【タイ】LISAの新曲MV「SaWaDiKa」のロケ地はタイ初の国際現代美術館だった!
2026.9.6
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2024年から放映されている、「The Spoon 金の匙(さじ)」というテレビ番組があります。これはタイのストリートフードを対象とした、世界初かつ唯一の格付け・対決バラエティ番組。これまでに、ガパオライス、パッタイ、トムヤムクン、ソムタムなど、20種類以上の料理が取り上げられ、タイ各地から集まった有名店が腕を競いました。
この番組の特徴は、プロのシェフ、フードクリエイター、インフルエンサーなど10名の特別審査員のほか、会場に100名の市民審査員を迎え、「一般のタイ人がおいしいと感じる基準」でも判定している点です。
外食文化が根付いているタイではストリートフードはとても身近な料理で、その味には一家言持っている人も少なくありません。そのため、審査員の好みで票が割れることも多々あります。そんな中、カオマンガイの回で、特別審査員7名、市民審査員83名から票を獲得して圧倒的な強さを見せた店がありました。今回は、そんな話題のカオマンガイ店をご紹介します。
場所はペッブリー通り。この周辺はバンコク最古級の巨大なムスリム・コミュニティがあることで知られており、飲食店には星と三日月のマークが掲げられた店が多く見られます。「ムック・マンガイ」が所在するソイ5は、道路の両側に商店や食堂が立ち並ぶ、商店街のような通りです。同店は2024年5月にオープンし、その確かな味でたちまち評判になりました。オーナーのムックさんは以前から食堂を営んでいましたが、コロナ禍を経てカオマンガイ店へ転身。その食材や調理法には並々ならぬこだわりが見られます。
三元鶏(三種類の異なる品種を交配した鶏)、コーンケーン大学が開発した低尿酸鶏(Low Uric Chicken)、タパオトーン地鶏(高級ハイブリッド地鶏)の3種類を使い、中心温度が82度を超えないように厳密な温度管理を経て低温調理した鶏肉は、皮につやがあり、皮と身の間に透明なゼラチン質の層がはっきりと見えるほど。かつての料理人が長年の経験と勘で店の味を作り上げたのに対し、ムックさんのロジカルクッキングはストリートフードでありながら、今の時代を象徴しているようです。
ムックさんは調理の工程を惜しみなくメディアで公開しており、その様子は食堂の厨房というより、まるで小さな工場のよう。ご興味のある方は、ぜひこちらのYouTube番組(タイ語)もご覧ください。
■ムック・マンガイの秘密をさらに深掘り!(เปิดความลับหมึกมันไก่ไปอีกขั้น!!!)
https://www.youtube.com/watch?v=iRVFJaqLmdI
いざ実食!冬瓜が具になったスープが添えられています。筆者は大盛りを注文したのですが、ご飯が隠れてしまうほどたっぷりの鶏肉が乗っていました。肉の繊維の間に水分が保たれているのがはっきりとわかるような、しっとりとした質感。一般的なカオマンガイとは一線を画していることが、食べる前から伝わってきます。市民審査員の8割がこのカオマンガイに投票したのも納得です。
食べ進めていくうちに気がついたのですが、鶏肉はモモ肉と胸肉のハーフ&ハーフになっていました。特に胸肉は、胸肉とは思えないほどのしっとり加減。パサつきはまったくなく、鶏肉の旨味が存分に感じられます。ご飯は、炒めたニンニクやショウガなどを入れた鶏のゆで汁で炊かれており、しっかりと味が付いていました。鶏肉だけでなく、ご飯にもきちんと旨味が感じられる、満足度の高い一皿です。
実はサブメニューとしてレバー単品があり、臭みがまったくなくクリーミーでおいしい!と評判なので筆者も食べてみたかったのですが、13時頃に来店したためか、この日は残念ながら売り切れ…。レバー単品は他にも、「黄金のレバー(Chicken Liver Premium/ตับทองคำ)」と呼ばれるスペシャルなメニューがあります。トウモロコシや米糠を飼料とした三元鶏のオスの中には、黄色味が強いレバーを持つ鶏がいるそうで、こちらは日に3~4皿しか提供できないという超レアメニュー。そのため、開店直後でないと食べられないのだとか。来店される際はぜひレバーの有無を確認してみてください!
■ムック マンガイ | シンガポール・スタイル・カオマンガイ(หมึกมันไก่ ข้าวมันไก่สไตล์สิงคโปร์)
所在地:47/1 Soi Phetchaburi 5, Thung-Phayathai, Ratchathewi, Bangkok
アクセス:BTSスクムビットライン・ラーチャテーヴィー駅(Ratchathewi)から徒歩10分
営業時間:9:30~16:30(月曜定休)
URL:https://www.facebook.com/muekmunkai/