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標高4,478メートルのマッターホルンが象徴的な存在としてそびえているツェルマットは、アルプス山脈に抱かれた山岳リゾート。四季を通じて大自然の絶景を楽しむことができ、冬はスキーやスノーボードのメッカとして、世界中のウィンタースポーツ愛好者を魅了し、夏にはハイキングや登山が人気だ。ツェルマットの街はガソリン車の乗り入れが禁止されており、電気タクシーや現代でも馬車が行き交う独特な雰囲気が漂う。美しいパノラマビューとともに、郷土料理やチーズフォンデュなどスイスのグルメも味わえる。自然と文化が調和した特別な場所を楽しんでほしい。

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観光スポット情報

観光のポイント

  • どこから見ても美しいマッターホルンを堪能

    マッターホルンは独立峰で三角錐の形をしている。ツェルマットの村から眺めたときの形が商品のアイコンにもよく使われているが、見る角度により形が微妙に変化するので、展望台を巡りながらさまざまな表情のマッターホルンを見る楽しみもある。マッターホルンの雄姿を手軽に見たいならスネガの展望台へ。ハイキングしながらマッターホルンの姿をずっと見ていたいというときは、山上湖を訪ねるハイキングをおすすめする。

  • ハイキングから本格登山までを楽しめる

    ツェルマットの周辺にも数多くのハイキングコースが整備されている。延べ400kmにも及ぶコースは30分ほどで巡ることができる短いものから、何日もかけて歩くようなハードなコースまで揃っている。アルピニスト憧れの山マッターホルンだが、技術と体力に自信があるならガイド付きでマッターホルンに登ることもできる。ガイドとともに事前に4000m峰に登るテストをパスすれば、天候の具合をみて登頂に挑戦することができる。

  • 山岳ホテルや山小屋での滞在が可能

    ツェルマットの村にも雰囲気のいい山小屋風の宿は多いが、標高2500mを越える場所にある山小屋や山岳ホテルでのステイも楽しめる。人気の山岳ホテルは登山鉄道の終着駅ゴルナーグラートに建つクルム・ホテル・ゴルナーグラート。さえぎるもののない山の上から山々を染める朝焼けの風景は一生の思い出に残る。逆さマッターホルンのご来光を見るならフルーアルプの山小屋に泊まろう。満天の星空にも出合える料理自慢の宿だ。

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