【タイ】『VIVANT』のあのシーンはここ!第12・13話のロケ地を列挙
2026.8.15
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巨大な黄金大仏と幻想的な天井画で知られる「ワット・パークナム・パーシーチャルーン」の脇を流れる運河沿いに、タイ人の間で評判の家庭料理店「アーハーン・バーン・クン・レック」があります。以前からSNSでたびたび見かけていたこの店が気になり、今回初めて訪れてみました。BTSシーロムラインのウッタカート駅(Wutthakat)から徒歩5分の距離です。
ウッタカート駅周辺には商業施設がなく、高層コンドミニアムと住宅街が広がっています。駅前のセブンイレブン横にある路地「ソイ・スアンルアン(Soi Suan Luang)」を入り、まっすぐ進みます。左右と直進に分かれる分岐点には写真のような道案内がありますので、水路沿いに左へ進んでください。突き当たりが「アーハーン・バーン・クン・レック」(※)です。
※日本語:レックさんの家庭料理。レックさんはオーナーのお母様です。
店に到着すると、「こんな辺ぴな場所にある店がなぜ話題に?」と感じるかもしれません。そのきっかけとなったのが、コロナ禍で店内飲食が制限されていた時期にオーナーが自宅で始めたフードデリバリーでした。
ホテルで西洋料理のシェフをしていたオーナーは、安定した味が提供できるように「合わせ調味料」を考案し、家族の手を借りてデリバリー専門でガパオライス等を販売していました。その後、自宅の建て替えをきっかけに運河沿いのテラスをデリバリー用の厨房にするようになり、そこに外国人がデリバリーの口コミを見て訪ねてきたことから、店内で食事を提供する現在のスタイルへと変わっていきました。
店内は運河に面した開放的な造りで、テーブル席は6席、カウンター席も4席ほど。現在は一部を改築中で、完成すると倍の席数になりそうです。「友人の家に遊びに行き、お母さんの手料理を食べているような気分」と評されたこの店、運河を行き交う船や対岸の家々を眺めながら食事ができるのが魅力です。
今回いただいた料理はこちらの3品です。
海老とサトー豆をガピ(オキアミの発酵調味料)で炒めた料理。辛めです。海老は西部プラチュワップキーリーカン県クイブリーの養殖場から、ガピは中部サムットソンクラーム県クローンコーン、サトー豆(※)は南部ソンクラー県から仕入れています。こちらはメニュー名の前に★印がついていたお薦めメニュー。海老はプリップリ、サトー豆も大粒で、食材の質の高さを感じました。
※サトー豆:ネジレフサマメノキの種子。クセのある味で、タイ語では「サトー」と呼ばれます。
タイ国政府観光庁のサイトでは「サトー豆」と表記されています。
https://www.thailandtravel.or.jp/thailand-local-food-vol02/
もう一皿は、店の名物料理のひとつであるイカ墨炒め。タイ風の味付けではなく、日本のイカめしを思わせる、甘辛くご飯によく合う味わいです。この料理に使うのは、氷や真水に直接触れさせずに保管・流通された鮮度の高いイカ。イカ本来の甘みを生かすため、この方法で鮮度を保っているそうです。
揚げ焼きにした卵焼きと野菜、豚ひき肉を具にしたスープ。タイの食堂でもよく見かける定番メニューで、辛さはなく、やさしい味わいです。
メニューはこのような一品料理の他に、ガパオライスやパッタイもあります。イカ墨炒めを1人前でご飯に添えてもらうこともできますよ!
「家庭料理」がコンセプトですが、実際に料理をいただいてみると、素材がしっかり吟味されていることが分かります。特に海鮮は鮮度のよさが際立ちます。これは、オーナーがホアヒン(※)のレストラン「Rossarin Eatery(รสริน)」も手掛けていることも関係しています。小さな店ながら、料理のクオリティーには妥協がありません。
※ホアヒンは、海老やイカの仕入れ先であるプラチュワップキーリーカン県にあります。
そして、この店ならではの楽しみが、ボートによる無料送迎サービスです。車で訪れる場合は、最寄りのワット・マイ・ヤーイ・ヌイ寺の駐車場に車を停め、店のボートで送迎してもらえます。筆者は行きはBTS駅から徒歩で向かい、帰りはこのボートを利用しました。食事の後に運河を進む小さなボートに乗れば、ちょっとした観光気分も味わえます!
店の前を流れる運河では、観光ボートも運航されています。ワット・パークナムの黄金大仏を船上から撮影したいときにお薦めです。筆者が利用したボートは、30分300バーツ。ワット・マイ・ヤーイ・ヌイ寺を出発し、運河沿いの景色を眺めながらゆっくりとワット・パークナム方面へ向かい、撮影スポットで停泊してくれました。食事と合わせて、運河沿いの小さな船旅も楽しんでみてはいかがでしょうか。
■アーハーン・バーン・クン・レック(อาหารบ้านคุณเล็ก)
所在地:84/1 Khlong Dan Canal Road, Bang-Kho, Chom-Thong, Bangkok
電話番号:096-814-3158
アクセス:BTSシーロムライン・ウッタカート駅(Wutthakat)から徒歩5分
営業時間:9:00~20:00
URL:https://www.facebook.com/profile.php?id=61568161119382
※支払いはQRコード決済、または現金