッケナー・シュテーク→マッターホルン・グレッシャー・パラダイス(Matterhorn Glacier Paradise、標高3883m)へ!

  • 目の前に迫ってくる氷河
  • マッターホルン・グレッシャー・パラダイスの入口

マッターホルン・グレッシャー・パラダイスに近づくにつれて目の前に大きな氷河が姿を現し、ロープウエイは崖を昇るように進み、そして、ついに到着!一歩も登山することなく3883mに到達してしまいましたが、ここに着いただけで達成感を感じられました。日本では経験できない高さです。

空気が薄いように感じるので深呼吸!入口の近くにあった注意書きにも、急がずゆっくり歩き、体調が悪くなったらスタッフに伝えることや、サングラスを含めて日焼け対策をすること等が書かれていました。

展望レストランでひと休み

  • レストラン。手前にギフトショップもあり
  • ランチ休憩

到着時は曇りで視界が悪かったため、展望台へ行く前にまずは腹ごしらえ。山岳レストランの定番メニューのレシュティ(Rösti)も美味しそうでしたが、スイスに来てフライドポテト好きになった筆者家族はこちらを注文。山の上で景色を眺めながら食べる料理は格別です。

ちなみにマッターホルン・グレッシャー・パラダイスにあるトイレは2フランと高めでしたが、2フランのバウチャーが発券されるので、それをレストランやショップで使うことができます。

幻想的な氷河の宮殿(Glacier Palace)

  • 氷河の宮殿はこちら
  • 氷河のトンネルを歩き進む

続いて訪れたのが、ツェルマットのマスコットキャラクターのWolliが案内するエレベータで地下に降りた先にある、氷河の中をくり抜いて造られた氷河の宮殿(入場料はロープウエイの料金に含まれる)。

  • 氷の彫刻
  • フォトスポット

迷路のような宮殿の中には、さまざまな氷の彫刻やフォトスポットなどの見どころがあります。宮殿内は常に氷点下なので空気がとても冷たく、氷河の中にいることを実感します。

マッターホルンだけじゃない!?4000m級の山々が待つパノラマビュー展望台

階段を上って展望台へ

そうこうしている間に空が晴れてきたので展望台へ!展望台へはエレベータで上がり、さらに階段を上ったところにあります。早く歩くと息が切れるので、とにかくゆっくり上ります。

360度のパノラマビュー展望台

待っていたのはこの景色!360度見渡しても、山と氷河のオンパレードで、これぞまさにグレッシャー・パラダイス!天気に恵まれれば、スイス、イタリア、フランスの3か国にまたがる38の4000m級の峰と14の氷河を望むことができるそう。

  • こちらがマッターホルン(の横顔)
  • 目の前に広がる壮大な景色(左の山がマッターホルン)

お目当てのマッターホルンはというと、ツェルマットからは一目でそれと認識できたのに、4000m級の山々に囲まれるとどれなのか迷いましたが、十字架の左手に見える近くにある山がマッターホルン!

ツェルマットから見るマッターホルンを正面とすると、こちらは横から見ているので、まるで別人のようでしたが、勇ましい姿です(ツェルマットから見えるマッターホルンは、前回の記事で紹介しています)。

標高4164mのブライトホルン(Breithorn)

マッターホルンとは反対側に見える、雪と氷河に覆われたブライトホルン(Breithorn)も圧巻の姿でした。

この日は雲が多くて遠くまで見渡せなかったものの、近くにある標高4000m級の迫力ある山の姿を目前に見ることができて、壮大な景色に心を打たれました。

最後にシネマ・ラウンジ(Cinema Lounge)で映像を楽しむ

シネマ・ラウンジ

ロープウエイの乗り場の比較的近いところにシネマ・ラウンジがあり、次のロープウエイが来るまでまだ時間がありそうだったのでシネマを見ることに。筆者が見た時はザイルをつけたペアの登山家がヴァレーアルプスの山々を登頂していく映像が流れており、しばし見入ってしまいました。

■マッターホルン・グレッシャー・パラダイス
営業日:年中無休
ロープウエイ料金:季節や区間により異なるので公式サイト参照(https://www.matterhornparadise.ch/en/information/tickets-prices/sightseeing-tickets
※スイストラベルパスやハーフフェアカードで半額
URL:https://www.matterhornparadise.ch/en(英語サイト)
※高所のため、3歳未満の子供はトロッケナー・シュテークからマッターホルン・グレッシャー・パラダイスの区間の移動は禁止されています。

以上、マッターホルン・グレッシャー・パラダイスはいかがでしたでしょうか。夏のシーズンは、シュヴァルツゼー(Schwarzsee、標高2583m)に立ち寄りハイキングをするのも良さそうです。行かれる方は、天気予報を確認して防寒具と日焼け対策を忘れずに。次回は、ゴルナーグラート鉄道で行く展望台をご紹介します。

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